緊急コラム:天然ガスの中長期見通し追記(つらつらコラム11月4日)

 

天然ガスの相場は先週7か月ぶりの高値となった。今週既に月曜日に中長期的な見通しをコラムで扱ったが、天然ガスの相場は月曜日も上昇し、相場の転換点を迎えた可能性があるので、緊急の追記として典型的なテクニカル指標を使った分析を追加する。

図1 天然ガス週間足+SMA(13)+EMA(26)(出展元 サクソバンク証券

2018年12月以降8か月間にわたり長期の下落傾向が続いていた。今年の8月にいったん上昇に転じたが、2.700ドル台に定着すらできず下落してWボトムが形成されていた。その抵抗線を今週ブレークした。テクニカル指標として、短期線(赤線)のSMA(13)、長期線(紫色)のSMA(26)を重ねてみると先週から今週にかけてゴールデンクロスが形成されて、上昇トレンドへの転換の兆しが見えている(図1)。次にEMAを見てみよう。

図2 天然ガス週間足+EMA(13)+EMA(26)(出展元 サクソバンク証券

EMA(13)とEMA(26)でも同様に今週ゴールデンクロスが形成されようとしている(図2)。最後にボリンジャーバンドを見てみよう。

図3 天然ガス週間足+ボリンジャーバンド2σ(出展元 サクソバンク証券

2018年末に+2σを割って以来、バンドを見ても長期的な下落傾向だったが、先週末ついに+2σを超えてバンドウォークが始まったように見えている(図3)。
以上のように寒気をきっかけとした先週の相場上昇でチャート的にもテクニカル分析的にも今後の上げが示唆されている。いよいよ久方ぶりの上昇相場が始まると予想するがいかがだろうか。


※このコラムで紹介している相場の動きの見方や見通しなどは執筆者の主観に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。