相場分析2020年10月12日-10月16日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
月曜日アメリカISM非製造業景況指数56.357.8
火曜日アメリカJOLT求職668.5万件649.3万件
API原油在庫200万バレル減-30万バレル増95万バレル増
APIガソリン在庫87
万バレル減
API留出油在庫103万バレル減
APIクッシング原油在庫75万バレル増
水曜日EIA原油在庫200万バレル減-30万バレル増50万バレル増
EIAガソリン在庫143万バレル減
EIA留出油在庫96万バレル減
EIAクッシング在庫47万バレル増
EIA製油所稼働率75.8%(前週)77.1%
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数82.0万件84.0万件
EIA天然ガス在庫72B増75B増
金曜日べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数189基(前週)193基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は先週新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領の容体が良好で退院するとの報や新型コロナウイルス追加経済対策成立期待から買いが入った。この日発表されたISM非製造業景況指数は予想の56.2を上回る57.8だった。火曜日は新型コロナウイルス追加経済対策の成立を大統領選挙後まで延期するよう交渉担当者に指示したとの報から急落した。水曜日はトランプ米大統領が新型コロナウイルス追加経済対策のツイートを出したことで、経済対策への期待から上昇した。木曜日は発表された新規失業保険申請件数が84.0万件と予想の82.0万件を上回ったことから売られる場面もあったが、追加経済対策期待が強く上昇した。金曜日は新型コロナウイルス追加経済対策への期待から買われたが、利益確定売りが出て上げ幅を削った。

[来週の見通し]

今週は米議会内での与野党対立で審議が停滞している追加経済対策の交渉が停止されるとの報で失望感から株価が下落したが、翌日には追加経済対策案がトランプ米大統領のツイートに登場し、期待感から上昇が続いた。来週も期待感からの上昇が期待されるが、交渉が合意に至るかは不透明。一方欧州では新型コロナウイルスの感染再拡大が今週更に進んでおり、スペインのマドリードに続き、フランスのパリ、ロシアのモスクワ、アメリカのNY州で封鎖が始まった他、アメリカの中西部やイギリスでも感染が拡大している。続報に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ0上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
SMA下げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
今週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
AO下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
EMA下げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI505751575961
ストキャステクス(%K, %D)78,7485,9880,6787,9585,9394,94

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は先週新型コロナウイルスへの感染が発表されたトランプ米大統領の容体が良好で株価が上昇したことの他、ハリケーン「デルタ」の接近でメキシコ湾の原油生産が落ち込むとの観測、ノルウェーの油田でのストライキが支援材料となって上昇した。火曜日はハリケーンの接近による原油生産量減少見通しが支援材料となったが、トランプ米大統領が新型コロナウイルス追加経済対策の延期を支持したとの報道を受け上げ幅を大きく削った。この日発表のAPIの週間統計は原油在庫95万バレル増、ガソリン在庫87万バレル減、留出油在庫103万バレル減、クッシング原油在庫75万バレル増だった。水曜日は新型コロナウイルスの感染拡大で世界の原油需要が冷え込むとの見方やこの日発表されたEIA原油在庫統計が原油在庫50万バレル増、ガソリン在庫143万バレル減、留出油在庫96万バレル減、オクラホマ州クッシング原油在庫47万バレル増となり、原油在庫が増加したことが懸念材料となり下落したが、株高を材料に上昇で終了した。木曜日はハリケーン「デルタ」の接近でメキシコ湾の原油生産が減少していることやサウジアラビアが来年1月以降の減産幅の維持を検討していると伝わったことを材料に上昇した。金曜日はハリケーンの通過による生産回復と新型コロナウイルスの感染拡大による需要落ち込み懸念を材料に売られた。ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比4基増の193基となった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染の再拡大で、需要の先行きへの懸念が生じ始めている。加えて、リビアやイランを中心にOPECの原油生産が増えていることを始め、アメリカでも今週発表のベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数が4基の増加となるなど、原油生産が増加すると考えられることが懸念材料となる。サウジアラビアは来年1月からの減産幅の縮小の中止を考えているとされているが、実現するかどうかは不透明となっている。ヘッドラインには注意したい。火曜日発表のAPIの週間統計、水曜日発表のEIAの週間統計では3週間連続で原油在庫やクッシング在庫が増加するかに注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ上げ0上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA下げ下げ下げ下げ上げ0上げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
EMA下げ下げ下げ下げ上げ0上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
今週未使用
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
パラボリック下げ下げ下げ下げ上げ0上げ
アルーン下げ下げ上げ上げ上げ40上げ3
MACD下げ下げ上げ上げ上げ40上げ4
実際上げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ上げ上げ
RSI364850515652
ストキャステクス(%K, %D)26,623,6549,7573,8085,9886,80
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はハリケーン「デルタ」の接近で天然ガス生産が落ち込むとの見方や、LNG輸出が順調であるとの報道を材料に買いが入った。火曜日はハリケーンの接近による生産量減少の見方が支援材料となったが、気温上昇による暖房用需要の低下が懸念材料となり下落した。水曜日はLNG向け需要が高水準となっているとの報道や、ハリケーンの接近による生産量減少を材料に買われた。木曜日もハリケーンの接近による天然ガス生産の減少を材料に買いが入った。この日、EIAから発表された天然ガス在庫は前週比で75Bcf増となり、各社予想の72Bcfを上回ったことで売られる場面もあったが、天然ガス生産量の減少見込みから上昇して引けた。金曜日はハリケーンの通過による生産量回復見込みや利食い売りで下落したが、10月中旬以降に気温が低下し、従来より暖房用需要が増加するとの見方から上昇して引けた。

[来週の見通し]

LNGの輸出は好調なこと、生産量が2年ぶりの水準に低下していること、気温が当初予測より低下し暖房用需要が増加する見通しが支援材料となると考えられる。一方、ハリケーンの通過で今後、天然ガスの生産量が回復すること、週間統計天然ガスの在庫が予想以上に増加していること、在庫が過去5年で最大となっていることが懸念材料となると思われる。EIAが木曜日に発表する天然ガス統計でLNGの輸出と生産増加に注意したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
今週未使用
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI535854565761
ストキャステクス(%K, %D)68,6370,7171,6974,7273,7780,92

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は利益確定売りによる下落から始まったが、新型コロナウイルス追加経済対策への期待から買われて上昇した。火曜日はトランプ米大統領が追加経済対策を大統領選挙後まで延期するとの報道が懸念材料となり大幅下落した。水曜日はトランプ米大統領のツイートで新型コロナウイルス追加経済対策への懸念が和らいだことや株価の上昇が支援材料となり上昇した。木曜日は新型コロナウイルス追加経済対策への期待感や大統領選挙後の政治的な不透明感を材料に上昇した。終盤高値警戒感から売りが入り上げ幅を削った。金曜日は新型コロナウイルス追加経済対策実施への期待感が一日を通して支援材料となり大幅上昇した。

[来週の見通し]

議会対立で停滞していたアメリカの追加経済対策が進展するとの期待感が来週も支援材料となると考えられる。一方で、新型コロナウイルスの感染が欧州やアメリカで急速に拡大していることや、連日の上昇でリスク回避のドル買いに伴う換金売りが出やすい環境にあり、高値圏では大きく下げる可能性もあると考えられる。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想(トレンド転換)

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20上げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ上げ80上げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
今週未使用
ROC下げ下げ上げ上げ上げ80上げ2
アルーン下げ下げ上げ上げ上げ80上げ3
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI454942444656
ストキャステクス(%K, %D)43,4662,9059,4061,5352,6171,99
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金の上昇とドル安を材料に上昇した。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による欧州での需要の先細り観測や新型コロナウイルス追加経済対策の延期観測から売られた。水曜日はトランプ米大統領のツイートで新型コロナウイルス追加経済対策への期待感が高まり買いが入ったが、金の下落を材料に売りが強まって下落で終了した。木曜日は金の上昇を材料に上昇した。利食い売りが上げ幅を削る場面もあったが、買い戻されて取引を終了した。金曜日は追加経済対策への期待感から買いが入ったが、終盤に高値警戒感から売られて上げ幅を削った。

[来週の見通し]

金と同様に欧州や新型コロナウイルスの感染拡大が進んでいることで、リスク回避のドル買いにより換金売りが出やすいこと、欧州での工業用需要減退の見方が懸念材料。一方で、停滞していた米政府の追加経済対策についての与野党協議に進展があれば、対策への期待感が支援材料となると考えられる。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ20下げ3
MACD下げ上げ下げ下げ下げ0下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ4
ROC下げ上げ下げ上げ上げ40上げ2
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI
RSI445041434347
ストキャステクス(%K, %D)51,4565,8656,3756,4641,3947,56

穀物

来週天気予報

・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:南側を中心に雨。今後の雨量は平年以下。
気温:平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:南側を中心に雨。今後の雨量は平年以下。
気温:平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は小麦相場の上昇を材料に買いが入った。この日、USDAから発表された輸出検証高が166.7万トンとなるなど輸出が順調だったことも支援材料となった。火曜日は南米で干ばつが広がり大豆の作付けが遅れるとの報道や、国慶節の休日明けの中国からの購入期待を材料に上昇した。水曜日は南半球の干ばつが米国産の輸出の追い風となるとの見方から上昇した。終盤利食い売りが出て上げ幅を削った。木曜日はUSDAが発表した輸出成約高が259.0万トンと非常に好調だったことが支援材料となったが、ブラジルの国家食糧供給公社が豊作の見通しを示したとの報道を受けて売りが入り下落で終了した。金曜日はUSDAが発表した需給報告で期末在庫予測が前月比で1.7億ブッシェル減少した2.9億ブッシェルとなったことや今シーズンの輸出見込みが0.75億ブッシェル引き上げられた22.0億ブッシェルと予測されたことを好感して、一時約2年半ぶりの高値となった。

[来週の見通し]

大豆の収穫は順調に進んでいるが、需給報告で中国からの大口購入で輸出見込みと期末在庫が引き下げられたことに加えて、大豆産地である南米の干ばつ予測があり、来週も上昇傾向にあると考えられる。現在の作柄はUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで確認したい。USDAは10月12日に輸出検証高、10月15日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
アルーン下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
MACD下げ下げ下げ上げ上げ20上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
今週未使用
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ROC下げ上げ上げ上げ上げ60上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI646470727275
ストキャステクス(%K, %D)59,5763,7070,8480,8684,8184,86
コーン

[今週のまとめ]

月曜日はコーンベルトの好天予想から下落する場面もあったが、USDAが発表した輸出検証高が86.3万トンだったことなど好調な輸出や小麦相場の上昇が支援材料となり上昇した。火曜日は南半球のアルゼンチンやブラジルの干ばつでコーンの作付けが遅れるとの観測が支援材料となった。水曜日は南米に加えて黒海沿岸のコーン産地でも干ばつが進むとの観測から上昇した。木曜日はUSDAが発表した輸出成約高が122.5万トンとなるなど順調な輸出支援材料となったが、需給報告前のポジション調整の売りが入り下落となった。金曜日はUSDAが発表した需給報告で期末在庫予測が前月比で3.36億ブッシェル減少した21.67億ブッシェルとなったことを好感して、一時約1年ぶりの高値となった。

[来週の見通し]

コーンの収穫速度は平年並みで進んでいる。今週の需給報告で在庫が引き下げられたこと、南米や黒海沿岸のコーン産地での干ばつ予想から、アメリカ産コーンへの需要が高まるとの見方から来週も上昇するのではないかと考えている。アメリカの作柄はUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで、南米や黒海沿岸の状況はUSDAのWeelly Weather and Crop Bulletinでも確認したい。USDAは10月12日に輸出検証高、10月15日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ドンチャン上げ上げ下げ上げ上げ80上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
アルーン上げ上げ下げ上げ上げ80上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
今週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
MACD下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ
RSI656569716973
ストキャステクス(%K, %D)82,7579,7578,8483,9184,7686,90

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。