天然ガス、21時(つらつらコラム2019年10月29日)

上図 (出展元 サクソバンク証券) を見てほしい。10月の天然ガスのチャートから最新の4日分を抜き出したものだが、21時前後に大きな動きがみられる。時報と同時のエントリーと考えるのが普通だがこの動きがその日の値動きにどう影響するのかを調べてみた。

まず8月分のデータを使って日足と21時時点の5分足の陰陽が一致するか見てみた。まず9月から10月28日のデータでは、

9-10月28日  日足  21時の5分足  21時の5分足と日足結果の一致  一致率
陽線 (回)20241050.0%
陰線 (回)2016525.0%
一致率40401537.5%

以上となった。これだけではデータが少ないため更に7月からの2か月分を追加して見たのが次の表となる

7-8月  日足  21時の5分足  21時の5分足と日足結果の一致  一致率
陽線 (回)   2219731.8%
陰線 (回)2326939.1%
合計45451635.5%

最後に両方を加えて4か月分でみたものが以下の表となる。

7-10月28日  日足  21時の5分足  21時の5分足と日足結果の一致  一致率
陽線 (回)42431740.4%
陰線 (回)43421432.5%
合計85853136.4%

4か月分のデータで議論すると、天然ガスの21時から21時5分までの5分足と日足の陰線側が63.5%の確率で逆の結果となっていることが見えている。これは陰陽が完全にランダムであると仮定した場合の統計誤差が5.2%あることを考えると十分な差といえ、その日の取引結果は21時最初の5分足と逆の結果、つまり21時の時点で陰線だった場合に、値上がりして引ける傾向が出ている。

今回は天然ガスの21時のレートの動きから全体の推測ができないか調べてみたが特に陰線側に、偏りがみられた。このポイントについても引き調査を続けていきたい。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。