州別農作業進捗データ(7月14日)

クロッププログレスレポートに基づくアメリカの作付状況

7月13日にUSDAから発表されたクロッププログレスレポートに基づいた7月12日時点の大豆とコーンの農作業の進捗率は以下の通り。

今週    前週    前年同時期 平年(5年平均)  
大豆作付率終了
大豆発芽率終了
大豆開花率64%48%35%57%
大豆着サヤ率25%11%6%21%
コーン作付率    終了
コーン発芽率終了
コーンシルキング率59%29%30%54%
コーンドウ率4%3%9%7%
表1 大豆とコーンの作付率と発芽率

大豆の州別データは表2の通り。作付に続き発芽も終了した。開花率はノース・ダコタ州やミシガン州で低かったが今週開花が進み、平年並みのペースまで回復した。その他の州ではおおむね平年以上のペースで進んでいる。大豆の成長により、着サヤ率は平年と同様のペースとなっている。

大豆開花率
前年同時期
 開花率
前週
      
 開花率
今週
      
開花率
平年(5年平均)
      
着サヤ率前年同時期
      
  着サヤ率前週
      
着サヤ率今週
      
着サヤ率平年(5年平均)
      
アーカンソー6257747419183044
*イリノイ922374011011
*インディアナ5264437199
*アイオワ213758411107
*カンザス133043281163
*ケンタッキー2014252511105
ルイジアナ8186918656456866
*ミシガン68282814
*ミネソタ12436742105
ミシシッピ-7464737533132641
*ミズーリ11163427115
*ネブラスカ234157434134
ノースカロライナ192132266106
*ノースダコタ159314125
*オハイオ1027483245
*サウスダコタ24374939144
テネシー351934402021013
*ウィスコンシン    54061311145
全国平均19314840321110
表2 大豆の農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州

作柄予想は表3の通りとなる。作柄は平年(Fair)以上が93%、豊作(Good)以上は68%と前週の71%と比べてやや作柄予想が悪化している、前年(54%)との比較では、豊作以上の作柄の割合は14%高くなっている。作柄悪化理由は高温乾燥だと思われる。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前14245813
2週前14245714
前週25255414
今週25245415
前年3934468
表3 大豆の作柄予想(出展元 USDA)

次に表4は今週のコーンのシルキング率の州別データとなる。シルキングは今週大きく進展し平年並みまで回復している。今週よりドウ率の公開が始まった。ドウ期はコーンの粒が形成される段階に入っていることを意味している。

コーンシルキング率前年同時期
      
シルキング率前週
   
    
シルキング率今週
   
    
シルキング率平年(5年平均)
      
ドウ率前年同時期
      
ドウ率前週
       
ドウ率今週
   
  
ドウ率平年(5年平均)
      
コロラド3178
*イリノイ1510365211
*インディアナ773031
*アイオワ6535271
*カンザス312747465496
*ケンタッキー56285263647
*ミシガン47
*ミネソタ122115
*ミズーリ3921596532
*ネブラスカ8419291
ノースカロライナ7570868631112939
*ノースダコタ1111
*オハイオ42921
ペンシルヴァニア22221
*サウスダコタ1613
テネシー764364822861922
テキサス7464827149576051
*ウィスコンシン    12107
全国平均14102932233
表4 コーンの農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州

コーンの作柄予想は表5の通り。全体の92%が平年並み(FairとGood、Excellent)以上の作柄となり、前週より2%悪化した。豊作以上(GoodとExcellent)の割合も69%と前週より2%悪化しているが、依然として前年の58%を大きく上回っている。作柄悪化理由は高温乾燥だと思われる。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前14225716
2週前14235417
前週26235217
今週26235217
前年310304710
表5 コーンの作柄予想(出展元 USDA)

※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。