相場分析2020年10月26日-10月30日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

10月25日で欧州の夏時間が終了する。

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
月曜日中国国内総生産5.2%4.9%
中国鉱工業生産5.8%6.9%
火曜日アメリカ建築許可件数152.0万件155.3万件
API原油在庫100万-200万バレル減58万バレル増
APIガソリン在庫162
万バレル減
API留出油在庫594万バレル減
APIクッシング原油在庫117万バレル増
水曜日EIA原油在庫100万-200万バレル減100万バレル減
EIAガソリン在庫189万バレル増
EIA留出油在庫383万バレル減
EIAクッシング在庫97万バレル増
EIA製油所稼働率75.1%(前週)72.9%
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数86.0万件78.7万件
EIA天然ガス在庫50Bcf増49Bcf増
金曜日べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数205基(前週)211基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は米政府による追加経済対策への期待感が支援材料となり上昇して始まったが、後半、新型コロナウイルスの感染拡大や追加経済対策の協議が進まないことが懸念材料となり下落して取引を終えた。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念から下げで始まったが、この日発表された住宅着工件数や建築許可件数を好感して買い戻され、追加経済対策の協議進展への期待感もあって上昇したが、引けにかけて売られて小幅上昇となった。水曜日は下院民主党のベロシ会員議長のコメントを受けて、米政府の追加経済対策への期待感から上昇したが、メドウズ大統領補佐官から協議について慎重な見方が示されると下落した。木曜日は新規失業保険申請件数が予想を下回ったことと、追加経済対策への期待感が支援材料となり上昇した。金曜日はこの日発表されたインテルなどの企業決算が冴えなかったこと、追加経済対策の協議が進まないことに対する失望感から売られた。

[来週の見通し]

アメリカ政府の新型コロナウイルス追加経済対策の協議は大統領選挙前の合意が難しい情勢となりながらも続いており、ヘッドラインに反応する値動きが続いている。欧州では新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めが全く掛かっておらず、引き続き懸念材料となると考えられる。来週は大統領選挙を11月初めに控えて、値動きが小さいことが予想されるが、来週予定される第3四半期のGDP速報値発表には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想(トレンド転換)

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ下げ下げ40上げ
ROC上げ上げ上げ下げ下げ40下げ4
アルーン上げ上げ上げ下げ下げ40下げ5
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ下げ下げ40下げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
今週未使用
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
実際下げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI666159566153
ストキャステクス(%K, %D)73,7262,4255,5034,932,3827,35

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は米政府の追加経済対策への期待感から買われたが、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減やリビア産原油の生産上昇が懸念材料となった。この日開催のJMMCは予想通りの内容で特に影響はなかった。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減が懸念材料となった。一方で米政府の追加経済対策への期待感や株高から上昇して引けた。この日発表のAPIの週間統計は原油在庫58万バレル増、ガソリン在庫162万バレル減、留出油在庫594万バレル減、クッシング原油在庫117万バレル増となり、原油在庫の増加が懸念材料となった。水曜日の前半は小幅な値動きとなった。この日発表されたEIA原油在庫統計が原油在庫100万バレル減、ガソリン在庫189万バレル増、留出油在庫283万バレル減、オクラホマ州クッシング原油在庫97万バレル増となるとガソリン在庫の増加や製油所の稼働率減少が懸念材料となり下落した。木曜日は米政府の追加経済対策の協議進展期待やロシアのプーチン大統領がOPECプラスの減産幅の減少延期を示唆したことを材料に買われた。金曜日はリビア産原油の増産や新型コロナウイルスの感染拡大による原油需要落ち込み懸念から売られた。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比6基増の211基と210基越えとなった。

[来週の見通し]

欧州での新型コロナウイルスの感染拡大が原油需要の先行きに不透明感をもたらしており懸念材料となっている。また、今週発表のベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数が5基の増加で210基を越え、リビアに続きアメリカの原油生産が増加する可能性がさらに高まった。今週はOPECプラスの減産幅維持にロシアのプーチン大統領が前向きな対応を示唆したが、来週サウジアラビアなど他国の反応があるかには注意したい。火曜日発表のAPIの週間統計と水曜日発表のEIAの週間統計ではクッシングのWTI指標原油の在庫が増加を続けているが、原油在庫の減少幅も縮んでおり、先を占う上で今週の結果には注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
アルーン上げ下げ上げ上げ上げ20上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
今週未使用
ROC上げ上げ上げ下げ下げ40下げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ
RSI505655566752
ストキャステクス(%K, %D)88,8380,6876,7659,3355,5537,25
天然ガス

[今週のまとめ]

週を通してLNG輸出の増加が相場を支えた。月曜日は輸出増加と気温の低下による暖房用需要増加見通しが支援材料となった。火曜日も輸出増加と気温低下による需要増大が支援材料となった。水曜日は輸出増加と生産量の減少が支援材料となり上昇した。木曜日にEIAから発表された天然ガス在庫が前週比で49Bcf増となり、各社予想の51Bcfとほぼ予想通りだったため材料視されなかった。相場は連日の上昇に対する利食い売りが出て下落した。その後、従来の予報より気温が低下し天然ガスの暖房用需要が高まるとの見方から上昇して引けた。金曜日は輸出需要と生産量の減少を支援材料に上昇したが、気温上昇で今後の暖房用需要見通しが悪化したことから下落した。

[来週の見通し]

LNGの輸出が好調なことが支援材料となっているが、今後の気温が当初予測より上昇し、暖房用需要が減少するとの見通しや天然ガスの生産量の上昇、天然ガス価格上昇で発電用需要がより廉価な石炭へシフトするとの見方などが、来週は懸念材料となると考えられる。投機資金のために上下の値動きが大きくなっているのでヘッドラインや天気予報には注意したい。EIAが木曜日に発表する天然ガス統計では生産量が増加するかどうかと在庫量の増減に注意したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際上げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI476262696861
ストキャステクス(%K, %D)54,4663,7369,8785,9688,8273,71

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は欧州での新型コロナウイルスの感染拡大が支援材料となったが、株価の下落で換金売りが出て上げ幅を削った。火曜日は米政府の追加経済対策期待が支援材料になって上昇した。終盤利食い売りが出て上げ幅を削った。水曜日は追加経済対策への期待感が支援材料となり大幅上昇した。後半、期待感が後退すると売られて上げ幅を削った。木曜日はこの日発表の新規失業保険申請数が予想を下回る好調な内容だったこと、米政府の追加経済対策協議の先行きへの不透明感が懸念材料となり売られた。金曜日はドル安と大統領選挙を巡る不透明感が支援材料となったが、追加経済対策の協議が進まないことが懸念材料となり下落した。

[来週の見通し]

今週はアメリカの追加経済対策の協議の情報で高下した。未だ合意しておらず、来週も今週と同じ値動きになると予想されるのでヘッドラインに注意したい。新型コロナウイルスの感染が欧州やアメリカで急速に拡大する状況に変化はなく、来週もリスク回避のドル買いで換金売りが出やすい環境は続く。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
EMA下げ下げ下げ上げ上げ0下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
今週未使用
ROC上げ下げ上げ上げ上げ40下げ
アルーン上げ上げ上げ上げ下げ80下げ1
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
SMA下げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際上げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ
RSI535155545147
ストキャステクス(%K, %D)49,4251,5150,5663,8360,4154,37
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は株価の下落で換金売りが出て下落した。火曜日はドル安と金の上昇を材料に買われたが、終盤利食い売りが出て上げ幅を削った。水曜日はアメリカ政府の追加経済対策協議進展への期待感から買われた。木曜日は金の下落に連れ安となったが、安値拾いの買いが入って下げ幅を削った。金曜日は株価や金の上昇を材料にした買いが入って上昇した。後半株価の下落で上げ幅を削ったものの900.0ドル台を回復した。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大が欧州で進みロックダウンが始まっていることが懸念材料となっている。一方で来週も米政府の追加経済対策についての与野党協議の進展情報に反応した高下が起きると考えられるので、ヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想(トレンド転換)

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ上げ上げ上げ60上げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
MACD下げ下げ上げ上げ上げ60上げ2
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40上げ
先週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40上げ
ROC下げ下げ上げ上げ上げ60上げ3
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
パラボリック下げ下げ上げ上げ上げ60上げ4
実際下げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI434044505150
ストキャステクス(%K, %D)31,3532,2640,6057,8472,7478,76

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を上回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:東側で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を上回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日はブラジルの干ばつが支援材料となり上昇したが、利食い売りが出て上げ幅を削った。この日、USDAから発表された輸出検証高は217.5万トンと好調だったことも支援材料となった。火曜日はブラジルでの降雨情報が懸念材料となったが、好調な輸出を材料に買いが入って上昇した。水曜日は南米の干ばつと輸出期待を材料に買いが入った。後半、高値警戒感から売りが出て上げ幅を削った。木曜日も好調な輸出を材料に買いが入った。この日、USDAが発表した輸出成約高は222.6万トンと好調だったが利食い売りに押されて横ばいとなった。金曜日は好調な輸出を材料とした買いと利食い売りで高下したが、終盤に南米の干ばつによる作付け遅れで需要がひっ迫するとの見方から大幅上昇して5営業日連続の上昇で引けた。

[来週の見通し]

今週は中国からの大口購入が一旦下火になったものの、輸入期待は引き続き強い。加えて、南米の大豆産地であるブラジルやアルゼンチンで干ばつにより作付けや農作業が遅れるとの見方が支援材料となり、来週も堅調に推移すると考えられる。アメリカ産大豆の収穫は8割ほど終了しているが、USDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートや火曜日のWeekly Weather and Crop Bulletinで状況を確認したい。USDAは10月26日に輸出検証高、10月29日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
アルーン上げ上げ下げ下げ上げ60上げ
MACD上げ下げ下げ下げ下げ20上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI677065666871
ストキャステクス(%K, %D)66,5562,5761,7272,8677,7386,97
コーン

[今週のまとめ]

月曜日はこれまでの上昇に対する利食い売りが入って下落したが、後半輸出期待から買いが入って上昇した。この日、USDAが発表した輸出検証高は91.1万トンだった。火曜日は好調な輸出や南米の干ばつが支援材料となり上昇した。水曜日は利食い売りが出たものの、好調な輸出を材料に上昇して終了した。木曜日はこの日USDAが発表した輸出成約高は183.2万トンで好調な輸出を材料に買いが入ったが、利食い売りが出て上げ幅を削った。金曜日は中国への輸出期待を材料に上昇したが、利食い売りが出て横ばいになったが、終盤買いが入って5営業日連続の上昇で週の取引を終了した。

[来週の見通し]

南米のコーン産地での干ばつ予想や、中国やメキシコなどによるアメリカ産のコーンの大量購入期待が相場の上昇を支えている。来週も堅調に推移すると考えられるが、利食い売りには注意したい。アメリカのコーンの収穫は6割以上終了している。作柄はUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで、南米の状況は天気予報や火曜日にUSDAが発表するWeekly Weather and Crop Bulletinで確認したい。USDAは10月26日に輸出検証高、10月29日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ上げ
RSI878178788384
ストキャステクス(%K, %D)89,8088,8687,9793,9694,9095,100

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。