相場分析2019年10月7日-10月11日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は金曜日に発表された対中投資制限を行う予定はないと発表されたことか買いが入ったが、引け前に軟化し下落した。火曜日はアメリカISM製造業景況指数が2009年以来の弱い結果となったため400pips以上下落した。水曜日はアメリカADP前米雇用報告が弱気内容だったこと、アメリカの対EU関税がWTOに承認されたことなどで下落、連日400pips以上下落した。木曜日はアメリカISM非製造業景況指数が2016年8月以来の弱い内容だったことで、利下げ期待が高まり上昇した。金曜日はアメリカの雇用統計で雇用者の増加は予想を下回ったが、失業率が約50年ぶりの低い値となったことで買いが入った。

経済指標では、火曜日発表のアメリカISM製造業景況指数は47.8と予想の50.4を下回った。水曜日発表のアメリカADP前米雇用報告は13.5万戸と予想の14.0万戸を下回った。木曜日の新規失業保険申請件数は21.9万件と予想21.5万件とやや悪化、アメリカISM非製造業景況指数は予想55.0に対して51.6と弱い内容だった。製造業新規受注は予想の0.2%減に対して0.1%とやや良い内容だった。金曜日発表のアメリカ雇用統計は非農業部門の雇用者が予想の14.0万人を下回る13.6万人だったが、失業率は1969年12月以来の3.5%の水準まで低下した。

[来週の見通し]

いよいよ米中貿易協議の閣僚級協議が始まる。米中双方の反応などを伝えるヘッドラインに注意したい。一方アメリカでは、ウクライナ疑惑で下院の大統領弾劾の準備が進んでいる。政局に混乱がもたらされれば株安につながる可能性がある。また、英国側から新提案が示されたブレグジットの行方、WTOの承認で発動されたアメリカの対欧州関税に対する欧州側の報復措置についての情報にも注意したい。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
ドンチャン上げ上げ下げ下げ下げ20下げ3
EMA上げ上げ上げ下げ下げ0下げ4
SMA上げ上げ上げ下げ下げ0下げ5
先週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ40下げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ下げ下げ上げ上げ
追加候補
パラボリック下げ
ROC下げ

ダウの下げも週内で3日、全体で5日続いたため下げに大きく引かれている。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は200pips以上大幅下落、アジア時間の中国国家統計局製造業PMIが50を下回ったこと、サウジアラビアの原油輸出設備が完全復旧したと発表されたことで下落した。水曜日の朝方のAPIの原油統計は原油在庫が592万バレル増、ガソリン在庫が213万バレル増、留出油在庫が174万バレル減だった。ISM製造業景況指数が2009年以来の弱い結果となったことで下落した。同日夜のEIAの原油在庫統計は310万バレル増、ガソリン在庫は22万バレル減、留出油在庫は241万バレル減となり売りが入った。木曜日はISM非製造業景況指数が2016年以来の弱気な何用となったことで売りが入った。ただし、米中間の閣僚会議が再開されるとの報で買い戻された。金曜日は雇用統計で失業率が約50年ぶりの低水準となったことで買いが入った。ベーカー・ヒューズ社発表の原油採掘リグ稼働数は710基(-3基)となり、7週間連続の減少となった。

[来週の見通し]

来週から予定されている米中間の閣僚級会議の行方が原油の相場を左右すると考えられる。APIとEIA原油統計の結果が真逆となっているが、経済の減速とサウジアラビアの生産回復から在庫の増加が懸念されているので、日本時間火曜日のAPIと水曜日の原油在庫統計に注意したい。また、生産に影響が出たとの報はないが産油国であるエクアドルやイラクでの反政府デモの続報にも注意したい。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80下げ2
一目均衡表上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
SMA上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
先週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
AO上げ上げ下げ下げ下げ40下げ5
実際下げ下げ下げ下げ上げ
追加候補
パラボリック下げ
ROC下げ

金曜日以外10日連続陰線だったため、ほとんどのテクニカル指標が下げとなったので、予想の幅が狭い。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は生産量の拡大から売りが入った。火曜日はこの先穏やかな天候となりガス需要が減るとの見通しから下落した。水曜日は月曜日・火曜日の流れを引き継いで下落した。木曜日はEIAの天然ガス在庫が予想の105Bを大幅に上回った112Bだったが影響が限定的となり、逆に気温の低下予報による需要増から大きく反発して上昇した。金曜日は下落が先行したが、気温の低下による需要増と輸出の拡大を背景に3%の下落から切り返して、陽線で引けた。

[来週の見通し]

来週以降の気温の下落が予想されている。北部で降雪や降霜が観測されており、冷え込みから暖房需要の増加が予想される。天気予報と日本時間10月10日23時30分のEIAの天然ガス在庫統計での在庫の増減に注意したい。

[テクニカル分析]

売りトレンド

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
SMA上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
EMA上げ上げ下げ下げ下げ80下げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
先週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
AO上げ上げ上げ下げ下げ0下げ
実際下げ下げ下げ上げ上げ
追加候補
パラボリック下げ
ROC下げ

直近5日下げ続けるなど下げトレンドが続いていた後で実際のレートは上げに転じた。そのため、どの指標も下げに引かれている。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は200pips以上の下落。ユーロ圏の追加緩和の見方を受けたドル高、先週金曜日報道の対中投資制限の報道が否定されたことで下落した。火曜日はISM製造業景況指数が10年ぶりの低い結果となったことで強い買いが入り上昇した。水曜日はADP全米雇用報告が弱気な内容だったことで金に強い買いが入り1500ドルの大台を回復した。木曜日はISM非製造業景況指数が2006年以来の悪い数字だったことや続く経済指標の弱さから金に買いが入り、一時200pips上昇したが、引けにかけて株高を受けて軟化した。金曜日は雇用統計で失業率が約50年ぶりの低水準だったことによりドル高が進行したことで下落した。その後買い戻されたため小幅な値動きだった。

[来週の見通し]

来週から始まる米中協議の閣僚級協議の行方が経済が減速しつつある中で相場の流れを左右すると考えられる。また、10月1日に警察の発報により負傷者の出た香港でのデモが、暴徒化するのか当局の武力鎮圧があるのか、混迷を増している。最後に金曜日に提案されたブレグジットをめぐる英国の新提案に対するEU側の反応がどうなるかに注意したい。見込みとしては受け入れられることはなく、合意なき離脱の可能性が高まると考えられる。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ1
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40上げ4
AO上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際下げ上げ上げ上げ下げ
追加候補
パラボリック下げ
ROC下げ

遅行スパンの件は偶然の一致。全体として下げの傾向。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金曜日に報道されたアメリカによる対中投資の制限報道が否定されたことなどで約500pipsの大幅下落となった。火曜日はISM製造業景況指数が約10ぶりの弱い内容となったことから金と共に大幅上昇した。水曜日もADP前米雇用報告の内容が弱く金のつれ高となった。木曜日はISM非製造業景況指数が2006年以来の弱気な内容だったことで買われたが、金が軟調となったことで下落して引けた。金容疑はドル高と金安の動きを受けて下落、株高から買い戻しは行ったが結局下落で引けた。

[来週の見通し]

新しいブレグジットの提案が英国側よりなされた欧州経済の先行き情報や閣僚級協議の始まる米中協議についての発言による金と株相場の動き注意したい。また経済指標が悪かったことで追加利下げの観測などが相場を左右しそうだ。この他、民主党優勢の下院で進む大統領弾劾への調査の進展による株価の動きにも注意を払いたい。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
SMA上げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
EMA上げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ下げ60下げ3
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
先週未使用
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
実際下げ下げ上げ上げ下げ
追加候補
パラボリック下げ
ROC下げ

月曜日の下げが強く、テクニカル指標の多くが引かれて下げとなっている。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲で雨。今後の予想雨量はまちまち。
気温:北部以外は月内は平年以上まで上昇する見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:南部で雨。今後の予想雨量はまちまち。
気温:北部以外は月内は平年以上まで上昇する見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は約200pips上昇した。同日のクロップレポートでは落葉率55%(平年76%)となった。作柄予想は良以上は55%と1%改善、劣以下が13%の据え置きだった。火曜日は、降霜による天候懸念が買い材料となった。水曜日は火曜日同様構想による品質低下予想から買われた。木曜日は中国の買いを含んだUSDA発表の輸出検証高が207.6万トンと前週の103.8万トンを大幅に上回ったことで上昇した。金曜日は米中協議の再開期待から買いが入った。

[来週の見通し]

作柄が改善されているが、現在の長雨と北部の気温の低下が収穫期を迎えた大豆にどこまで反映されるか注目。10月7日のUSDAのクロップレポートでの作柄改善予想に注意したい。中国によるアメリカ産大豆600万トンの10月10日までの追加購入の残りがUSDAの輸出成約高報告で大量に確認される場合は米中協議への楽観が強まり、相場が大きく上げる可能性がある。このほか10月10日のUSDA発表の需給報告に注目。今回は流れがあまり読めない。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
先週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
実際上げ上げ下げ下げ上げ
追加候補
パラボリック上げ
ROC上げ

上げ一辺倒の予想となった中でアルーンだけが予想を外している。

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は大豆の連れ高となって約140pips上昇した。引け後のUSDAクロップレポートはデント率88%(平年98%)、成熟率43%(平年73%)、収穫11%(平年19%)となり、収穫が始まっている。作柄予想は良以上は57%で据え置き、劣以下も14%と1%悪化した。火曜日は月曜日発表の四半期在庫後減少していることから買いが入った。水曜日は10月下旬の気温低下観測から買いが入り上昇した。木曜日は輸出成約高が56.5.万トンと前週の49.4万トンから増加したことから上昇した。金曜日は週明け木曜日の需給報告をにらんだポジション調整で買いが入った。バイオ燃料の増産が発表されたが市場の反応は薄かった。

[来週の見通し]

コーンベルトでは長く降雨が続いている。また、北部から気温の低下が始まり降霜による品質懸念が出始めている。10月7日にUSDAが発表するクロップレポートで作柄予想がどうなるか注意したい。また10月10日に需給報告が予定されている、イールドの切り上げ観測はあるが流れが読めない。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
実際上げ上げ下げ上げ下げ
追加候補
パラボリック上げ
ROC上げ

月曜日の大幅値上がり以降、上げに引かれている。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。