相場分析2019年9月23日-9月27日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日はサウジアラビアがイエメンのフーシ派の攻撃を受けてことで150ドル以上の下窓が開いて始まった。取引自体はエネルギー株の上昇、小売株の下落など相反する動きもあり小幅な値動きとなった。火曜日はFOMCの様子見となったが、サウジアラビアの生産量の早期回復にめどが立ったことで、小売株などに買い戻しが入り上昇した。水曜日はFOMCで予想通りの利下げだったことや追加利下げの見通しがなかったことから急落したがFRB議長声明で、パウエル議長が積極的な措置を取る用意があると述べたことで、下げ分を一掃し上昇して引けた。木曜日は米中協議を楽観視した買いが入り上昇した。発表された経済指標も好調だった。金曜日は前半は米中協議の楽観視から買いが入ったが、中国の代表団がモンタナ州農家の視察を中止し早期帰国するとの報道が入ると急落し27000ドルを割り込んで引けた。

経済指標では、火曜日発表のアメリカ鉱工業生産は0.6%と予想の0.2%を上回った。水曜日の建築許可件数は141万件と予想の131万件を上回って好調、木曜日の新規失業保険申請件数は20.8万件と予想21.3万件を下回り、アメリカ中古住宅販売数は1.3%増の549万戸と非常に好調だった。

[来週の見通し]

FOMCでの利下げ後も追加利下げ期待が相場を動かす可能性があるので、経済指標に注意したい。今週から始まっている米中協議の次官級協議、来週から始まる閣僚級協議をめぐる米中双方の反応などを伝えるヘッドラインに注意したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ20上げ1
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ4
SMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ5
先週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
実際下げ下げ上げ下げ下げ

今週も上げ一辺倒だったため、実際は陽線は1日だったが、予想はあまり役に立っていない。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は14日にサウジアラビアの石油施設がフーシ派の攻撃を受けて輸出が半減したことで約8ドルの窓が開くなど急騰して始まったが、備蓄放出などの対応で軟調に推移したが60ドルの水準を維持した。火曜日は生産回復が予想より早いとの情報で急落し60ドルを割り込んだ。水曜日の朝方のAPIの原油統計では原油在庫は59万バレル増、ガソリン在庫は160万バレル増、留出油在庫は200万バレル増だった。同日夜のEIAの原油在庫統計は110万バレル増、ガソリン在庫は80万バレル増、留出油在庫は40万バレル増となり下落した。木曜日はアメリカとイランの間で緊張が高まったことで上昇した。サウジアラビアがイラクより原油を輸入するとの情報が入ったことも支援材料となり60ドルに迫った。ただし、イラクが輸出を否定すると売りに転じ58ドルの水準で引けた。金曜日は、アメリカがサウジアラビア攻撃を理由としてイランへ追加制裁を行ったことが支援材料となった。ベーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数は719基(先週比-14基)と今週も減少となったが、中国の代表団の視察中止を受けた株安を受けて原油も下落した。

[来週の見通し]

先週はサウジアラビアへのフーシ派の攻撃で乱高下した相場になったが、金曜日のアメリカのイランへの追加制裁発表により、一連の動きを市場はすべて消化しつくした状態。進んでいる米中協議の見通しの報道が原油相場に影響するだろう。今週、攻撃を受けたサウジアラビアの原油生産の復旧具合の記事にも注意したい。予定なら月内に回復する見込み。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ上げ上げ上げ上げ20上げ
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
MACD中立上げ上げ上げ上げ20上げ4
EMA下げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
SMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ5
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
先週未使用
一目均衡表下げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
AO上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
実際下げ下げ下げ上げ下げ

売りトレンドで始まると予想したが、先週末のサウジアラビアのフーシ派による攻撃で月曜日の予想は無意味になった。その後、週の初めに買いにトレンド転換。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はサウジアラビアがフーシ派の攻撃を受けて輸出が半減するとの情報を受けた原油高に追随した。火曜日は、生産回復の情報を受けた原油安に追随し下落となった。水曜日も原油に追随した値動きをして急落したが、買い戻された。木曜日はEIAの天然ガス在庫が予想の78Bを上まわった84Bだったことで急落した。その後の買い戻しは弱かった。金曜日は気温上昇から買われる場面もあったが、需要の低下見通しから売りが入り2.500ドルを一時割り込むまで下落した。

[来週の見通し]

来週から再来週の気温は上昇が予想されているので需給自体は引き続き上げ基調だと考えている。日本時間9月26日23時30分のEIAの天然ガス在庫統計には注意。ハリケーンや熱帯低気圧が頻繁に発生しているので、気象情報には注意したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
先週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
実際上げ下げ下げ上げ上げ

全ての指標が上げとなったため、有効な予想とはあまり言えない。水曜日以降の下げは、ボリンジャーバンドの順張りではバンドウォークが終わっており、決済する場面だった。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はサウジアラビアへのフーシ派の攻撃で情勢が緊迫化したことから約6ドルの上窓が開いた。その後は原油急伸を受けて金も上昇したが、立会時間には沈静化し、上げ幅を全て削った。火曜日は生産回復情報を受けた原油売りに追随したが、FOMC前の利下げ予想によるドル安が支援材料となり上昇する場面もあった。水曜日はユーロ高を背景とした上げで始まったが。FOMC後に利下げが発表されると失望からドル高が進んだことで急落した。その後のFRB議長声明を好感して買い戻された。木曜日はFOMC後のドル高を受けて下落して始まったが、ドル高が一服すると上昇。その後、米中協議への期待を受けた株高から売りが入った。金曜日は米中協議の進展への不透明感が浮上し、リスク回避の買いが入った。アメリカが対イランで制裁を強化したことも支援材料。

[来週の見通し]

来週は進んでいる米中協議の行方が、相場の流れを左右すると考えられる。金曜日のように協議の先行きに関するヘッドラインでダウと共に反応する可能性があるので、注意したい。また、FOMC後も追加利下げへの期待があるため、弱気内容の経済指標や今週のセントルイス連銀総裁のような関係者の発言があれば注意したい。

[テクニカル分析]

売りトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ1
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
先週未使用
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表上げ上げ上げ下げ下げ20下げ
実際下げ上げ下げ上げ上げ

すべての指標が下げ一辺倒になってしまっている。今のところ上げ予想の指標はない。過去の下げに比べて今週の上げが小さすぎる状態。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日はサウジアラビア情勢の悪化を受けた金の堅調に追随したが、株安を受けて約30ドル急落するなど高下が激しかった。火曜日は、ドル安を受けて上昇したが、原油安につれ安となった。その後、金の堅調を受けた買いが入った。水曜日はFOMC前の株の連れ安、金のつれ高となる場面もあったが、FOMC後のドル高から軟調となった。木曜日は水曜日の流れを受け継いだが、米中協議への楽観を背景とした株高から買いが入った。金曜日は米中協議の進展の見通しの不透明さから株の下落による連れ安もあったが、結局、金の連れ高となった。

[来週の見通し]

今週より始まっている次官級の米中協議についての米中の発言等にレートが左右される展開が予想される。連れ高も予想されるが、最近の値動きからは特に金堅調と、株の堅調で両方とも白金は上昇するので注目したい。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
MACD上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ604
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ605
実際下げ上げ下げ上げ上げ

週の初めの下落から下げを示す指標が出てきておりトレンド転換も間近か。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:北部では雨、西部では晴天が広がる。今後の予想雨量はまちまち。
気温:月内は平年以上まで上昇する見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の予想雨量はまちまち。
気温:月内は平年以上まで上昇する見込み。
・東海岸では熱帯低気圧が連続して発生しているので予報に注意したい。

大豆

[今週のまとめ]

週を通してコーンベルトの気温上昇による好天が懸念材料だった。月曜日は中国の大豆輸入が確認されたことで上昇した。クロップレポートでは着サヤ率95%(平年100%)、落葉率15%(平年38%)となった。作柄予想は良以上は54%と1%の悪化、劣以下が14%と2%の悪化だった。輸出検証高には20.6万トンの中国向けが含まれた。火曜日は、クロップレポートで作柄予想悪化だったが、好天を受けた売りが優勢だった。水曜日は好天がより意識され強い売りとなった。木曜日は輸出成約高が172.8万トンと予想を大幅に上回ったことや米中協議の進展期待から買いが入った。金曜日は米中協議の進展懸念とコーンベルトの作柄良化予測から下落した。

[来週の見通し]

クロップレポートでは生育に適した好天が続き作柄が据え置かれているが、9月23日のUSDAのクロップレポートでの作柄改善予想に注意したい。USDAの輸出成約高報告で中国向けの輸出が多く報告される場合には、米中協議への楽観から、上げる可能性があるので注意。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
先週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ下げ下げ下げ上げ40上げ
実際下げ下げ下げ上げ下げ

全体的に下げとなっており予想があたっていない。今の状態ではランダムと変わらない。

コーン

[今週のまとめ]

今週も週を通してコーンベルトの生育に適した好天が懸念材料だった。月曜日はフーシ派によるサウジアラビア攻撃で、代替燃料としてのコーン需要が見込まれて上昇した。USDAクロップレポートはドウ率93%(平年98%)、デント率68%(平年87%)と生育は遅れている。作柄予想は良以上は55%で据え置きだった。火曜日はクロップレポートを受けて、売りが入ったほか原油の値下がりに追随した。水曜日は安値警戒感と旱魃を受けた小麦のつれ高となった。木曜日は輸出成約高が152.9万トンと強気だったことで上昇した。金曜日は作柄良化懸念で370セントまで大きく下落した。

[来週の見通し]

今週も引き続きコーンベルトでは気温が気温が上昇し、生育に適した天候となっている。来週も気温が上がる予想となっているので、9月23日にUSDAが発表するクロップレポートでは作柄に改善が見られるかに注目した。ただし、既にコーンの収穫が始まっており、大きく動く余地はなくなりつつある。

[テクニカル分析]

買いトレンド。

[予想の振り返り]

月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
SMA下げ下げ上げ上げ上げ40上げ3
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
先週未使用
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
実際上げ下げ上げ上げ下げ

上下か続く中、上下しているのはアルーンだが正答率が低い。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。