クロップレポート発表(つらつらコラム2019年7月30日)

昨日の大豆・コーンは今後の高温乾燥の予報や好調な輸出成約高を受けて上昇した(図1)。また、USDAによって今週のクロップレポートが発表されたので、内容を見ていこう。
大豆に関しては開花率は57%(前週40%、前年85%、平年79%)、着さや率は21%(前週7%、前年58%、平年45%)と徐々に改善がみられているものの、平年に比べて生育が遅れている。大豆の作柄予測は「良」以上が54%、「劣」以下も12%と据え置かれている。
コーンに関してはシルキング率は58%(前週35%、前年90%、平年83%)、ドウ率は13%(前週5%、前年35%、平年23%)とこちらも引き続き生育は遅れている。コーンの作柄予測は「良」以上が58%(前週57%、前年72%)、「劣」以下は12%(前週13%、前年9%) と前週より若干改善している。

今年の大豆、コーンともに春先の長雨で生育が遅れたうえ、7月下旬から少雨となった中で開花時期を迎えている。加えて8月中旬にかけて高温乾燥が予想されており、すでに乾燥の始まっている土壌水分状況が受粉に影響を与える可能性が高まっている。その中で29日のコーンベルトでの降雨は文字通り恵みの雨となったが、今週後半の天気は平年並みから低めの気温と少雨、来週以降は平年並みから少なめの雨量が予測されており、作柄がより悪化する可能性がある。来週のクロップレポートと需給報告、天気予報に注意したい。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。