相場分析2020年2月24日-2月28日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
水曜日アメリカ建築許可件数155.1万件
アメリカ生産者物価指数+2.1%+1.3%
API原油在庫420万バレル増
APIガソリン在庫270万バレル減
API留出油在庫260万バレル減
APIクッシング原油在庫40万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請数21.0万件21.0万件
EIA天然ガス在庫145B-147B減151B減
EIA原油在庫250万バレル増42万バレル増
EIAガソリン在庫197万バレル減
EIA留出油在庫63万バレル減
EIAクッシング在庫13万バレル減
金曜日アメリカサービス業PMI53.049.4
アメリカ製造業PMI51.550.8
アメリカ中古住宅販売戸数543万件546万件
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数678基(前週)679基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は米国市場の休場のため値動きが小さかった。火曜日は中国におけるコロナウイルスの感染拡大による景気落ち込みや生産の遅れで、アップルが今期の売り上げ見通しを引き下げたことが懸念材料となり売りが先行した。水曜日は中国での新型コロナウイルスの感染拡大にブレーキがかかったことや中国政府による利下げなどの景気対策への期待感から上昇した。木曜日は新型コロナウイルスが日本など中国国外で相次いで感染が拡大したことが懸念材料となり下落した。ただ、コンファレンスボード景気先行指数 (予想+0.4%、結果+0.8% )など経済指標が堅調だったことから下値は堅かった。金曜日はIHSマークイットが発表したサービス業PMIが49.4と市場予想の53.0を大きく下回り、製造業PMIも50.8と低水準となったことでアメリカ景気の先行きに不透明感が生じたことが懸念材料となり下落した。週では470ドルの下落だった。

[来週の見通し]

アメリカ企業の第4四半期企業決算発表が続いている。来週発表を予定しているアメリカ企業は24日HP、25日ホームデポ(内需企業)、26日リオ・ティント(鉱物資源企業)などとなっている。アメリカ企業の好調な決算が続いているが、今週アップルが発表した今期の売り上げ見通しは、ウイルスの感染拡大による景気減速と需要減退、中国での生産減少が要因となっており、他のアメリカ企業の先行きも不透明さが強まると考える。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ下げ60下げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40下げ
今週未使用
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ上げ上げ上げ下げ60下げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
実際上げ下げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI
RSI6463585868
ストキャステクス(%K, %D)91,8689,9179,5972,6758,47

上昇トレンド。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は米国市場の休場のため動きは小さくほぼ横ばいで引けた。火曜日は新型コロナウイルスの流行拡大による原油需要減退懸念から下落したが、リビアが内戦で原油生産を縮小していること、ベネズエラ問題でアメリカがロシア大手石油企業に制裁を科したことが支援材料となり下値を支えた。水曜日は、ロシア石油大手ロスネフチの子会社へアメリカが制裁を行うことが支援材料となって上昇した。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫420万バレル増、ガソリン在庫270万バレル減、留出油在庫260万バレル減、クッシング原油在庫40万バレル増だった。木曜日は日本など中国国外で相次いで感染者死亡するなど感染拡大と原油需要減退への懸念から売りが入った。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在庫42万バレル増(予想250万バレル)、ガソリン在庫197万バレル減、留出油在庫63万バレル減、クッシング原油在庫13万バレル減だった。金曜日は新型コロナウイルスの感染拡大と株式市場の軟調が懸念材料となったが、サウジアラビア、クェート、UAEの三カ国が自主的な減産に向けて協議しているとの報道が支援材料となって下げ幅を削った。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は679(前週比+1基)だった。週では0.95ドルの上昇だった。

[来週の見通し]

中国国内での新型コロナウイルスの感染拡大には一定の減速が見られるが、中国国内の原油消費減少や世界経済の減速から原油需要が下振れするとの見方が強い。中国の消費は実際に減少が報告されている。OPECプラスとロシアによる減産についてはロシアに積極性が見られない状況が続いているが、サウジアラビア、クェート、UAEの三カ国だけでも自主的に減産を行うとの報道もあるので、ヘッドラインには引き続き注意したい。ベネズエラでのロシア石油大手ロスネフチに対して制裁が科されたことで、今週は原油が急伸したが、事情は落ち着きを取り戻していると考えられる。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
ドンチャン下げ下げ下げ下げ上げ20上げ
ROC下げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
今週未使用
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際上げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ
RSI3947415153
ストキャステクス(%K, %D)42,5470,9781,8395,9791,82

原油は上昇トレンド。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は米国市場の休場のため短縮取引だった。従来の見通しより気温が低下し、暖房用需要の増加見通しから上昇した。火曜日も気温が低下するとの天気予報を材料に続伸した。水曜日は利益確定売りが出た他、月曜日の予報より気温の低下が穏やかになるとの予報が懸念材料となって下落した。木曜日は従来の見通しより気温が下がるとの予報から暖房用需要の増加見通しが支援材料となって上昇し1.800ドル台を回復した。木曜日は発表されたEIAの天然ガス在庫が各社予想(145B減から147B減)に対して、予想を上回る151Bの減少となったことに加えて、減少幅が前週の115Bを大きく上回ったことで上昇し、1月17日以来となる2.000ドル台を回復したが、3月上旬の気温が上昇するとの天気予報が懸念材料となり大きく下落した。金曜日も従来見通しより気温が低下する予報となったが、買い戻しの動きが入って横ばいで引けた。週では0.031ドルの上昇だった。

[来週の見通し]

今週は気温低下予報や天然ガスの在庫減少が事前予想や前週実績を上回ったことに支えられて、堅調に推移し久方ぶりに2.000ドルを上回った。ただし、今週末から天気予報で再び寒さが緩む予報となっていることから上値は重いだろう。日本時間2月27日23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計で、来週も今週と同様、在庫が取り崩されるかどうかに注目したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ上げ上げ上げ0下げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA下げ下げ下げ上げ上げ20上げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
今週未使用
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ20上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ20下げ
実際上げ上げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI
RSI5951596557
ストキャステクス(%K, %D)69,5670,9785,9694,9382,59

下落トレンド。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は米国市場の休場のため短縮取引で値動きが小さかった。火曜日は、朝方にアップルが新型コロナウイルスの影響のため今期の売上見通しを引き下げ、このことが他のアメリカ企業にも波及するとの懸念から、大きく値を上げて1600.0ドル台まで上昇して引けた。水曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念が強まり上昇した。木曜日は日本にいるクルーズ船内で新型コロナウイルスの死者が出たことによる中国国外への感染拡大懸念から上昇した。株安も支援材料となった。金曜日は発表されたアメリカの製造業PMIとサービス業のPMIがともに低水準となったことや韓国で新型コロナウイルスの集団感染が判明したことが支援材料となって大きく上昇した。週では62.3ドルの上昇だった。

[来週の見通し]

国内新型コロナウイルスが中国内外で感染拡大していることから、世界経済への影響が懸念されている。また、今週発表されたアップルの今期売り上げ見通しのように、これまで堅調だったアメリカ経済の先行きにも不透明感が出始めており、安全資産である金には買いが入りやすくなっている。この他、コロナウイルスの流行で落ち込んだ経済対策のために各国で金融緩和が実施あるいは検討されており、金が上がり易い状況が来週も続くと予想される。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ下げ上げ上げ上げ100上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
MACD下げ下げ上げ上げ上げ80上げ
今週未使用
ROC下げ上げ上げ上げ上げ80上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
ドンチャン上げ上げ上げ下げ上げ100上げ5
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ80上げ
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI買い
RSI5056606462
ストキャステクス(%K, %D)62,8178,8988,9393,9794,93

上昇トレンド。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は米国市場の休場により値動きが小さかった。火曜日は金に連れ高となり白金も大きく値段を上げた。水曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念から買いが入り1000.0ドル台へ上昇したが、ドル高となったことで上げ幅を削った。木曜日は前半は金が軟調となったこと、後半は株安とドル高となったことがそれぞれ懸念材料となって1000.0ドルを割り込んだ。金曜日は金の堅調が支援材料となり上昇したが、株安となったこと工業用需要の先行き懸念が高まり下落して引けた。週では10.85ドルの上昇だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大懸念で上昇する金への連れ高になる傾向が来週も続くと予想するが、アジア株式市場の下落は相場の重しとなると考えられるので注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン下げ下げ下げ上げ上げ60下げ1
SMA下げ下げ上げ上げ上げ20下げ5
EMA下げ下げ上げ上げ上げ20下げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ上げ20上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
今週未使用
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
AO下げ下げ下げ下げ上げ20上げ
一目均衡表下げ下げ上げ上げ下げ40下げ4
MACD下げ下げ下げ上げ上げ0上げ
実際上げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI
RSI4242555956
ストキャステクス(%K, %D)38,3744,4760,9675,8273,40

下落トレンド。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:降雨はなし。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年以下の見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:降雨はなし。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。

天気予報(ブラジル)
・ブラジル産地北部:マトグロッソ州、マトグロッソ・ド・スル州、ゴイアス州
天気:散発的で弱い雨。今後も雨がちとなる見込み。
気温:平年並みから平年以上の見込み。
・ブラジル産地南部:リオグランデ・ド・スル州、パラナ州
天気:パラナ州では散発な雨、リオグランデ・ド・スル州では降雨はなし。今後はあっても散発的な雨の見込み。
気温:週末までは平年を上回る見込み。

天気予報(アルゼンチン)
・アルゼンチン産地北部:サンタ・フェ州、コルドバ州
天気:おおむね降雨はなし。今後はあっても散発的な雨の見通し。
気温:平年を下回る見込み。
・アルゼンチン産地南部:ブエノス・アイレス州、ラ・パンパ州
天気:おおむね降雨はなし。今後、23日までは雨がほとんど降らない見通し。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は祝日により休場。火曜日は米中の通商協定発効後も中国による大量買い付けが見られないことが懸念材料となった。この日、USDA発表の輸出検証高は99.2万トンと前週の64.0万トンを上回ったが影響は小さかった。水曜日はUSDAの需給報告で、2019/2020年シーズンの需要引き上げにより在庫率予想が減少したことを好感して買いが入ったが、利益確定売りに押されて下落して引けた。水曜日は新型コロナウイルスの感染者数の増加速度の減少で、拡大懸念が後退して上昇したほか、中国の大豆購入量拡大期待から上昇して引けた。木曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退懸念が弱材料となった。金曜日にUSDAが発表した輸出成約高が49.0万トンと前週の65.1万トンを下回ったことや、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減が懸念材料となった。週では3.8セントの下落だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの流行拡大で、中国の大豆需要が減少するとの見方や、米中の通商合意後に大量注文が未だないこと、ブラジル産の大豆の輸出が始まっていることなどが懸念材料となっている。今週も中国向けの輸出の動向に注意したい。USDAは輸出検証高を2月24日、輸出成約高を27日に発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ1
MACD上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ2
今週未使用
AO下げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
ROC上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
SMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
実際下げ下げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ
RSI4445465469
ストキャステクス(%K, %D)75,8785,7878,6978,8976,70

下落トレンド。

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は祝日のため休場。火曜日にUSDAが発表したコーンの輸出検証高は79.5万トンと前週の78.8万トンと比べて横ばいだったものの、市場予想の上限に近かったため支援材料となった。水曜日は前日の利食い売りが優勢で、下落して引けた。木曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退が材料となった。金曜日はUSDAが発表した輸出成約高が125.0万トンと前週の96.8万トンを上回り好調だったことが支援材料となったが、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退が引き続き材料視されて下落して取引を終了した。週では3.2セントの下落だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの流行拡大で、中国のコーン需要が減少するとの見方が、懸念材料となっている。 今週USDAは週例の輸出検証高を24日、輸出成約高を27日に発表する。コーンの輸出動向に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80下げ2
EMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
SMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
今週未使用
AO下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
アルーン下げ下げ下げ下げ上げ60上げ
実際下げ上げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI
RSI3740454447
ストキャステクス(%K, %D)46,3742,174417145,4848,25

下落トレンド。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。