原油、22時(つらつらコラム2019年8月23日)

上図 (出展元 サクソバンク証券) を見てほしい。8月の5分足原油チャートから適当な10日分を取り出したもので、22時に合わせてチャートが変動しているのが分かる。この動きはアメリカの朝一の時報エントリーであり、当然その日の相場の変動との関連性が何かあるのではないかと思う。今日はまず簡単な方法で分析を試みた。

まず8月分のデータを使って日足の陰陽と22時時点での陰陽、それから22時前後の4つの5分足の陰陽がどうだったかを見てみよう。加えて日足の結果と陰陽が一致したかを見てみる。

日足22時時点と始値の差21時55分-22時00分22時00分-22時05分22時05分-22時10分22時10分-22時15分
陽線 (回)89129910
陰線 (回)874776
一致率69%43%62%43%56%

22時時点での結果とその日の結果の間は7割ぐらいの一致率であった。一方で、22時前後の5分足の一致率を比較すると22時から22時5分、22時10分から22時15分の2つの足が若干一致率が高い。ただ、データ数が少なく統計エラー(~12%)を考えるとこの程度の変動は誤差の範囲内のため、もっとデータ量を増やして検証を続けてみよう。次に今年の3月10日以降の夏時間の116日分のデータを使って同様の表にしてみたものが下表となる

日足 22時時点と始値の差21時55分-22時00分22時00分-22時05分22時05分-22時10分22時10分-22時15分
陽線(回)617171575966
陰線 (回)554545595750
一致率64%52%52%49%57%

結果、22時から22時5分のデータの日足との一致率は5割前後に落ち着いた。21時55分から22時、22時5分から22時10分のデータも5割前後の一致率だった、一方で22時10分から15分のデータの一致率は57%で、統計エラー(~4.5%)を考えるとで異常ではないが引き続きやや高めの結果となった。
今回は22時のレートの動きから全体の推測ができないか調べてみたが、この方法では、特筆するような動きは見られなかった。しかし、必ずなにかその日の相場を動かすような動きがあるはず。今後も引き続き調べていきたいので、調査結果を待って欲しい。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。