直近1週間のコーンの値動き分析(つらつら分析2月24日)

 

2月13-21日のコーンの値動き

今日は、先週のコーンの値動きを中心にテクニカル指標を使って特定の指標が値動きの特徴を捉えられていないかについて分析してみたい。使用した期間は今月の需給報告の後で、その後には大きな材料がなかったことと、レンジ相場となっていたことからこの期間を選択した。

図1 2月13日から現在までのコーンの値動き、30分足(出展元 サクソバンク証券)
赤線:EMA(短期線期間=5)、青線:EMA(長期線期間=25)

図1にはこの期間の30分足チャートにEMAの短期線と長期線を載せている。14日までは下落基調だったが、週明け18日(17日は休場)からは安値警戒感と好調な輸出検証高を材料に上げたと考えている。19日からは利益確定売りと、コロナウイルスの流行拡大、そのための景気減速による需要減少が弱材料となって下落している。375.0セントから383.0セントの間のレンジでの値動きとなった。

CCI、モメンタム、ストキャスティクス

まず、CCI(10)、モメンタム(10)、ストキャスティクス(10, 3)について見たものが下図2となる。

図2 2月13日から現在までのコーンの値動き、30分足(出展元 サクソバンク証券)
下段上より CCI、モメンタム、ストキャスティクス

どの指標も図中の丸で示している週末の大きな下落については捉えることが出来ているが、図中の四角で示しているような緩やかな方向転換は、単独では他と区別がつけにくい状態となっている。ただ、3つの内2つ以上を使うという条件では、20日や21日の24時頃の動きもとらえることが可能となる。

ROC、AO、アルーンオシレータ、パラボリック

次に図3はROCAO(オーサム・オシレータ)、アルーンオシレータ(10)、パラボリックを載せている。

図3 2月13日から現在までのコーンの値動き、30分足(出展元 サクソバンク証券)
上より、パラボリック(赤丸:チャート上に重ねて表示)、ROC、AO、アルーンオシレータ

この4つの指標については、オーサムオシレータは効力を発揮しているとは言いにくい。アルーンオシレータはレートへの反応が早いものの、スパイク状のダマシが多くなっている。ROCとパラボリックについては、図2の指標と同様の働きとなっていることが見て取れるが、やはり図中の四角の部分の動きへの追従は単独では難しい。

RSI(14)、RSI(10)、RSI(5)

最後となる図4はRSIの期間を変えながら、値動きと比較している。標準では期間は14といわれているが、14では丸で囲んでいる下落、2か所ともとらえることが出来ていないことがわかる。10、5と期間を短くしていくと、レートの動きに対して反応は良くなっていくが、最初の丸の後の買い戻しにみられるように5では過敏すぎて直ぐに天井となる100や底となる0への張り付きが見られるので、期間5を単独で使うことは避け、少なくとも5と10の複数の期間を組み合わせて使いたい。

図4 2月13日から現在までのコーンの値動き、30分足(出展元 サクソバンク証券)
下段上より、RSI(14)、RSI(10)、RSI(5)
まとめ

2月の需給報告後のコーンの値動きを、オシレータ系指標を中心にして分析してみた。結果、1つ指標ですべてを記述はやはりできないが、組み合わせることでエントリーポイントを見つけることが出来ると考えられる。今週は、CCIとモメンタム、ROCとパラボリック、ストキャスティクス、組み合わせたRSIなど6つを使用して、コーンの取引を来週まで行い、来週末に報告を行いたい。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。