州別農作業進捗データ(7月21日)

クロッププログレスレポートに基づくアメリカの作付状況

7月20日にUSDAから発表されたクロッププログレスレポートに基づいた7月19日時点の大豆とコーンの農作業の進捗率は以下の通り。

今週    前週    前年同時期 平年(5年平均)  
大豆作付率終了
大豆発芽率終了
大豆開花率64%48%35%57%
大豆着サヤ率25%11%6%21%
コーン作付率    終了
コーン発芽率終了
コーンシルキング率59%29%30%54%
コーンドウ率4%3%9%7%
表1 大豆とコーンの作付率と発芽率

大豆の州別データは表2の通り。今週開花が進み、おおむね平年並みから早いペースで進んでいる。着サヤ率も平年並みからやや早いペースとなっている。

大豆開花率
前年同時期
 開花率
前週
      
 開花率
今週
      
開花率
平年(5年平均)
      
着サヤ率前年同時期
      
着サヤ率前週
      
着サヤ率今週
      
着サヤ率平年(5年平均)
      
アーカンソー7274838240304556
*イリノイ253755591102224
*インディアナ17446352192222
*アイオワ415874623101919
*カンザス24435544561511
*ケンタッキー382542388102515
ルイジアナ8891949168688077
*ミシガン192846481712
*ミネソタ386781631102917
ミシシッピ-8073818345264858
*ミズーリ223452401112012
*ネブラスカ415775616133115
ノースカロライナ3232403815102416
*ノースダコタ40315762121018
*オハイオ23486450141514
*サウスダコタ41496356142513
テネシー5134475723102127
*ウィスコンシン    236173501143215
全国平均354864576112521
表2 大豆の農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州

作柄予想は表3の通りとなる。作柄は平年(Fair)以上が93%で据え置きだが豊作(Good)以上は69%と前週より1%改善した。前年(54%)との比較では、豊作以上の作柄の割合は14%高くなっている。作柄改善理由は降雨だと思われる。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前14245813
2週前14245714
前週25255414
今週25245415
前年3934468
表3 大豆の作柄予想(出展元 USDA)

次に表4は今週のコーンのシルキング率の州別データとなる。シルキングは今週大きく進展しオハイオやペンシルベニアで遅れている他は平年並みまで回復している。ドウ率は平年並みとなっている。ドウ期はコーンの粒が形成される段階に入っていることを意味している。

コーンシルキング率前年同時期
      
シルキング率前週
   
    
シルキング率今週
   
   
シルキング率平年(5年平均)
      
ドウ率前年同時期     ドウ率前週
   
  
ドウ率今週
   
 
ドウ率平年(5年平均)
コロラド16735233
*イリノイ3136697111910
*インディアナ1930615242
*アイオワ323559591163
*カンザス494766461192512
*ケンタッキー665267641641319
*ミシガン442226
*ミネソタ162170454
*ミズーリ57598080432416
*ネブラスカ321961581136
ノースカロライナ8686949249294757
*ノースダコタ712825
*オハイオ15933731
ペンシルヴァニア482227311
*サウスダコタ616403712
テネシー8664819042193542
テキサス7982897756606356
*ウィスコンシン    71034271
全国平均302954544397
表4 コーンの農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州

コーンの作柄予想は表5の通り。全体の93%が平年並み(FairとGood、Excellent)以上の作柄となる点は変わらない。豊作以上(GoodとExcellent)の割合も69%となり大豊作(Excellent)の割合が1%上昇した。依然として前年の58%を大きく上回っている。作柄悪化理由は高温乾燥だと思われる。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前14225716
2週前14235417
前週26235217
今週26235217
前年310304710
表5 コーンの作柄予想(出展元 USDA)

※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。