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コラム
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2020/12/16

穀物速報:南米の干ばつの状況(つらつらコラム2020年12月23日)

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・ブラジル
 北部では1週間当たり1~25mmの降水量
 中部では1週間当たり25~50mmの降水量
 南部では1週間当たり1~2mmの降水量
・アルゼンチン
 パンパ地帯北部では1週間当たり10~50mmの降水量
 パンパ地帯南部では1週間当たり1~2mmの降水量
・ブラジルの農業会社のブラジル産大豆の生産量予測は1億270万トンで乾燥が原因で前月より200万トン引き下げ

南米の干ばつの状況

図1は南米の大豆とコーンの産地の先週1週間(12月13日から19日の間)の降水量を示している。

ブラジル

ブラジル(図1左)では中部を中心に25~50mm、所によって100mm以上の雨が降ったが、北部はほとんど雨がなかった。気温はブラジル南部で30度台前半、北部で30度台後半となっていて、夏の暑さが乾燥を促進している。北部(パラナ州)ではコーンの6割、大豆の4割が開花、南部(リオグランデ・ド・スル州)ではコーンの5割が開花前まで成長、大豆は開花時期に入っている。ブラジル全体ではこの時期の大豆、コーン共に約9割の作付けが終了した。

アルゼンチン

アルゼンチン(図1右)ではパンパ地帯の北部で25~50mm、南部では1mmから25mmの雨となった。気温は広い範囲で30度まで達しており、暑さが乾燥を促進している。アルゼンチン政府の発表では大豆とコーンのそれぞれ約7割の作付けが終了している。

図2は土中水分量の図となる。1948年から2012年の水分量の平均を平年のデータとして、平年からの水分量のずれをパーセンテージで見ている。図中で青色が強いほど、平年より水分が豊富で、茶色が濃いほど水分が少なく乾燥していることを意味している。図2左側は12月14日、右側は12月21日の水分量を示している。まず、平年の70%以上水分がある地域(図中水色より青側の地域)がほとんどない。次にブラジルとアルゼンチンの産地について見てみると、ブラジルでは25mmから50mmの雨が広い範囲で降ったにも関わらず、土中水分量には大きな改善は見えない。アルゼンチンでは海岸部で土中水分量に改善が見られるが、多くの地域では平年の約50%(白色)より少ないことを示す茶色側の地域が多くなっている。

まとめ

南米の産地では雨が降っているものの、乾燥状態の解消には程遠い状態が続いている。昨日、ブラジルの農業会社が今シーズンの大豆の収穫量予想を発表した。これまで1億2900万トンと予想していたが、乾燥で大豆の作柄に影響がでることを理由に生産量が200万トン引き下げられた1億2700万トンとなった。今後同様の動きが続き他社も生産量予測を引き下げるのか、政府機関も続くのかどうかで、大豆とコーンの相場が動くと予想される。アルゼンチンでは労働問題が発生しており、大豆や大豆油、大豆かすの輸出が止まっている。このストライキがいつまで続くのかにも注目しておきたい。天気予報に加えてヘッドライン情報に注意したい。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。

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