州別農作業進捗データ(9月15日)

クロッププログレスレポートに基づくアメリカの作付状況

9月14日のUSDA発表のクロッププログレスレポートに掲載されている9月13日時点の大豆とコーンの農作業の進捗率は以下の通り。コーンの収穫率が公開され始め、代わりに大豆の開花率、コーンのドウ率の公開が終了した。

今週    前週    前年同時期 平年(5年平均)  
大豆作付率終了
大豆発芽率終了
大豆開花率終了
大豆着サヤ率終了
大豆落葉率37%20%13%31%
コーン作付率    終了
コーン発芽率終了
コーンシルキング率終了
コーンドウ率終了
コーンデント率89%79%64%82%
コーン成熟率41%25%16%32%
コーン収穫率5%NA3%5%
表1 大豆とコーンの作付率と発芽率 *NAはデータなし

大豆の進捗率の州別データは表2の通り。大豆の落葉率は例年より早いペースで進んでいる。落葉が終了すれば収穫が始まる。

大豆落葉率
前年同時期
 落葉率
前週
      
  落葉率
今週
         
落葉

平年(5年平均)
      
アーカンソー28222741
*イリノイ221725
*インディアナ4193933
*アイオワ4194120
*カンザス11213219
*ケンタッキー22142422
ルイジアナ65678074
*ミシガン13193627
*ミネソタ10154130
ミシシッピ-43395258
*ミズーリ11610
*ネブラスカ18376136
ノースカロライナ29101824
*ノースダコタ36345758
*オハイオ4173328
*サウスダコタ7406141
テネシー36152434
*ウィスコンシン    5122517
全国平均13203731
表2 大豆の農作業進捗率(出展元 USDA)
*印はコーンベルトの州、NAはデータなし

大豆の作柄予想は表3の通りとなる。作柄は平年(Fair)以上は89%と前週から1%悪化で、豊作(Good)以上は63%と前週より2%悪化した。前年(54%)との比較では、豊作以上の作柄の割合は9%高い状態と生育が進むに従い実態が判明している。特にアイオワ州で嵐による被害で作柄悪化が著しく、豊作以上の作柄割合が48%と50%を割り込んでいる。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前26235514
2週前37245313
前週37255213
今週38265013
前年41032459
表3 大豆の作柄予想(出展元 USDA)

次に表4は今週のコーンの農業進展率の州別データとなる。ドウ期は終了。デント率は平年の82%より高い89%となりほぼ9割の畑で終了している。今週より成熟率は平年の32%より高い41%となっている。また収穫が一部の州で始まった。*ドウ期はコーンの粒が形成される段階に入っていること、デント期は粒が固く乾燥する時期に入ったことを意味している。

コーンデント率前年同時期    デント率前週
   
 
デント率今週
   
 
デント率平年(5年平均)成熟率前年同時期成熟率前週成熟率今週成熟率(5年平均)収穫率前年同時期    収穫率前週
   
 
収穫率今週
   
 
収穫率平年(5年平均)
コロラド5662877241027140NA10
*イリノイ63869287122337441025
*インディアナ54688279142034341NA13
*アイオワ7084908472845260NA11
*カンザス868391893931495084811
*ケンタッキー89829291685171732251326
*ミシガン376378632919130NA00
*ミネソタ5486958122345170NA00
*ミズーリ789196922625445561615
*ネブラスカ79849487162748270141
ノースカロライナ969397989283909268334763
*ノースダコタ345268702618180NA00
*オハイオ405777717514240NA00
ペンシルヴァニア7151687428717285004
*サウスダコタ4673887452347210NA10
テネシー96889697784561803241232
テキサス969397908475807057626759
*ウィスコンシン    4065776611426170NA00
全国平均64798982162541323NA55
表4 コーンの農作業進捗率(出展元 USDA)
表中の*印はコーンベルトの州、NAはデータなしを意味する

コーンの作柄予想は表5の通り。全体の85%が平年並み(FairとGood、Excellent)以上と前週より据え置きだった。豊作以上(GoodとExcellent)の割合は60%と1%の悪化となった。それでも豊作以上の割合は前年の55%を上回っている。暴雨風の被害でアイオワ州では豊作以上の割合が42%と他の州に比べて作柄が悪化している。

Very PoorPoorFairGoodExcellent
3週前48244915
2週前59244814
前週510254615
今週510254614
前年410314411
表5 コーンの作柄予想(出展元 USDA)

※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。