相場分析2019年10月28日-11月1日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は中国がアメリカのオバマ政権時代の相殺関税がWTOのルールを準していないとしてアメリカに制裁を加えることをWTOに申請していたことが明らかになったことで売りが入って下落したが、トランプ大統領を始めとするアメリカ政府高官の発言が中国との中小合意に対する期待感を高め買いが入った。火曜日は英国でEU離脱協定関連法案の審議入りのための動議が否決されて月内の離脱が不透明になったことがから売りが入った。水曜日は可能日の流れを引き継いだが企業決算が好調だったことから上昇した。木曜日に発表の経済指標は強弱入り混じる内容だったが、マイクロソフトやインテルの好調な業績が株価の下値を支えて大きく下落しなかった。金曜日は米中の貿易協議でアメリカの通商部代表が第一段階の合意に近づいていると発表したこと、企業業績の好調さが好感されて上昇した。

経済指標では、木曜日発表のアメリカ耐久財受注は-1.1%と予想の-0.7%を下回った。新規失業保険申請件数は21.2万件と予想21.5万件を下回った。アメリカ新規一戸建て住宅販売戸数は70.1万件と予想と一致した。

[来週の見通し]

来週はFOMCによる利下げが焦点となると考えられ、週の前半の動きは様子見で限定的か。今のところ好調が続いているアメリカの第3四半期の企業決算や、進展が報じられている米中協議の進展具合、来週週末の雇用統計の結果に注意を払いたい。利下げの見送りや、大幅利下げの可能性は少ないと考えられるが、エントリーしている場合は利下げ幅のニュースに注意したい。
*日曜日発表の中国の工業利益が-5.3%と大幅減になっていることにも注意したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60下げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
先週未使用
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
実際上げ下げ上げ下げ上げ
オシレータ
RSI4754666456
ストキャステクス(%K, %D)83、6777,7270,6971,7362,44

ダウは買いトレンド、全ての指標が買いを示している。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は中国がWTOにオバマ政権時代の相殺関税がWTOのルールを順守していないとしてアメリカへの制裁を申請したことで大きく売り込まれたが、シティグループの分析でOPECの減算の可能性があると示されたことは支援材料となった。火曜日は米中の高官による貿易協議への肯定的な発言が支援材料となって上昇した。明け方に発表されたAPIの原油統計は原油在庫が220万バレル増、ガソリン在庫が230万バレル減、留出油在庫が280万バレル減だった。水曜日はEIAの原油在庫統計が169万バレル減、ガソリン在庫は310万バレル減、留出油在庫は271万バレル減となったこと、アメリカの原油生産量増加が足踏みをしている事が支援材料となった。木曜日は米中協議の進展期待とOPECの追加減産期待が相場を押し上げ56.00ドル台まで上昇した。金曜日はベーカー・ヒューズ社発表の原油採掘リグ稼働数は696基(-17基)となった。

[来週の見通し]

来週はFOMCでの利下げによって景気に関する不安が解消されるかどうかが最も大きな材料になると考えられる。また、来週も米中協議をめぐる楽観的な見方や12月のOPECプラスでの協調減産の拡大期待が支援材料となると考えられる。来週30日発表のEIA原油在庫統計が、引き続き原油在庫の減少を示す結果となるかどうかには注目。トルコによる軍事行動は沈静化したが、突発的なヘッドラインがありうることは考えておきたい。
*日曜日にISILの指導者であったバグダディ氏が米軍により殺害されたと報道されているこれを受けて、中東リスクが弱まると考えられるので月曜日の原油は下げて始まることが予想される。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80上げ
ドンチャン下げ下げ上げ上げ上げ80上げ1
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
SMA下げ下げ下げ下げ上げ40上げ5
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
RSI4747616866
ストキャステクス(%K, %D)66,6769,6170,8279,9589,89

結局、先週は上げトレンドにはなりきらなかったが、間もなく転換する可能性。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は中国がWTOにアメリカに制裁するように申請していたことが判明したことが懸念材料となり下落した。火曜日以降は月末の気温と在庫の増加の綱引きで相場が変動した。火曜日は一時上げ幅が0.100ドルを上回り、結局0.070ドル近く上昇して2.260ドル台で引けた。水曜日は当初は再来週の気温上昇から売りが入ったが、買い戻しの動きが強くやや上昇して引けた。木曜日に発表のEIAの天然ガス在庫が予想の88Bを下回った87B増だったことで上昇した。月末の気温低下見通しが支援材料となり2.320ドル台まで上昇した。金曜日は来週の寒波による需要増と、再来週寒波が緩むことによる需要減の見込みで方向性に乏しい展開だった。

[来週の見通し]

今週末以降の気温は次の寒波の到来により大きく低下する予報だが、再来週は寒気が緩み暖房需要の減少することが見込まれているため、上昇の勢いは緩いことが予想される。天然ガスの在庫が積みあがっていることも懸念材料か。今後の天気予報と日本時間10月31日24時30分のEIAの天然ガス在庫統計での在庫の増減に注意したい。再度天気予報が変化し、来週以降の気温の下落が予想された場合は大きく上昇する展開が予想される。

[テクニカル分析]

買いトレンド

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合上げ下げ上げ上げ上げ80上げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
ROC上げ下げ上げ上げ上げ80上げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40上げ5
MACD下げ下げ上げ上げ上げ60上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60下げ3
先週未使用
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
実際上げ下げ上げ下げ上げ
オシレータ
RSI5245414548
ストキャステクス(%K, %D)65,8658,2752,4540,4855,72

買いトレンドだが一旦足踏み。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はドルが堅調となったこととアメリカの長期金利の上昇、好調な企業決算を背景とする株価の上昇が懸念材料となり下落した。火曜日は英国議会でEU離脱協定関連法案の審議のための動議が否決されて、月末の離脱が不透明となったことから上昇した。水曜日は英国のEU離脱の不透明感を材料に上昇したが後半には続報待ちとなった。木曜日は英国のEU離脱に対する不透明感やこの日発表のアメリカ耐久財受注が-1.1%と予想の-0.7%を下回る低調だったことで翌週のFOMCでの利下げ期待が強まって買いが入り1500.0ドル台を回復した。 金曜日も利下げ期待から15ドル以上大きく上昇したが、米中協議が順調に進んでいるとの発表がなされたことで、上げ幅をほぼ削って引けた。

[来週の見通し]


来週に予定されているFOMCでの利下げ次第か。また米中間で協議が進展しており、ムニューシン財務長官やライトハイザーUSTR代表は近々中国の劉鶴副首相と協議を行うと報じられている。英国では離脱協定に議会の承認が得られる見込みがなく離脱延長の観測が出ており、合意なき離脱の可能性は低下していると考えられるが、それだけにヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
ROC下げ下げ下げ下げ上げ40上げ2
EMA下げ下げ下げ下げ上げ40上げ3
ドンチャン下げ下げ上げ下げ上げ40上げ4
アルーン下げ下げ下げ下げ上げ40上げ5
先週未使用
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
RSI
ストキャステクス(%K, %D)37,3633,2330,3132,4156,97

値動きが小さくなってきいるが下げトレンドになりつつある。ただし、短期的には上げの可能性もある。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金相場の動向に左右され10ドル以上高下した。火曜日はドル安一服で下落したが、英国のEU離脱協定関連法案審議入りの動議が否決されたことで金に連れ高となり上昇したが小幅な値動きだった。水曜日は朝方に安値を付けて上昇する展開だった。英国の月内のEU離脱に対する不透明感と米中の通商協議の進展期待を材料とした強い買いが入り25ドル以上上昇して900.0ドル台を回復した。木曜日はドル安と弱気なアメリカの経済指標を材料に更に上昇した。金曜日は来週のFOMCでの利下げ期待で金が急伸したことで買われた。その後、米中協議の進展が順調であると発表されたことで、下落した金に連れ安となったが需要増への期待から下値はかたかった。

[来週の見通し]

英国側とEU側と離脱条件の話し合いはまとまったが、英国議会の議決が得られていない。合意なき離脱への懸念はやや後退しつつあるが、ヘッドラインには注意したい。米中協議が進む中、景気回復期待から工業用需要増加期待からの買いが入る可能性がある。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ上げ20上げ
アルーン下げ下げ下げ上げ上げ60上げ3
パラボリック下げ下げ下げ上げ上げ60上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
SMA下げ下げ下げ下げ上げ40上げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
MACD上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
ドンチャン下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
EMA下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
RSI5558526777
ストキャステクス(%K, %D)58,5349,4751,5564,9276,82

上げトレンドに反転。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:西部で雷雨。今後の予想雨量は平年を下回る。
気温:2週間後は平年以下の見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:西部でみぞれ。今後の予想雨量は平年を下回る。
気温:北部から冷え込む。2週間後は平年以下の見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は中国がオバマ政権時代の相殺関税の問題でアメリカへの制裁を申請したことで大きく下落した。その後、輸出検証高が強気な内容(前週95.5万トン、今週129.6万トン)だったことで上昇した。同日のクロッププログレスレポートでは落葉率94%(平年97%)、収穫率46%(平年64%)となり収穫が進展している。作柄予想は良以上は54%、劣以下が14%と据え置かれた。火曜日は前日のレポートで収穫が進んでいることは懸念材料だが、米中協議の進展への期待感から上昇した。水曜日は米中協議進展期待に反して、実際に買いが入っていないことが材料視され売りが入ったが、その後一方的に買い戻されて始値まで戻して引けた。木曜日は中国からの需要期待で買いが入ったが、USDAから発表された輸出成約高が160.1万トンを大きく下回る47.5万トンだったことから失望売りが入り始値まで押し戻された。金曜日は米中が電話による閣僚級協議を行っており、アメリカ通商部代表が協議は前進していると声明を出してはいるものの、期待されたほど中国からの大豆の需要が見られないことが失望売りを呼んで下落した。

[来週の見通し]

収穫が進んでいることは引き続き弱材料。寒波の影響は小さいのではないか。10月28日のUSDAのクロップレポートでの作柄予想に注意したい。貿易協議が順調に進んでいることで買いは入りやすいか。また中国向けの輸出がUSDAの報告で増加するかどうかにも注目したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
MACD上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40下げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ上げ80下げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40下げ
実際下げ下げ下げ上げ上げ
オシレータ
RSI7365727471
ストキャステクス(%K, %D)60,6663,6563,5860,5854,47

9月以来の上げ相場のため買いが強かったが、いくつかの指標に下げの兆しが出てきている。

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は輸出検証高が前週の48.0万トンを上回った53.1万トンだったものの、平年を下回って低調だったことから売りが入った。引け後のUSDAクロップレポートは成熟率86%(平年97%)、収穫率30%(平年47%)となり、収穫が進んでいる。作柄予想は良以上は56%と1%改善、劣以下も14%と1%の改善だった。火曜日はコーンベルトの寒波による品質悪化や収穫遅れ懸念から上昇した。水曜日も引き続き気温低下による品質悪化が支援材料となり収穫進展による売りを補った。木曜日は収穫進展見通しの売りが優勢だったが、下げ幅は限られた。金曜日は、週末の次の寒気は支援材料となったが、コーンの収穫の進展が懸念材料となって下落した。

[来週の見通し]

コーンの収穫も進んでいる。寒波は到来するがその生育への影響は限定的。10月28日のプログレスレポートでの作柄予想には注意したい。収穫期を迎えて農家からの売りが多く予想されるので、値下がり基調か。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
MACD上げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40下げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ下げ下げ40下げ
ROC上げ上げ下げ下げ上げ80下げ1
実際下げ上げ下げ下げ上げ
オシレータ
RSI6352465051
ストキャステクス(%K, %D)57,5050,3642,4040,4338,29

9月中旬以来指標も上げ相場が続いているが、そろそろ一服か。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。