相場分析2020年11月23日-11月27日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

11月26日はアメリカが感謝祭の祝日のため、木曜定例の指標の公開日が移動する。

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
月曜日中国鉱工業生産6.5%増6.9%増
火曜日アメリカ小売売上高0.5%増0.3%増
API原油在庫10-170万バレル増417万バレル増
APIガソリン在庫26万バレル増
API留出油在庫502万バレル減
APIクッシング原油在庫18万バレル増
水曜日アメリカ建築許可件数156.0万件154.5万件
EIA原油在庫10-170万バレル増76万バレル増
EIAガソリン在庫261万バレル増
EIA留出油在庫521万バレル減
EIAクッシング在庫120万バレル増
EIA製油所稼働率74.5%(前週)77.4%
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数70.7万件74.2万件
アメリカ中古住宅販売戸数645万件685万件
EIA天然ガス在庫11Bcf増31Bcf増
金曜日べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数 236基(前週)231基
べーカー・ヒューズ天然ガス採掘リグ稼働数73基(前週)76基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は取引開始時間から買いが入った後、モデルナ社の新型コロナウイルスワクチンの開発進展報道で更に買われて30074ドルと最高値を更新した。後半利食い売りと新型コロナウイルスの感染拡大懸念による売りが上げ幅を削った。火曜日は新型コロナウイルスのワクチン開発の進展が前半支援材料となり上昇したが、米国内での新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことが売り材料となり下落した。水曜日はファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの最終分析が発表され前回を上回る内容だったことが買い材料となったが、後半新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことや利食い売りが出て下落した。木曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による経済の低迷懸念から売られたが、追加経済対策について米議会が再交渉に貼るとの報道を受けて上昇した。金曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念やFRBの緊急融資プログラムの縮小を材料に売られた。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスワクチン開発による上昇は一服したと考えられる。来週は米国内での新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないこと、ロックダウンの再開が進んでいることが懸念材料になると考えられる。また、選挙後ようやく追加経済対策の交渉が米議会で再開される見通しとなっている。ポジティブな続報があれば支援材料となると思われる。

[テクニカル分析]

来週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO下げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際上げ下げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI677385788075
ストキャスティクス(%K, %D)80,8384,9589,9086,7277,6963,49

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスワクチンの開発の進展情報を受けて42.30ドル付近まで上昇したが、利食い売りが出て上げ幅の約半分を削った。火曜日は株価の下落を材料に売られる展開となったが、OPECプラスの減産期間の延長見通しから買いが入って下げ幅を削った。ただしこの日開催のJMMCでは減産期間について触れられなかったことで上げ幅は限定的だった。APIが発表した週間統計では、原油在庫が417万バレル増、ガソリン在庫が26万バレル増、留出油在庫が502万バレル減、クッシング原油在庫が18万バレル増となり、原油在庫の増加が終盤の売り材料となった。水曜日は新型コロナウイルスワクチンの開発の進展期待やOPECプラスの減産期間延長期待から買われたが、EIAが発表した週間統計が原油在庫が76.9万バレル増、ガソリン在庫が261万バレル増、留出油在庫が521.6万バレル減、クッシング原油在庫が120.0万バレル増となり、原油在庫の増加が懸念材料となった。木曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減見通しから売られたが、株価が上昇を材料に買い戻されて横ばいとなった。金曜日は新型コロナウイルスワクチンの開発の進展による需要回復期待が支援材料となった。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘用リグ稼働数は231基と前週比5基の減少だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスワクチンの開発の進展による需要回復期待とOPECプラスによる減産期間の延長期待が来週も相場を支えると思われる。一方で、週間統計で発表される原油在庫がプラスに転じている。アメリカ産原油の生産回復が理由となっている。世界ではリビアの原油生産が木曜日に日量125万バレルを超えて、2020年1月の内戦前の生産量を回復した。年内には130万バレルまで回復するといわれているが、回復スピードを考えると130万バレルを上回る可能性もあるだろう。火曜日のAPIの週間統計と水曜日のEIAの週間統計には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は買いトレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
MACD上げ上げ下げ上げ上げ80上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI595773707371
ストキャスティクス(%K, %D)76,6873,7571,7174,7575,7781,89
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は気温上昇による暖房用需要の伸び悩み見通しと天然ガス生産量の増加を材料に売られた。火曜日は引き続き暖房用需要の伸び悩みが懸念材料となったが、LNGの輸出が順調に推移していることを材料に買いが入って横ばいとなった。水曜日は生産量の増加が懸念材料になり売られたが、後半買い戻しの動きが入り上昇した。木曜日は気温上昇による暖房用需要の伸び悩みと生産量の増加を材料に大幅下落した。この日発表のEIAの在庫統計で市場予想の11Bcf増に対して31Bcf増と在庫が大幅増となったことも懸念材料となった。終盤やや買い戻されて下げ幅を削った。金曜日は一転気温の低下による暖房用需要の増加期待と好調な輸出が支援材料となって上昇した。

[来週の見通し]

12月の気温予報による暖房用需要の見通しが相場を左右している状況が続いている。このほか天然ガスの生産量が増加していることが懸念材料、輸出が増加していることが支援材料となっている。どの情報がその日の相場を動かすかには十分に注意したい。今週は感謝祭の祝日があるためEIAの在庫統計は水曜日に発表される。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ下げ下げ下げ下げ20上げ
一目均衡表上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
EMA上げ下げ下げ上げ下げ20下げ
AO上げ上げ上げ下げ下げ60下げ1
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
今週未使用
ROC下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際下げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ下げ
RSI473826251825
ストキャスティクス(%K, %D)26,2515,011,87,1411,1217,24

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はモデルナ社の新型コロナウイルスワクチンの開発の進展が発表されると強く売られたが、新型コロナウイルスの感染拡大がアメリカ国内で止まっていないことを材料に買い戻されて横ばいとなった。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることから買いが入った。水曜日はファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの開発についての最終報告が出ると、前回より良好な結果だったことから売られた。その後、新型コロナウイルスの感染拡大懸念から買い戻されたが、利食い売りが出てマイナス圏に沈んだ。木曜日は新型コロナウイルスのワクチンの開発進展と米政府の経済対策への不透明感から売られたが、米議会が再交渉で合意したと報道されると買い戻されて下げ幅を削った。金曜日も追加経済対策の再交渉への期待から買いが入ったが、利食い売りが出て上げ幅を削った。

[来週の見通し]

米国内で感染が止まらない新型コロナウイルスの感染拡大によるリスク回避の買いが来週も支援材料となるが、危機の高まりによる株価の暴落などが起きた際の換金売りには注意したい。このほか米議会における追加経済対策の交渉の進展報道にも注意が必要。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ROC上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80下げ1
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ80下げ2
AO下げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
今週未使用
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
アルーン方向感なし方向感なし方向感なし方向感なし方向感なし0方向感なし
EMA下げ下げ下げ下げ上げ80上げ5
実際下げ下げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI
RSI474650504744
ストキャスティクス(%K, %D)16,1730,3330,2525,1916,1319,17
白金

[今週の相場まとめ]

白金は5連騰。月曜日はモデルナ社の新型コロナウイルスワクチンの開発進展報告直後には売りが入ったが、株価の上昇が支援材料となり大幅上昇した。火曜日は株価の下落が懸念材料となったが、金が上昇したことで白金にも買いが入った。水曜日はファイザー社の新型コロナウイルスワクチンの最終分析結果が良好だったことを材料に売りが入ったが、金や株が上昇したことを材料に連日の大幅上昇となった。木曜日は新型コロナウイルスワクチンによって今後の経済の回復し、工業用需要が回復するとの期待から買われた。金の下落により売られる場面もあったが、金が買い戻されると白金にも買いが入って上昇した。金曜日は追加経済対策進展期待による金の上昇を材料に買いが入った。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスワクチンの開発で経済が回復し白金需要が回復するとの期待が来週も支援材料となると考えられるので、金が下落しても白金が下落しない状況が来週も生じると思われる。週で60ドル以上上昇したため、テクニカル的には過熱感が高まっており、利食い売りには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は買いトレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI525963727470
ストキャスティクス(%K, %D)49,6371,9863,8992,8991,8590,85

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:南部で雨。今後の雨量は平年以下の見通し。
気温:平年を上回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:南部で雨、北部で雪やみぞれ。今後の雨量は平年以下の見通し。
気温:平年を上回る見込み。

天気予報(南米)
・ブラジル:北部で雨、南部は降雨なし
・アルゼンチン(パンパ地域):降雨なし

大豆

[今週のまとめ]

月曜日はモデルナ社の新型コロナウイルスワクチン開発の進展情報を材料に買いが入った。この日USDAが発表した輸出検証高は224.0万トンと好調で支援材料となった。火曜日は好調な輸出を背景に買いが入った。後半利食い売りが出たがプラスで取引を終了した。水曜日はファイザー社の新型コロナウイルスワクチン開発の分析結果が改善したことを材料に買いが入った。後半利食い売りが入って下落した。木曜日は好調な輸出や今後大豆在庫がひっ迫するとの見方から買いが入った。この日USDAが発表した輸出成約高は138.7万トンだった。金曜日は好調な輸出と南米の干ばつ懸念を材料に買いが入った。週末のポジション調整で売りが入って上げ幅を削ったが、取引終了時間にかけて買い戻された。

[来週の見通し]

来週も好調輸出と南米での干ばつ懸念が材料となると考えられる。南米では雨も降っているようだが、乾燥が改善するには至っていないとされている。最新の予報では、特にブラジルで乾燥が続く見通し。USDAが発表する月曜日の輸出検証高と、金曜日の輸出成約高(感謝祭のため移動)に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI597286919194
ストキャスティクス(%K, %D)88,8889,9391,9390,8588,8784,85
コーン

[今週のまとめ]

月曜日は中国向けの輸出期待から上昇した。USDAが発表する輸出検証高は81.7万トンと好調な数字だったが、南米産地で降雨があったとの報道が上値を抑えた。火曜日は輸出と南米の干ばつ懸念を材料に買われたが、利食い売りが出て上げ幅を削った。水曜日はファイザー社が新型コロナウイルスワクチンの開発について前回より良好な最終分析を出したことを材料に買いが入った。木曜日は中国向けの輸出期待を材料に買いが入ったが、南米産地の降雨報道が上値を押さえた上、利食い売りが出て下落した。金曜日は輸出が好調なことと南米の干ばつ懸念から買いが入ったが、週末のポジション調整が入り、ほぼ横ばいとなった。

[来週の見通し]

コーンも好調な輸出と南米の乾燥懸念が引き続き相場の支援材料となっている。来週も堅調に推移すると考えられるが、南米の天気予報には注意したい。来週USDAは月曜日に輸出検証高、金曜日に輸出成約高を発表する。成約高の日程が普段と異なることには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80下げ
今週未使用
MACD下げ下げ上げ上げ上げ40 上げ
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI445064716970
ストキャスティクス(%K, %D)52,4751,9562,7475,8679,7881,79

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。