相場分析2020年1月6日-1月10日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

先週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
月曜日アメリカ小売業在庫+0.5(前月)-0.2%
火曜日アメリカ消費者信頼感指数128.2126.5
API原油在庫-780万バレル
APIガソリン在庫-78万バレル
API留出油在庫+280万バレル
APIクッシング原油在庫-140万バレル
木曜日アメリカ新規失業保険申請数22.5万件22.2万件
金曜日ISM製造業購買者担当者景況指数49.047.2
EIA天然ガス統計-57B~-60B-58B
EIA原油在庫-320万バレル-1146万バレル
EIAガソリン在庫+321万バレル
EIA留出油在庫+877万バレル
EIAクッシング在庫-144万バレル
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数677基(前週)670基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は大きな材料がなく、利益確定売りが優勢で150ドル以上下げて引けた。火曜日はトランプ・アメリカ大統領が中国との通商合意文書への署名を1月15日に行うと表明したことが支援材料となって上昇し28500ドルを回復して引けた。水曜日は新年で休場。木曜日は米中通商協議の合意期待や中国人民銀行の預金準備率の引き下げで資金が供給され中国経済が下支えされることへの期待から300ドル以上上昇して引けた。金曜日は日本時間10時頃にイラクでアメリカの空爆によりイラン人司令官が殺害されたとの報が入るとアメリカとイランとの緊張が高まるとの懸念から下落し、日本時間20時頃に28458ドルまで400ドル以上下落した。引けにかけては買い戻されて28700ドル付近まで戻したが、日本時間24時に発表されたISM製造業景況指数は予想の49.0を下回った47.2となったことも懸念材料となって上値は重く250ドル以上下落した28631ドルで引けた。

[来週の見通し]

アメリカの空爆に対し、イラン側は態度を硬化させており、3日間の服喪に入っている。その後の報復懸念や戦争への警戒感が来週は弱材料となるが、米中間の通商合意期待は相場を下支えすると考えられる。また、週末10日に発表されるアメリカの雇用統計の結果に注目したい。

[テクニカル分析]

今週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ50上げ
SMA上げ上げ上げ上げ50上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ50上げ2
AO上げ上げ上げ上げ50上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ50上げ4
ドンチャン上げ上げ上げ上げ50上げ5
先週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ50上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ50上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ50上げ
ROC上げ上げ上げ上げ50上げ
実際下げ上げ上げ下げ
オシレータ
RSI82767984
ストキャステクス(%K, %D)92,8780,5468,6272,100

強い上げトレンドが続いている。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は中国の劉鶴副首相が米中間の通商合意文書への署名のため訪米するとの報が支援材料となったが利食い売りの勢いが強く横ばいで引けた。火曜日はトランプ・アメリカ大統領が米中通商協議の合意文書への署名を1月15日に行うと発表したことを好感して上昇したが、引けにかけて売りが優勢となり下落して引けた。APIの原油統計は原油在庫780万バレル減、ガソリン在庫78万バレル減、留出油在庫280万バレル増、クッシング原油在庫140万バレル減だった。水曜日は新年で休場。木曜日は株高や米中協議の合意期待が支援材料となったが売りが優勢で下落して引けた。金曜日は日本時間10時頃にアメリカの攻撃でイラクにいたイラン人司令官が殺害されたとの報が入り中東の地政学的リスクが高まって急上昇し11時過ぎに63.80ドルまで上昇した。上げ一服後に日本時間18時頃から再度買いが入って、一時64.00ドルを突破した。この日発表されたEIA原油在庫統計が原油在庫1146万バレル減、ガソリン在庫321万バレル増、留出油在庫877万バレル増、クッシング原油在庫144万バレル減だった。引けにかけては62.50ドルを割り込む場面もあったが、買い戻されて63.00ドルで引けた。ベーカー・ヒューズ社発表の原油採掘リグ稼働数は670基(-7基)だった。

[来週の見通し]

イランとアメリカの間で緊張が高まり中東の地政学的リスクが注目されて金曜日は大きく値上がりした。アメリカの空爆に対するイランの報復への懸念から、来週もこの流れは続くと考えられる。また米中間の通商合意の署名が15日に行われるとの見通しや原油在庫の減少が支援材料となっている。日本時間1月8日24時30分に発表されるEIA原油在庫統計の内容には注意したい。

[テクニカル分析]

今週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ25上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ25上げ1
AO上げ上げ上げ上げ25上げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ25上げ3
パラボリック上げ上げ下げ下げ25上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ25上げ5
先週未使用
ドンチャン上げ上げ上げ上げ25上げ
SMA上げ上げ上げ上げ25上げ
ROC上げ上げ上げ上げ25上げ
MACD上げ上げ上げ上げ25上げ
実際下げ下げ下げ上げ
オシレータ
RSI76787073
ストキャステクス(%K, %D)93,9087,7471,5158,41

強い上げトレンド、RSIは買いの過熱感を示している。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は一時2.250ドルまで上昇したが、引けにかけて売りが入って2.181ドルまで下落して引けた。火曜日は大きな値動きはなく小幅な下落で引けた。水曜日は新年で休場。水曜日はアジア時間から売りが優勢で下落した。一時2.100ドルに迫ったが下値は固かった。金曜日ほぼ横ばいで始まったが、欧州時間が始まると売りが入って2.074ドルまで下落した。発表されたEIAの天然ガス在庫は各社予想(57B減から60B減)に対して予想を上回る58Bの減少だった。発表直後から買いが入って2.154ドルまで上昇したが引けにかけて2.104ドルまで下落して引けた。

[来週の見通し]

最新の天気予報では翌週、翌々週はアメリカの西側で平年以下、東側で平年以上の気温が広がる予報だが、ここ数日予報に大きな変化がない状態が続いている。予報の変化がない限り、大きな反発は難しいと思われる。日本時間1月9日23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計には注目。

[テクニカル分析]

今週は売りトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ下げ下げ100下げ
SMA下げ下げ下げ下げ100下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ100下げ2
EMA下げ下げ下げ下げ100下げ3
AO下げ下げ下げ下げ100下げ4
一目均衡表下げ下げ下げ下げ100下げ5
先週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ100下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ100下げ
ROC下げ下げ下げ下げ100下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ100下げ
実際下げ下げ下げ下げ
オシレータ
RSI42454341
ストキャステクス(%K, %D)32、3833,1221,1410,5

下げトレンドが続いていてストキャスティクスは売りの過熱感を示している。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はドル安が支援材料となり朝から上昇した。ドル安一服で欧州時間に値を下げたが、ドル安に再度なったことから上昇して引けた。火曜日はドル安が支援材料となって始まったが、米中の通商合意の署名が1月15日に行われると発表されたことで売りが入り下落したが、ドル安や株安から引けにかけて上昇して引けた。水曜日は新年で休場。木曜日は米中協議の先行き不透明感を材料に1530.0ドル付近まで上昇したが、ドル高や利益確定売りが相場の重しとなった。金曜日は上昇で始まり、日本時間10時頃にイラン人司令官がアメリカの空爆で死亡したとの報で中東情勢の緊迫化が支援材料となって金は強く買われ、20ドル以上上昇して引けた。

[来週の見通し]

イランとの戦争懸念から金曜日は大きく上昇した。今後イラン側の再報復が行われる可能性があるため、来週もリスク回避による買いの流れが続くと考えられる。9日に英国議会でEU離脱案の採決があるが、既に先月の総選挙で大勝しているため大きな混乱はなさそう。また、10日に発表されるアメリカの雇用統計の結果には注意したい。

[テクニカル分析]

今週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ75上げ
ROC上げ上げ上げ上げ75上げ1
MACD上げ上げ上げ上げ75上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ75上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ75上げ4
パラボリック上げ上げ上げ上げ75上げ5
先週未使用
AO上げ上げ上げ上げ75上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ50上げ
EMA上げ上げ上げ上げ75上げ
一目均衡表下げ上げ上げ上げ75上げ
実際上げ下げ上げ上げ
オシレータ
RSI89889696
ストキャステクス(%K, %D)94,9790,9488,8388,95

強い上げトレンド、RSI、ストキャスティクス共に過熱感を示している。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日はドル安や金の堅調が支援材料となって10ドル以上上昇した。火曜日はドル安と金の堅調から買いで始まり日付が変わる頃までに984.2ドルまで20ドル以上上昇したが、引けにかけて利食い売りが入って上げ幅を削って約7ドル高で引けた。水曜日は新年で休場。木曜日は金が堅調となったことで一時992.2ドルまで20ドル以上上昇した。節目となる1000ドルは超えられず、引けにかけてはドル高となったことから売りが入って上げ幅を削り、始値から約10ドル高で引けた。金曜日は日本時間10時頃にアメリカがイラン人司令官をイラクで殺害したとの報で金が堅調となったことで上昇した。一時995.2ドルまで上昇したが、引けにかけて売りが入って上げ幅を削り小幅な上昇で引けた。

[来週の見通し]

中東でアメリカとイランの間で緊張が高まっており、リスク回避による金高となっており、来週の白金相場も上げ相場となることが予想される。ただ、節目となる1000ドルを突破するには白金固有の材料が足りない状態と思われる。

[テクニカル分析]

来週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ75上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ75上げ1
SMA上げ下げ下げ上げ75上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ75上げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ75下げ4
ROC上げ上げ上げ上げ75上げ5
先週未使用
パラボリック上げ上げ上げ上げ75上げ
AO上げ上げ上げ上げ75上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ75上げ
MACD上げ上げ上げ上げ75上げ
実際上げ下げ上げ上げ
オシレータ
RSI64615974
ストキャステクス(%K, %D)76,9379,7581,7578,84

上げトレンドでRSIが過熱感を示し始めている。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:北部でみぞれ南部で雨。今後の降水量は平年並みから上回る見込み。
気温:今後は気温が上昇する見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:北部で雪、南部でみぞれ。今後の降水量は平年並みから上回る見込み。
気温:今後は気温が下がる見込み。

天気予報(ブラジル)
・ブラジル産地北部:マトグロッソ州、マトグロッソ・ド・スル州、ゴイアス州
天気:散発的な雨、今後も毎日雨がちとなる見込み。
気温:平年を上回る見込み。
・ブラジル産地南部:リオグランデ・ド・スル州、パラナ州
天気:散発的な雨、今後は降雨があっても弱い雨の見込み。
気温:週の前半は平年以上、その後は平年以下の見込み。

天気予報(アルゼンチン)
・アルゼンチン産地北部:サンタ・フェ州、コルドバ州
天気:過去2日間雨はなし、今後もほとんど降雨はない見込み。
気温:週の前半はまちまち、その後は平年以下となる見込み。
・アルゼンチン産地南部:ブエノスアイレス州、ラ・パンパ州
天気:過去2日間雨はなし、今後はあっても弱い雨の見込み。
気温:週の前半は平年以下、その後はまちまちの見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日はアジア時間序盤から中国向け農産物の輸出拡大期待が支援材料となり約12セント上昇した。USDA発表の輸出検証高は91.1万トン(内中国向け28.0万トン)と前週の109.7万トンを下回ったが影響は少なかった。火曜日はトランプ・アメリカ大統領が米中間の通商協議の合意文書署名を1月15日に行うと表明したことで上昇して引けた。水曜日は新年で休場。木曜日は時間外取引は休場。中国の大豆輸入拡大期待から約5セント上昇したが、引けにかけて売りが優勢となりほぼ横ばいで引けた。金曜日は日本時間11頃から引けにかけて売りが優勢となり15セント以上下落して引けた。USDA発表の輸出成約高が33.2万トンと前週の74.7万トンを大きく下回ったことや利食い売りが懸念材料となった。

[来週の見通し]

米中間の通商協議の進展で中国向けの大豆の輸出拡大期待が支援材料となる状況が続いている。南米の産地の作付けは、ブラジルは北部は順調だが南部で高温乾燥、アルゼンチンの産地でも高温乾燥が報告されている。これらの産地の作柄・天気予報に注意したい。来週はUSDAが発表する輸出検証高(6日)と輸出成約高(9日) の他に月例の需給報告(10日)が発表されるので在庫など内容に注目したい。

[テクニカル分析]

来週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ50上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ50上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ50上げ2
MACD上げ上げ上げ上げ50上げ
ROC上げ上げ上げ上げ50上げ
AO上げ上げ上げ上げ50上げ3
先週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ50上げ
SMA上げ上げ上げ上げ50上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ50上げ
EMA上げ上げ上げ上げ50上げ5
実際上げ上げ下げ下げ
オシレータ
RSI76808087
ストキャステクス(%K, %D)88,7188,9189,9794,96

強い上げトレンドで相場の過熱感が出ている。

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は大豆に連れ高となり上昇したが、この日USDAが発表したコーンの輸出検証高が40.8万トンと前週の40.1万トンを上回ったが依然として低調なことが懸念材料となって上げ幅を削り横ばいで引けた。火曜日は大豆につれ高となって上昇する場面もあったが、前日の輸出検証高の低調さが蒸し返されて売りが入り下落して引けた。水曜日は新年で休場。木曜日は時間外取引は休場。大豆につれ高となって上昇し390.0セントを上抜いて引けた。金曜日は大豆に連れ安となって下落した。この日USDA発表の輸出成約高は54.0万トンと前週の62.6万トンを下回り懸念材料となって約5セント下落して引けた。

[来週の見通し]

南米の産地のうちブラジルでは北部で生育が進んでいるが、ブラジル南部やアルゼンチンでは高温乾燥が続いていると報じられている。今後の作柄情報には注意したい。コーン相場はアメリカの輸出状況次第となっていると考えられるが、自律的な動きをするには材料が不足しており、依然として大豆高へのつれ高と売り直しで相場が横ばいの状況が続いている。今週はUSDAの輸出検証高(6日)・輸出成約高(9日) の他、需給報告(10日)があるので、特に輸出予想高に注目したい。

[テクニカル分析]

来週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ25上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ25上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ25上げ2
パラボリック上げ上げ上げ上げ25下げ3
SMA上げ上げ上げ上げ25下げ4
ドンチャン上げ上げ上げ上げ25上げ5
先週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ25上げ
AO上げ上げ上げ上げ25上げ
ROC上げ上げ上げ上げ25上げ
MACD上げ上げ上げ上げ25上げ
実際下げ下げ上げ下げ
オシレータ
RSI71686680
ストキャステクス(%K, %D)90,9379、5561,3460,92

上げトレンドでRSIが買いの過熱感を示している。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。