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コラム
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2021/01/12

テクニカル指標:過去1か月間の天然ガス相場の振り返り(つらつらコラム1月12日)

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前週の天然ガス予想の振り返り

今日は上昇と下落が繰り返されている天然ガス相場で普段予想に使っているテクニカル指標の振る舞いについて振り返ってみたい。相場予想に使用しているテクニカル指標の一覧は以下の通り。それぞれの指標を使った予想法は以下のページに別途まとめてあるので参照されたい。

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
AO下げ下げ下げ下げ下げ40上げ4
EMA下げ下げ下げ上げ上げ40上げ5
SMA下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40上げ
今週未使用
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
パラボリック下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
ROC下げ下げ下げ上げ下げ40上げ
MACD下げ下げ上げ上げ上げ60上げ2
実際下げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI
RSI485051524952
ストキャスティクス(%K, %D)41,5350,6365,8075,8481,7983,87

前週の値動きは下落を予想したが、実際は3日の上昇と2日の下落となった。上表を見てもらうとわかるように、テクニカル指標のう一部が週の中頃から予想が買いに転換しているのが見られている。約2か月間のチャートを使って各テクニカル指標の振る舞いを12月を中心に解説していきたい。

テクニカル指標による予想の振り返り

SMAとストキャスティクス
図1 SMAとストキャスティクス(出展元 サクソバンク証券)

SMA: 長期線(25日線)は長期の下落トレンドにあり、短期線(5日線)が11月2週目以降下落に転じた。以降短期戦は下落トレンドを基本としながら、レート高下を繰り返して12月末に1度ゴールデンクロスを生じたが、過ぎに再度デッドクロスを生じて下落となった。先週初めに上昇トレンドへ転換し再度ゴールデンクロスを生じている。

ストキャスティクス:11月以降は20付近に張り付き売りの過熱感を示すことが多かった。ただ、11月末の上昇や12月20日ごろの上昇で買いの過熱感を示す80以上を超えた日があった。先週中頃から買いの過熱感を示している。

一目均衡表とMACD
図2 一目均衡表とMACD(出展元 サクソバンク証券)

一目均衡表:
雲:レートは12月以降雲の中か下にある。1月に入ってレートが雲から顔を出そうとしている。
転換線(青)と基準線(赤):転換線が基準線を11月16日以降下回った状態が今週初めに解消され、上昇に転じた。
遅行スパン:26日前のレートを現在のレートが大きく下回る状態が続いているが、こちらも転換が期待される。

MACD:
11月2日下落トレンドへ転換して移行、下落シグナルを出し続けていた。レートの上昇があってもMACDとシグナルがマイナス圏内にあり、弱い上昇シグナルだった。今週初めにMACDがプラス圏に浮上してきている。

EMAとAO
図3 EMAとAO(出展元 サクソバンク証券)

EMA:
11月16日にデッドクロスが生じた。11月末の買いでゴールデンクロスが生じて一時上昇トレンドを示したが、再度下落に転じて12月は下落トレンドを示し続けた。先週にゴールデンクロスが生じて上昇トレンドへ転換した。

AO:
11月16日以降、年末まで下落トレンドを示していた。先週中頃に上昇トレンドへ転じている。

ドンチャンチャネルとアルーン
図4 ドンチャンチャネルとアルーン(出展元 サクソバンク証券)

ドンチャンチャネル:
11月9日から下落トレンドを示す期間が長くなっている。11月末の買いや12月20日ごろの買いでは一時買いシグナルを出した。1月4日以降は上昇トレンドへ転換している。

アルーン:
反応の早い指標。11月9日以降アルーンダウン(青)がアルーンアップ(赤)を下回る期間が長くなっている。11月末や12月20日ごろに買いで上昇シグナルを出している。

パラボリックとROC
図5 パラボリックとROC(出展元 サクソバンク証券)

パラボリック:
11月2日に下落トレンドに転換した。その後レートの上下に対応して11月末や12月中旬に上昇トレンド予想を出している。

ROC:
11月9日以降、下落トレンドを強く示している。以降はパラボリックと同様な振る舞いではあるが、11月末のような急にレートが上昇の場合にトレンドの転換に時間がかかっている。

ボリンジャーバンドとRSI、CCI
図6 ボリンジャーバンドとRSI、CCI(出展元 サクソバンク証券)

ボリンジャーバンド:
11月16日以降、中心線が下落トレンドとなっていたが、今年1月にやや上向いているのが見える。

RSI(14):
11月中頃の下落では強い反応を示したが、それ以外は50付近で安定していた。

CCI:
11月中頃と12月末の下げには反応しているが、その時期以外で100やマイナス100を超えることは少なかった。

直近4週間の天然ガス相場に対するテクニカル指標の的中率

下表は直近6週間の天然ガス相場に対するテクニカル指標の的中率とをまとめたものとなる。

指標11/30-12/412/7-12/1112/14-12/1812/21-12/2512/28-1/11/4-1/8総計
SMA60404050504046.7
MACD20404025256035.0
一目均衡表60404075504050.8
EMA60404075504050.8
AO60404075504050.8
ドンチャン60404050506041.7
アルーン20406025504039.1
パラボリック20406025254035.0
ROC0406025504035.8
相場(陽線)33322316
相場(陰線)22222212
表2 直近6週間の的中率

今週の予想と総括

天然の値動きを振り返ると、12月は順調な輸出が価格を下支えした。発表される天気予報が平年より暖かいか寒いかで暖房用需要の増減が予想されるが、天気予報がどちらに振れるかで相場の高下が起きた。この結果テクニカル指標も高下を繰り返すレートに従って動いたため、全体的には45%くらいの的中率となった。一部のSMAやEMAなどトレンド系の指標は的中率50%を超えてはいるが優位に的中したとは言えない。一方でMACDやパラボリック、アルーン、ROCといった反応の早いオシレータ系指標が惨敗している。天然ガスの今回の11月以降の値動きのように高下を繰り返しつつ全体が下がるような場合には、オシレータ系指標による短期の予想は難しく、トレンド系指標による予想を重視したほうがまだよいということは言えるだろう。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。

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