相場分析2019年10月21日-10月25日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は翌日から始まる第3四半期の企業決算の様子見ムードもあり小幅な値動きだったが、前週の米中協議の部分合意に対して中国が追加交渉を望んでいるとの報道が懸念材料となって下落した。火曜日はこの日発表の企業決算が好調だったことから買いが入って200ドル近くの上昇となった。英国とEUが離脱交渉で合意に近づいているとの報道も支援材料となった。水曜日はこの日発表の小売売上高が低調で売られたものの、企業決算は好調だったことからほぼ横ばいとなった。木曜日は英国側とEUが離脱修正案で合意したことから買いが入ったほか、米中協議の部分合意に向けたむんしょ作成が進んでいること、トルコがシリア国内での軍事行動に対して期限付きとはいえ停戦に応じたこと、企業決算が好調だったことが支援材料となり上昇した。金曜日はダウ構成株企業の不祥事報道が相場の足を引っ張り下落した。この日ボーイングが連邦航空局(FAA)に対して虚偽報告を行ったとの報道されたほか、ジョンソン・アンド・ジョンソン(J&J)のベビーパウダーにアスベストが混入していると食品医薬品局(FDA)に指摘を受け当該商品のリコールを行うと発表した。

経済指標では、水曜日発表のアメリカ小売売上だがは-0.3%と予想の+0.3%を下回った。木曜日の新規失業保険申請件数は21.4万件と予想21.2万件を上回ったアメリカ鉱工業生産指数は予想の-0.1%を下回り-0.4%だった。

[来週の見通し]

未だ情報は入っていないが土曜日の英国議会における離脱案の行方が月曜日の相場を左右しそうだ。来週の注目情報としては、米中協議の合意に向けた文書作成についての続報、5日間の停戦が失効した後のトルコの動向、ウクライナ問題に端を発する大統領弾劾の行方、香港の暴動などがあげられる。また、引き続き現地時間朝方に発表の続く企業決算の情報に注意したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
MACD下げ下げ上げ上げ上げ40上げ3
アルーン下げ下げ上げ上げ上げ40上げ4
EMA下げ上げ上げ上げ上げ405
先週未使用
SMA下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
AO下げ下げ下げ上げ上げ20
一目均衡表下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
ROC下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
実際下げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
RSI3529354147
ストキャステクス(%K, %D)61,7467,6569,6863,5762,63

ダウの下げが底を打ったと考えられる。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日はOPECプラスの追加減産を目指しているとの報が支援材料だったが、米中協議への部分合意に対して中国が追加交渉を望んでいるとの報道が強い懸念材料となり下落した。火曜日は月曜日の流れを引き継いだが、EUと英国が離脱案について合意するとの報から下げ幅が縮小した。水曜日は低調なアメリカの経済指標が懸念材料となり下落したが、追加緩和期待が下値を支えた。明け方に発表されたAPIの原油統計は原油在庫が1050万バレル増、ガソリン在庫が93万バレル減、留出油在庫が290万バレル減だった。木曜日はEUと英国の離脱修正案合意を受けて上昇、更にEIAの原油在庫統計は928万バレル増、ガソリン在庫は256万バレル減、留出油在庫は382万バレル減となったが製油所の稼働率低下が原油在庫増に繋がったとの見方が支援材料となった。金曜日は中国の経済指標が弱い内容となり世界経済の減速懸念から売りが入った。ベーカー・ヒューズ社発表の原油採掘リグ稼働数は713基(+1基)となり、2週連続の増加となった。

[来週の見通し]

英国議会が離脱案を否決した場合、合意無き離脱への懸念の混乱で下げが予想されるので注意。アメリカ企業の第3四半期の決算が本格化しており、株価・為替の動きが大きくなることが予想されるので、原油との連動には注意したい。最後に、サウジアラビア西岸におけるイランのタンカー襲撃事件は調査が進んでいるが、まだ犯人は確定しない模様。イランとサウジアラビアの間の緊張は一先ず収まっているが、イランはイスラエルの関与を疑っているとのニュースが流れている。ヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80上げ2
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
先週未使用
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
SMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ80上げ5
ROC下げ下げ下げ下げ上げ60上げ
実際下げ下げ下げ上げ下げ
オシレータ
RSI7065635546
ストキャステクス(%K, %D)94,9786,7379,6764,5351,33

結局、先週は上げトレンドにはなりきらなかったが、間もなく転換する可能性。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は新しい輸出基地の完成による輸出量増加見通しや来週以降の気温低下予想から上昇した。ただし高値警戒感から上げ幅を削った。火曜日も気温低下予報を材料に2.330ドル台まで上昇し月曜日の下げを埋めた。水曜日は寒波の観測が緩み気温の上昇予測が入ったことで下落し2.300ドルを割り込んだ。木曜日はEIAの天然ガス在庫が予想の106Bを下回った104B増だったことで一時上昇したが、在庫が2年ぶりに5年平均を上回ったことから上値は重かった。金曜日は翌週の気温上昇予報から売りが先行したが、当日の天気予報で再来週以降の気温が低下する発表されると反転し、2.350ドル台まで上昇して引けた。

[来週の見通し]

翌週あるいは再来週の気温は次の寒波の到来により大きく低下するとみられており、来週は暖房需要の増加からの価格上昇が予想される。ただし、2年ぶりに5年平均を上回る在庫が積みあがっていることは若干の懸念材料か。今後の天気予報と日本時間10月24日23時30分のEIAの天然ガス在庫統計での在庫の増減に注意したい。気温の下落が予想される限りは底堅い展開が予想される。

[テクニカル分析]

買いトレンド

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ3
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20下げ4
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ20上げ5
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ROC下げ下げ上げ上げ下げ40上げ2
実際上げ上げ下げ上げ上げ
オシレータ
RIS1819202022
ストキャステクス(%K, %D)30,2126,2217,710,18,16

陽線が続き次第に上げトレンドに転換しつつある。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は米中協議の部分合意で中国が追加交渉を望んでいるとの報から強い買いが入ったが、立会時間前のユーロ高の一服で上げ幅を削った。火曜日はEU離脱交渉の好調が伝えられたことと、好調なアメリカ企業決算を受けて売りに転じ約10ドル下落して引けた。水曜日は香港情勢の悪化で乗して始まった。低調なアメリカの経済指標が支援材料となり大きく上昇したが、好調な企業決算を受けて上げ幅を削った。木曜日は英国とEUの間の離脱案交渉がまとまったとの情報で約10ドル下落したが、英国議会批准が困難であることが伝えられると上昇、更に低調なアメリカの経済指標を材料に買いが入り上げで引けた。金曜日はドル安や株安を材料とした買いが入ったが、土曜日の英国議会の議決の様子見ムードとなり小幅に下落した。

[来週の見通し]

ブレグジットでは懸案だった英国とEU側の交渉一応まとまった。ただし土曜日に英国議会での批准ができるかどうかがカギとなっており、月曜日の相場の動きが決まると考えられる。また、混乱が続いている香港情勢や、来週も続くアメリカ企業の決算が動きのカギになると考えられる。今のところ企業決算は好調だが、経済指標は低調となっており、来週の企業決算の方向次第で月末の利下げ期待感が浮上してくることが想定される。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
先週未使用
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC下げ上げ上げ上げ下げ60下げ1
実際上げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
RSI4753524138
ストキャステクス(%K, %D)54,4455,6160,7664,5860,48

値動きが小さくなってきいるが下げトレンドかになりつつある。短期的には上げの可能性もある。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は中国が米中協議の部分合意の追加交渉を望んでいるとのニュースで白金も買われて10ドル以上値を上げて、一時900.0ドルを突破した。ただユーロ高が一服すると約8ドル下落して引けた。火曜日は金の堅調で上昇し900.0ドルを突破したが、アメリカ企業決算が好調で金が軟調となると、約18ドル下落して引けた。水曜日は発表されたアメリカの経済指標が低調で金が上昇すると890.0ドルまで上昇したが上値は重かった。その後、好調な企業決算で金が軟調となると白金も下落した。木曜日は英国とEUの間で合意が結ばれたことが懸念材料となったが、低調な経済指標からのドル安を材料に上昇した。金曜日の前半は金の軟調を受けて白金も軟調だったが、立会時間は株安とドル安を受けて10ドル以上高下した。

[来週の見通し]

英国側とEU側と離脱条件の話し合いはまとまり、英国議会の議決待ちとなったことで合意なき離脱への懸念はやや後退しつつある。香港のデモやトルコ・シリア情勢の動向による金の動きや、ウクライナ大使の証言拒否などの話題があったアメリカ議会の大統領弾劾調査の続報や本格化したアメリカ企業決算による株価の動きとの連動にも注意を払いたい。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80下げ1
パラボリック上げ上げ上げ下げ下げ40下げ2
ROC上げ上げ上げ下げ下げ40上げ3
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
RSI2836343326
ストキャステクス(%K, %D)13,814,2221,3333,4338,39

ROCが上げトレンドへ転換。パラボリックとアルーンは下げに戻った。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:現在降雨はない。今後の予想雨量は平年を上回る。
気温:オハイオ州で霜注意報が出ている。2週間後は平年以下の見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雷雨。今後の予想雨量は平年を上回る。
気温:北部でも寒さが緩む。2週間後は平年以下の見込み。
・メキシコ湾で熱帯暴風雨ネストルが発生。進路はフロリダ半島。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は米中間の貿易協議の部分合意による大豆の購入期待や寒波による収穫への懸念から上昇したが、上値は重かった。火曜日は中国の豚の飼育数の減少から飼料用大豆の需要減少懸念と、輸出検証高が弱気な内容(前週105.1万トン、今週95.4万トン)だったことで下落した。同日のクロッププログレスレポートでは落葉率85%(平年93%)、収穫率26%(平年14%)となった。作柄予想は良以上は54%と1%改善、劣以下が14%と1%の改善だった。水曜日は前日のレポートで収穫が進んでいることや米中協議の部分合意への不透明感が相場の重しとなり下落した。木曜日は米中協議の合意に向けて文章作成が進んでいるとの報やUSDAが寒波を受けて需給の見直しを検討しているとの報が流れて上昇した。金曜日は発表された輸出成約高で中国向けの輸出が85.0万トンとなったことを好感した買いが入った。

[来週の見通し]

今週は収穫が進んでいることが弱材料となったが、後半には先週末の寒波の影響が見直されている。10月21日のUSDAのクロップレポートでの作柄予想に注意したい。また、来週以降も寒波が予想されているので、21日のレポートで先週の寒波の影響が示されるかどうか次第で相場の高下が予想される。中国向けの輸出が続くかどうかにも注目したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ下げ下げ0下げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
実際下げ下げ下げ上げ上げ
オシレータ
RSI6167667778
ストキャステクス(%K, %D)83,8687,8985,8183,7783,90

9月以来の上げ相場のため買いが強い。

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は先週の金曜日の米中貿易協議の部分合意の流れから上昇して始まり、寒波の影響懸念が支援材料となったが、高値警戒感から上値は重かった。火曜日は利益確定売りが入って下落した。引け後のUSDAクロップレポートはデント率96%(平年100%)、成熟率73%(平年92%)、収穫率22%(平年36%)となり、収穫が進んでいるが遅れが目立っている。作柄予想は良以上は55%と1%悪化、劣以下も15%と据え置きだった。水曜日は収穫が進んでいることが懸念材料、寒波による収量低下や品質低下への懸念が支援材料となりもみ合ったが、小麦の連れ高となって上昇して引けた。木曜日は米中協議の合意文書作成が進んでいるとの報が支援材料となったが、利益確定売りで上値は重かった。金曜日は輸出成約高が36.8万トンと低調だったことから売りが入ったが、寒波による収穫遅れ懸念から下値は固かった、

[来週の見通し]

先週のUSDAのクロッププログレスレポートでは影響が見えなかったが、調査期間が寒波と重なる10月21日のレポートでの作柄予想に注意したい。寒波による収穫遅れ懸念から引き続き390.0セント台の下値は固いのではないか。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
実際下げ上げ下げ下げ上げ
オシレータ
RSI7174705766
ストキャステクス(%K, %D)75,7679,9586,8773,3774,98

9月中旬以来指標も上げ相場が続いている。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。