相場予想2019年8月24日

  

今日の予想

株式指数

ダウ

[昨日の相場分析]
始値:26238ドル
終値:25632ドル
結果:25505-26355ドル 陰線引け
予想:26000-26500ドル 陰線引け

ダウは大幅下落。時間外取引は26300ドル台の水準で推移した。立会時間が始まると中国商務省がアメリカに対して報復関税を課すと発表したことから全面安の展開となった。ハイテク株や半導体株など報復措置によって関税が課される企業に売りが集中し200ドル以上下落した。こうした中で行われた、パウエルFRB議長は講演では明確な次期利下げの時期を示されなかったためドルが下落したことやトランプ・アメリカ大統領が中国からアメリカ企業を引き上げるように命令するツイートをしたことが懸念材料となり売りを加速し、日本時間の日付が変わるころ400ドル位以上値を下げた。引けにかけて更に約200ドル値を下げて引けた。更に市場が閉じた後、トランプ大統領は中国側への報復として既に発表している第4弾までの関税の関税率の引き上げを発表した。この日発表されたアメリカ新築住宅販売戸数は予想の64.9万戸を大きく下回る63.5万戸となったが、貿易戦争を前に影響はほぼなかった。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ( サクソバンク証券):25440-26000ドル 陰線引け
エントリーポイント:25850ドル
目標:25440ドル
ストップロス:25950ドル
備考:MACDに買いトレンドへ転換の兆し
トランプ・アメリカ大統領の対中関税率の引き上げ発表が金曜日引け後に行われたため、月曜日は寄付から大きな動きが予想される。下げで始まる場合は動きを確認した後のトレンドフォローを推奨する。一旦、上げる場合はテクニカル的には25850ドルで入ることを推奨。

エネルギー

原油

[昨日の相場分析]
始値:55.33ドル
終値:53.94ドル
結果:53.21-55.58ドル 陰線引け
予想:54.70-56.40ドル 陰線引け

原油は下落。時間外取引は55ドル台前半で小さく動いて推移した。欧州時間に入ると中国がアメリカに対して報復関税を発表したことで株価が急落、原油も売りが優勢となり2ドル近く下落した。その後、パウエルFRB議長講演後に進んだドル安から1ドル近く戻したが、トランプ・アメリカ大統領が、アメリカ企業を中国から撤退させることをツイートで要求し、米中間の対立がさらに深まる懸念から再び1ドル近く下落した。日本時間26時発表のベーカーヒューズ原油採掘リグ稼働数が754基(先週比16基減)だったことが発表されると若干買い戻されて引けた。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ( サクソバンク証券10月限):53.00-54.80ドル 陽線引け
エントリーポイント:53.70ドル
目標:54.80ドル
ストップロス:53.00ドル
備考:SMAに再度売りトレンドへ転換の兆しあり
テクニカル的には上げと予想されているがトレンド転換直後で根拠は弱い。金曜日引け後のアメリカの対中関税引き上げに発表により月曜日は寄付から大きな下げがある公算が高い。その場合、53.50ドルを割り込んだところで、53.00ドルを目指してトレンドフォローの売りを推奨。

天然ガス

[昨日の相場分析]
始値:2.141ドル
終値:2.149ドル
結果:2.110-2.159ドル 陽線引け
予想:2.100-2.185ドル 陽線引け

天然ガスは上昇。時間外取引は2.140ドルの水準で推移し小さな値動き、欧州時間に入ると夏の需要ピークが終わりに近づく中、今後の冷房用需要が低下する見通しや生産量が過去最高レベルで推移している事から 売りが入り、2.110ドルまで下落した。その後、立会時間は原油が大きく下落したことからスプレッド取引の解消と思われる買いが入り2.150ドル台の水準まで上昇して引けた。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ( サクソバンク証券9月限):2.110-2.175ドル 陽線引け
エントリーポイント:2.140ドル
目標:2.175ドル
ストップロス:2.110ドル
備考:値動き次第で売りへ再度のトレンド転換が起こりやすい状態
夏の需要期が終わりつつあり、天然ガス単体では上げる材料に乏しく値動きはそれほど大きくないと考えられるが、テクニカル的に2.140ドルでのエントリーを推奨。

貴金属

[昨日の相場分析]
始値:1498.7ドル
終値:1526.7ドル
結果:1493.5-1530.2ドル 陽線引け
予想:1490.0-1506.0ドル 陽線引け

金は大幅上昇。時間外取引はドル高と株高を受けて軟調で1500ドルのレベルから1495ドルのレベルまで推移した。立会時間直前に中国商務省がアメリカに対する報復関税を発表したことを受けて上昇、1500ドルの水準を回復した。その後、パウエルFRB議長講演を受けてドル安に振れたことやトランプ・アメリカ大統領が米国企業の中国からの引き上げを要求するツイートをしたことで株価が急落し、更に金は続伸し1530ドルの水準まで上昇し、その水準で引けた。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ(サクソバンク証券スポット):1510.0-1542.0ドル 陽線引け
エントリーポイント:1520.0ドル
目標:1542.0ドル
ストップロス:1525.0ドル
備考:上昇トレンドだが今週のMACDは売りを示していることに注目
金曜日引け後の米中間の貿易戦争の激化で月曜日は寄付から大きな動きが予想される。金は上げで始まる公算が大きいが、動きを確認した後のトレンドフォローで入りたい。直近高値の1535ドルを抜ければ、テクニカル的な目標1542ドルが見えてくる。

白金

[昨日の相場分析]
始値:857.2ドル
終値:854.3ドル
結果:849.7-868.7ドル 陰線引け
予想:846.0-867.0ドル 陰線引け

白金は下落。時間外取引はドル高で推移したが株高が下値を支え856ドルから860ドルの水準で推移した。立会時間直前に中国の対米報復関税実施の発表を受けて850ドルの水準まで大幅に下落し安値をつけた。その後パウエルFRB議長講演後のドル安を受けて買い戻しが入り868ドルの水準まで上昇し高値をつけた。その後、トランプ・アメリカ大統領が米国企業の中国からの引き上げを要求したことで再び株が急落したことで白金も売られ850ドルの水準まで再び下落した。その後、やや買い戻されて858ドルまで上昇したが上値は重くやや下落して引けた。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ(サクソバンク証券スポット):849.0-866.0ドル 陰線引け
エントリーポイント:860.0ドル
目標:849.0ドル
ストップロス:865.0ドル
備考:
アメリカの対中関税率引き上げでテクニカル外の相場の大きな動きが予想される。ダウへ連動して下落すると予想するので、ダウの下げを確認してからトレンドフォローで入りたい。一旦、上げる場合はテクニカル的には860ドル付近で売りで入ることを推奨。

穀物

来週の天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:オハイオ川流域では散発的な降雨。平年を上回る降雨の見込みだが他の地域では降雨はない。
気温:五大湖南部からミズーリにかけて気温が低下。今後も気温低下の可能性。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:今のところ降雨はない。
気温:今後も平年以下の気温が見込まれる。

大豆

[昨日の相場分析]
始値:854.9セント
終値:841.2セント
結果:841.2-858.5セント 陰線引け
予想:846.0-868.0セント 陰線引け

大豆は下落。時間外取引は855セントから858セントの水準で推移し高値をつけた。欧州時間の終わりに中国がアメリカへ報復関税を発表したことで、847セントの水準まで下落した。立会時間直後はやや買い戻されたが、トランプ・アメリカ大統領のツイートで米中間の対立が激化するとの予測から850セントの水準から840セントの水準まで下落し、取引を終えた。民間調査会社プロファーマーの報告によると大豆の平均イールドは46.1ブッシェルとUSDA発表の48.5ブッシェルを下回る。生産量見通しも36.8億ブッシェルに対し34.9億ブッシェルとなっている。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ(サクソバンク証券9月限):835.0-860.0セント 陰線引け
エントリーポイント:850.0セント
目標:835.0セント
ストップロス:855.0セント
備考:MACDは買いへのトレンド転換がいつでも起こりうる状態
対中貿易戦争の激化から月曜日の寄付から下落する公算あり。その場合はテクニカル的なエントリーポイントは考えず、成り行きでの売りを勧めたい。841セントを割れば830セントを目標としたい。

コーン

[昨日の相場分析]
始値:362.2セント
終値:357.7セント
結果:356.9-362.5セント 陰線引け
予想:359.0-369.0セント 陰線引け

コーンは下落。時間外取引は361から362セント付近の小動きとなって始まった。欧州時間になると360セント台まで下落した。その後、中国がアメリカに対し報復関税措置を発表すると大豆の追随売りとなり357セント後半まで下落した。立会時間が始まると買い戻しの動きが入り、一時361セント台まで買われたが、トランプ・アメリカ大統領が、米中協議を激化させるツイートを行ったことで、再び357セント台後半まで下落して引けた。民間調査会社プロファーマーが発表した全米の平均イールドは163.3ブッシェルとUSDAが発表した169.5ブッシェルを下回ったが反応は鈍かった。

[来週月曜日の相場予想]
予想レンジ(サクソバンク証券9月限):355.0-364.0セント 陰線引け
エントリーポイント:359.0セント
目標:355.0セント
ストップロス:364.0セント
備考:
月曜日は大豆の追随売りが考えられるが、357セント付近に抵抗線が見えており、テクニカル的には一旦上げた後の359セントからの売りを推奨。

予想方法

予想方法についてはこちら


参考サイト

CME、NYMEX、ロイター、ブルームバーグ、時事通信、日本経済新聞、サクソバンク証券株式会社、Investing.com


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。また、取引への参加を促すものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。