今週の注目銘柄(つらつらコラム2019年10月7日)

今日は今週のCFDの筆者とのおすすめ銘柄2つとその理由について私見を書いてみたい。

1 天然ガス
図1 天然ガス日足(出展元 サクソバンク証券

天然ガスは、9月後半から穏やかな天候が続いたため需要の減少を材料に下落を続けていたが、先週の木曜日と金曜日から、いよいよ気温低下(寒波?)による需要増加が見込まれるようになって来ている。下図は左側図2Aが4日に発表された6-10日後予報(現地時間では3日)で右側図2Bが今日発表された6-10日後予報(現地時間では6日)となる。これによると約1週間後にはアメリカの西部、中西部一帯の気温が低下する予報となっている。暖房用ガスの最大消費地の東部はまだ平年並みの気温であるものの、気温の低下から暖房用需要の増加が見込まれる。天然ガスの生産量は過去最大となってはいるが、先週の木曜日は生産量増加による在庫増加よりも気温低下による需要増加のほうが材料視される結果となった。安値を続ける天然ガスだが、需要の増加から漸く上昇の機会が巡ってきたのかもしれない。

2 大豆
図3 大豆時間足(出展元 サクソバンク証券

大豆は先週月曜日にUSDAが発表した四半期在庫が予想9.8置くブッシェルだったが結果が9.1億ブッシェルと10%近く減少したことを受けて、上昇した後は値下がりが続いていた。先週金曜日に米中協議の再開期待から上昇したが、この流れが今週も続くと考えられる。中国が協議の再開される10月10日までに大豆を購入すると過去約束したことなどが支援材料となる。また、下図(図4A)は今日7日月曜日の最低気温の予想だが、コーンベルトの西側で気温が低下(青色が氷点下前後、水色が5度前後、緑が15度前後、黄色が20度前後)してきており、コーンベルトでの降霜の可能性が現実味を帯びてきている。下図の右側(図4B)はアメリカに発令されている気象警報だが、コーンベルトの西端にあるネブラスカ州では州の西側で既に降霜注意報(薄い青色)が出ている。コーンベルトの北部にあるミネソタ州北部にも霜警報が出ている状態となっている。今後が気温が予報(図2)の通り低下すれば霜の地域が広がり、収穫前にある大豆の品質の低下が起きるのではないだろうか。明日以降は明日明け方のクロップレポート次第、あるいは10日の需給報告次第となるが、以上から大豆の価格は上昇傾向にあるのではないだろうか。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。