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コラム
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2020/12/14

エネルギー速報:12月のOPEC月報(つらつらコラム2020年12月15日)

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ダイジェスト(原油量はいずれも日量)
  • OPECの推計による2020年の世界需要は8999万バレル
  • 2021年の需要は590万バレル増加した9589万バレル
    • 前月の報告と比べて35万バレルの需要引き下げ
OPEC月報

OPECは12月14日に12月の月報を発表した。その中で今後の原油需要について次のように推計している。

世界経済

2020年の世界の成長予測は前年比で-4.2%へ上昇修正(前月報告では-4.3%)。新型コロナウイルスの流行によるロックダウンの影響があったものの、第3四半期の経済成長が予想を上回った。アメリカの2020年の成長率予想は前月の報告より据え置き、欧州の成長率は引き下げ、日本とロシア、ブラジルの成長率は前月より引き上げ、中国とインドの成長率は据え置かれた。
2021年の経済成長は多くの国で据え置きとなり、世界全体では+2.4%と前月の報告から据え置かれた。

原油需要

2020年の第3四半期のOECD諸国の燃料需要が減少したことは、前月の予想を18万バレル引き下げたが、非OECD諸国、特に中国とインドの燃料用需要が逆に16万バレル引き上げられたことでほぼ相殺され、2020年の世界の原油需要予想は2万バレル減少した8990万バレルとなった。
2021年の原油需要は新型コロナウイルスによる需要減少から回復し、2020年より590万バレル増加した9589万バレルと予想している。前月の報告時点より新型コロナウイルスの影響がより深刻だったことで、原油需要が35万バレル前月より引き下げられている。

原油生産

2020年のOPEC加盟国以外の原油生産予測は前月の予測から8万バレル減、前年比で250万バレルの減の6267万バレルとなった。これはアメリカや英国、ノルウェー、ブラジルの2020年第4四半期の原油生産量が予想を下回ると考えられることが要因となっている。カナダとロシアの生産量が上方修正となるが、減少分を補えなかった。
2021年の原油生産はロシアの生産量が従来より下方修正されたことで、前年比85万バレル増の6352万バレルと予想されている。増産分はアメリカ、カナダ、ブラジル、ノルウェーの各国が多くを占めると考えられるが、30万バレル増と予想されるアメリカの生産量については不確実性が高いとOPECは考えている。
OPECの11月の生産量はリビアの増産を反映し前月比で71万バレル増加した2511万バレルとなっている。

商業用原油在庫

OECD加盟国の最新(10月)の商業用原油と石油製品の在庫は前月比4630万バレル減少した31億4500万バレルとなった。在庫の減少は10月までの原油需要の回復を反映しているが、11月以降の状況を反映していないことに注意。内訳は原油が15億2800万バレル(前月比2150万バレル減)、石油製品が16億1800万バレル(前月比2480万バレル減)となっている。前年比で総量で2億5250万バレル多く、原油在庫が7700万バレル、石油製品在庫が1億7600万バレル多くなっている。

今後の見通し

OPECの予想する2021年の原油需要は前月の報告より35万バレル引き下げられて9589万バレルとなった。欧州やアメリカを中心に新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中で、原油需要の回復時期の遅れが明らかとなっている。新型コロナウイルスワクチンの開発には進展がみられて一部では接種が始まったものの、効果が表れるまではしばらく時間がかかると予想される。それまでは感染拡大やロックダウン継続による原油需要減の傾向が続くと筆者は予想している。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。

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