州別農作業進捗データ(7月7日)

クロッププログレスレポートに基づくアメリカの作付状況

7月6日にUSDAから発表されたクロッププログレスレポートに基づいた7月5日時点の大豆とコーンの農作業の進捗率は以下の通り。

今週    前週    前年同時期 平年(5年平均)  
大豆作付率終了
大豆発芽率終了
大豆開花率64%48%35%57%
大豆着サヤ率25%11%6%21%
コーン作付率    終了
コーン発芽率終了
コーンシルキング率59%29%30%54%
コーンドウ率4%3%9%7%
表1 大豆とコーンの作付率と発芽率

大豆の州別データは表2の通り。作付に続き発芽も終了した。開花率はノース・ダコタ州やミシガン州で低いが、その他の州ではおおむね平年以上のペースで進んでいる。大豆の成長により、着サヤ率の公開が始まったが、その割合は低く、まだ議論できるほど着サヤは進んでいない。

大豆開花率
前年同時期
 開花率
前週
      
 開花率
今週
      
開花率
平年(5年平均)
      
着サヤ率前年同時期
      
  着サヤ率前週
      
  着サヤ率今週
      
着サヤ率平年(5年平均)
      
アーカンソー484157641691826
*イリノイ110222413
*インディアナ110262113
*アイオワ516372112
*カンザス58301411
*ケンタッキー129141411
ルイジアナ6872867942304553
*ミシガン8141
*ミネソタ274320
ミシシッピ-614764652081324
*ミズーリ4616161
*ネブラスカ727412714
ノースカロライナ108211611
*ノースダコタ419221
*オハイオ4112716
*サウスダコタ2213719
テネシー2281924223
*ウィスコンシン    8401511
全国平均8143124124
表2 大豆の農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州

作柄予想は表3の通りとなる。作柄は平年(Fair)以上が95%、豊作(Good)以上は71%と据え置きだが、1%大豊作(Excellent)の割合が増え作柄が良くなる見込み。前年に比べて、豊作以上の作柄の割合は18%高くなっている。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前14245813
2週前14245714
前週25255414
今週25245415
前年3934468
表3 大豆の作柄予想(出展元 USDA)

次に表4は今週のコーンのシルキング率の州別データとなる。シルキングの進展度合いは前年より早いが平年よりやや遅れている。

コーンシルキング率前年同時期
      
シルキング率前週
       
シルキング率今週
   
    
シルキング率平年(5年平均)
      
コロラド112
*イリノイ311028
*インディアナ12714
*アイオワ1158
*カンザス1692730
*ケンタッキー4092846
*ミシガン2
*ミネソタ22
*ミズーリ2072142
*ネブラスカ11411
ノースカロライナ60457077
*ノースダコタ5
*オハイオ127
ペンシルヴァニア15
*サウスダコタ3
テネシー462174364
テキサス72626463
*ウィスコンシン    21
全国平均741016
表4 コーンの農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州

コーンの作柄予想は表5の通り。全体の94%が平年並み(FairとGood、Excellent)以上の作柄となり、前週より1%悪化した。豊作以上(GoodとExcellent)の割合も71%と前週より2%悪化しているが、依然として前年の57%を大きく上回っている。シルキング率の遅れと作柄悪化の原因はコーンベルトの高温と乾燥だと思われる。一部の畑では作柄が改善しており、大豊作(Excellent)の割合が1%高まった。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前14225716
2週前14235417
前週26235217
今週26235217
前年310304710
表5 コーンの作柄予想(出展元 USDA)

※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。