相場分析2020年10月19日-10月23日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日アメリカコアCPI0.2%増0.2%増
アメリカ消費者物価指数0.2%増0.2%増
水曜日アメリカ生産者物価指数0.2%増0.4%増
API原油在庫230万-280万バレル減542万バレル減
APIガソリン在庫151
万バレル減
API留出油在庫393万バレル減
APIクッシング原油在庫220万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数82.5万件89.8万件
EIA天然ガス在庫55Bcf増46Bcf増
EIA原油在庫230万-280万バレル減381万バレル増
EIAガソリン在庫162万バレル減
EIA留出油在庫724万バレル減
EIAクッシング在庫290万バレル増
EIA製油所稼働率77.1%(前週)75.1%
金曜日アメリカ小売売上高0.7%増1.9%増
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数193基(前週)205基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は大統領選挙後に大規模な新型コロナウイルス追加経済対策が行われるとの見方から買いが入った。火曜日は新型コロナウイルス追加経済対策の議会での協議が行き詰り、大統領選挙前の合意が困難となった報道や、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の新型コロナウイルスワクチン開発が中断したとの報道が懸念材料となり下落した。水曜日も新型コロナウイルス追加経済対策の大統領選挙前の成立が困難となったことが懸念材料となり下落したが、この日発表の企業決算が好調だったことが下げ幅を削った。木曜日は欧州での新型コロナウイルスの感染拡大でロックダウンが再開され始めたことで、景気の先行き不安から売られた。アメリカ時間になるとトランプ米大統領の発言で難航している新型コロナウイルス追加経済対策の進展期待が高まったことが下げ幅を削り、小幅下落となった。金曜日は発表されたアメリカの小売売上高が予想の0.7%増を大幅に上回る1.9%増だったことやファイザー製薬製の新型コロナウイルスワクチンに進展があったこと、運航停止中のボーイング社の737Maxの安全性を欧州当局が認めたことで一時300ドル以上上昇したが、WHOが新型コロナウイルス治療薬レムデジビルの効果について懐疑的なレポートを提出したことで、約150ドル急落して小幅上昇で終了した。

[来週の見通し]

与野党対立でアメリカ政府の新型コロナウイルス追加経済対策の交渉は大統領選挙前の合意が難しい情勢となっている。一方、欧州では新型コロナウイルスの感染再拡大が今週更に進み、フランスのパリやロンドンで都市封鎖が始まった。感染者数の上昇に歯止めが掛かっておらず、都市封鎖の拡大が懸念材料となると考えられる。一方で、新型コロナウイルス治療薬レムデジビルに対してWHOが懐疑的なレポートを提出したことへの有効な再反論が行われた場合、上昇する可能性があるので、情報には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ下げ20下げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際上げ下げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI616360585759
ストキャステクス(%K, %D)94,9493,9390,8483,7477,7373,72

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日はリビアの増産やノルウェーの油田でのストライの終了による増産、欧州での新型コロナウイルス感染拡大による需要減見通しが懸念材料となり下落した。火曜日は原油需要の減少見通しから売られたが、中国の輸入が増加したとの報道や株価の上昇を材料となり上昇した。終盤にOPECが今後の原油需要予測を引き下げたことが上げ幅を削った。水曜日は新型コロナウイルス感染拡大で原油需要が伸び悩むとの懸念から売られたが、OPECが主要産油国の協調減産の遵守率が100%を超えたことを好感して買われた。祝日のためこの日発表のAPIの週間統計は原油在庫542万バレル減、ガソリン在庫151万バレル減、留出油在庫393万バレル減、クッシング原油在庫220万バレル増となった。木曜日は欧州での新型コロナウイルスの感染拡大で景気が悪化するとの見方から売られた。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在庫381万バレル減、ガソリン在庫162万バレル減、留出油在庫724万バレル減、オクラホマ州クッシング原油在庫290万バレル増となった。金曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要落ち込み懸念から売られた。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比12基増の205基と6月以来の200基越えとなった。

[来週の見通し]

欧州で新型コロナウイルスの感染が急拡大しており、再度の都市封鎖による原油需要の先行きへの懸念が生じ始めている。一方で今週発表のベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数が12基の大幅増加で6月以来の200基越えとなるなど、原油生産が増加する可能性が高いことが懸念材料となる。OPECプラスは19日にJMMC(共同閣僚監視委員会)を開催する。来年1月以降の減産幅維持などのサプライズが出る可能性があるのでヘッドラインには注意したい。火曜日発表のAPIの週間統計と水曜日発表のEIAの週間統計では1か月以上クッシングのWTI指標原油の在庫が増加を続けていることに注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ下げ上げ上げ上げ20上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
AO下げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
今週未使用
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ
RSI524851555453
ストキャステクス(%K, %D)86,8079,5971,7375,9284,8888,83
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はハリケーン「デルタ」の通過で天然ガス生産量が回復するとの見方が懸念材料となったが、冷え込みによる天然ガスの暖房用需要が増加するとの見通しから買われた。またIEAの月例レポートが、前回より需要予測が上方修正されたものの今後の需要は依然として過去最大の減少予測となったことを材料に売りが入った。火曜日は暖房用需要やLNG輸出の増加の見方が支援材料となったが、天然ガス生産の増加や気温上昇の予報が出たことで売られた。水曜日はメキシコ湾でのガス田の生産再開と、今後冬の冷え込みが弱く、暖かくなるとの予想を材料に売られた。木曜日はこの日、EIAから発表された天然ガス在庫が前週比で45Bcf増となり、各社予想の53Bcfを下回ったことで買われたが、利食い売りが出て上げ幅を削った。その後、従来の予報より気温が低下し天然ガスの暖房用需要が高まるとの見方から上昇して引けた。金曜日は輸出需要と暖房用需要の増加見通しを支援材料に上昇したが、生産量回復見込みや利食い売りが出て大幅下落した。

[来週の見通し]

LNGの輸出は好調なこと今後の気温が当初予測より低下し、暖房用需要が増加するとの見通しが支援材料となる考えられる。一方で、天然ガスの生産量が今後回復する見方が懸念材料となると考えられる。まちまちな材料のために上下の値動きが大きくなっているので天気予報やヘッドラインによる動きには注意したい。EIAが木曜日に発表する天然ガス統計ではLNGの輸出状況と生産量増加、在庫量の増加に注意したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ20上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ20上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ20上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ4
AO上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ5
実際下げ下げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI616259555955
ストキャステクス(%K, %D)80,9283,7979,6664,4761,7054,46

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は米議会で協議されている新型コロナウイルス追加経済対策の内容が不十分との見方から売られた。火曜日はアメリカの新型コロナウイルス追加経済対策の議会協議の行き詰まりで換金売りが入ったことや、IMFが今後の世界経済の見通しを上方修正したことで売りが入った。水曜日は米大統領選挙や世界経済のコロナウイルス禍からの回復への不透明感が広がったことで買いが入った。木曜日はトランプ米大統領の発言で停滞している新型コロナウイルス追加経済対策が進展するとの期待から上昇した。金曜日は新型コロナウイルスが欧州で急速に感染拡大していることを材料に金が買われたが、発表されたアメリカの小売売上高が予想外の増加となったこと、米新型コロナウイルス追加経済対策の成立時期が不透明となったことで売られた。

[来週の見通し]

アメリカの追加経済対策が今後進展するとの期待感がしぼんでおり、来週は懸念材料となると考えられる。一方で、新型コロナウイルスの感染が欧州やアメリカで急速に拡大していることで、来週もリスク回避のドル買いで換金売りが出やすい環境にある。追加経済対策についての与野党協議が進む可能性は依然残されているので、ヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想(トレンド転換)

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40下げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
ROC上げ上げ下げ上げ上げ20上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA下げ下げ下げ下げ上げ40下げ
今週未使用
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
ドンチャン上げ上げ下げ下げ上げ0下げ
実際下げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI545245484947
ストキャステクス(%K, %D)71,9981,8270,2953,4645,5849,42
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルス感染拡大で欧州で需要減となるとの見方から売りが入った。火曜日は金の下落を材料に売られたが安値拾いの買いが入って下げ幅を削った。水曜日は金の上昇が支援材料となったが、新型コロナウイルスの感染が再拡大するとの見方から売られた。木曜日はドル高・ユーロ安が進んだことで売りが入ったが、株価の上昇を材料に買い戻されて、上昇して引けた。金曜日は株価の上昇を材料に買いが入ったが、終盤には株価の下落と金の下落を材料に売られ下げ幅を削った。

[来週の見通し]

欧州で新型コロナウイルスの感染拡大が急速に進んでいることで、欧州での工業用需要が今後減退するとの見方が懸念材料。一方で、米政府の追加経済対策についての与野党協議は進展せず、大統領選挙前の成立は困難となっているため、金と同様に換金売りが出やすくなり懸念材料となると考えられる。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ROC上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
先週未使用
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
実際下げ下げ下げ上げ上げ
オシレータ
CCI下げ
RSI474644434443
ストキャステクス(%K, %D)47,5648,4846,3436,2431,3631,35

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:北側でみぞれ。今後の雨量は平年以上の見込み。
気温:平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は上昇で始まったが、利食い売りが入って高値から約30セント以上の大幅下落となった。火曜日は中国向けの輸出拡大期待から買われた。この日、USDAから発表された輸出検証高は215.7万トンと好調だったことも支援材料となった。水曜日はブラジルで干ばつが広がり大豆の作付けが遅れているとの報道や、中国向けの輸出が好調なことを材料に上昇した。木曜日は南米での降雨予報を材料に売られたが、中国向けの輸出の拡大期待から上昇した。金曜日は好調な輸出を材料に買いが入ったが、立会時間に入ると強い利食い売りが入って下落した。この日、USDAが発表した輸出成約高は263.1万トンと好調だったが利食い売りに押された。

[来週の見通し]

大豆の収穫は順調に進んでいるが、中国からの大口購入期待は引き続き強く、来週も堅調に推移すると考えられる。加えて、大豆産地であるブラジルやアルゼンチンで雨が降らず作付けや農作業が遅れるとの見方が支援材料となると思われる。現在のアメリカ産大豆の作柄はUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで確認したい。USDAは10月19日に輸出検証高、10月22日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ下げ下げ上げ20下げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI755962656661
ストキャステクス(%K, %D)84,8673,5266,6260,6768,7466,55
コーン

[今週のまとめ]

月曜日は買いで始まったが、立会時間に入ると強い利食い売りが入って、高値から約10セントの下落となった。火曜日は順調な輸出が支援材料となったが、利食い売りが入って上げ幅を削った。この日、USDAが発表した輸出検証高は63.2万トンだった。水曜日は好調な輸出を材料に上昇した。木曜日は中国の大連商品取引所でコーンが最高値を更新したことや南米の干ばつを材料に買いが入った。金曜日は輸出拡大期待から買いが入ったが、立会時間に入ると利食い売りが入って下落した。この日USDAが発表した輸出成約高は65.5万トンと控えめな内容だった。

[来週の見通し]

南米や黒海沿岸のコーン産地での干ばつ予想や、消費地である中国大連の商品取引所でコーンが高値となったことでアメリカ産のコーンへの需要が高まるとの見方を材料に来週も上昇すると考えられる。ただし、上昇の後の利食い売りには注意したい。アメリカのコーンの作柄はUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで、南米や黒海沿岸の状況はUSDAのWeelly Weather and Crop Bulletinでも確認したい。USDAは10月19日に輸出検証高、10月22日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI726667707472
ストキャステクス(%K, %D)86,9080,7380,7980,8889,9989,80

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。