相場分析2020年3月2日-3月6日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日API原油在庫280万バレル増130万バレル増
APIガソリン在庫7万バレル減
API留出油在庫70万バレル減
APIクッシング原油在庫41万バレル増
水曜日アメリカ新築許可件数71.0万件76.4件
EIA原油在庫280万バレル増45万バレル増
EIAガソリン在庫369万バレル減
EIA留出油在庫211万バレル減
EIAクッシング在庫90万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数21.2万件21.9万件
EIA天然ガス在庫156-158B減143B減
金曜日アメリカPCE物価指数+1.7%+1.6%
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数679基(前週)678基
土曜日中国製造業購買者景況感指数(PMI)50.0(前月)35.7

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は週末に韓国やイタリア、イランなどで新型コロナウイルスの感染が広がったことから売りが入り、700ドル以上の下落となった。火曜日は安値拾いの買いが入ったが、新型コロナウイルスがイタリアからスイス、オーストリア、クロアチアなど近隣へ拡大したこと、アメリカ疾病対策センターが感染拡大への備えを呼び掛けたことを材料に強く売られて900ドル近くの下落となった。水曜日は値ごろ感から買いが先行したが、NY市場が開くと下落した。木曜日は新型コロナウイルスの拡大が世界各地で広がっていることから、ほぼ一日売りが優勢で、約1000ドル下落して26000ドル台を割り込んだ。金曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念で値を下げたが、FRBのパウエル議長が景気下支えのために適切に行動するとコメントしたことで、買い戻しの動きが入って下げ幅削り25000ドル台を回復した。週では3276ドルの下落だった。

[来週の見通し]

アメリカ企業の第4四半期企業決算は山を越えた。来週発表を予定しているアメリカ企業は2日バクスター・インターナショナル(ヘルスケア)、3日ターゲット(小売り企業)、5日コストコ(小売り企業)などとなっている。土曜日に発表された中国の景況感指数は37.1と前月の50.0を大幅に下回った他、2008年のリーマン・ショック時の38.8を割り込み過去最低値を付けた。来週の月曜日も上値が重いことが予想されるが、トランプ・アメリカ大統領がFRBへ利下げ圧力をかけていると報道されていることには注意。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ下げ下げ下げ下げ80下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ100下げ1
ROC下げ下げ下げ下げ下げ100下げ2
一目均衡表上げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
SMA上げ下げ下げ下げ下げ80上げ5
EMA上げ下げ下げ下げ下げ80下げ
今週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ100下げ3
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ80下げ
AO上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
ドンチャン上げ下げ下げ下げ下げ80下げ
実際下げ下げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ下げ下げ
RSI6137191713
ストキャステクス(%K, %D)43,1522,47,35,84,0

下落トレンド。

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は中国以外での新型コロナウイルスの感染者拡大で原油需要が冷え込むとの見方から下落した。火曜日はアジアだけでなく南ヨーロッパでも感染が拡大していることが懸念材料となってこの日も下落した。APIの原油統計は原油在庫130万バレル増、ガソリン在庫7万バレル増、留出油在庫70万バレル減、クッシング原油在庫41万バレル増だった。水曜日は新型コロナウイルスの感染拡大が原油需要減退を招くとの懸念が拡大し強い売りが入った。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在庫45万バレル増(予想280万バレル増)、ガソリン在庫269万バレル減、留出油在庫211万バレル減、クッシング原油在庫90万バレル増だった。木曜日はアメリカのカルフォルニア州で感染経路不明の感染者が見つかるなど、新型コロナウイルスのアメリカへの感染拡大懸念から下落した。金曜日は新型コロナウイルスのアメリカでの感染拡大と燃料需要の減退の見方が懸念材料となって5営業日連続で1ドル以上値を下げた。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は678(前週比-1基)だった。週では7.20ドルの下落

[来週の見通し]

中国では感染の拡大に一定の歯止めがかかったが、依然として不要不急の移動が制限されて燃料需要の低調が続いている。中国国外でも、アジアやヨーロッパで感染者が増大しており、原油需要の下振れ懸念が続いている。未だにアメリカでは大規模な感染は確認されていないが、万一、ウイルスの大規模感染が発生した場合には30ドル台が見えてくる。ただし、FRBによる景気対策で株が上昇する可能性には留意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
MACD上げ上げ上げ上げ下げ20下げ
アルーン上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
ROC下げ上げ上げ下げ下げ40下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ100下げ1
AO下げ下げ下げ下げ下げ100下げ2
今週未使用
ドンチャン上げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
EMA下げ下げ下げ下げ下げ100下げ3
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
SMA下げ上げ下げ下げ下げ80下げ
実際下げ下げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ
RSI5856523832
ストキャステクス(%K, %D)85,7765,3640,816,56,5

原油は下落トレンド。

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は3月上旬の気温が従来の見通しより上昇し、暖房用需要の減少見通しから売りが入った。火曜日も気温上昇との天気予報を材料に売りが入った。水曜日は天気予報の他、新型コロナウイルスの感染拡大でエネルギー市場も需要減少の見込みから下落した。木曜日に発表されたEIAの天然ガス在庫が各社予想(156B減から158B減)に対して、予想を下回る141Bの減少となったことや天気予報による暖房用需要減見込み、原油への連れ安などで下落した。金曜日は取引開始直後から売りが優勢で1.700ドルを割り込み、一時4年ぶりとなる安値を付けた。その後買い戻されたが上値は重く、1.700ドルを割り込んで取引を終了した。週では0.189ドルの下落だった。

[来週の見通し]

今週は天気予報で3月の寒さが緩む予報となっていることから上値は重かったことに加えて、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念材料となりエネルギーにも売りが入り、約4年ぶりの安値水準となっている他、清算値ベースでは実に1999年以来の安値に近づいている。新型コロナウイルスの感染拡大と暖冬から世界中で需要が低迷しており、感染拡大のブレーキがかからない限り、来週も価格の下落が予想される。日本時間3月5日23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計での在庫の取り崩しには注目したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ下げ下げ下げ100下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ100下げ1
AO下げ下げ下げ下げ下げ100下げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ100下げ3
ROC上げ上げ上げ下げ下げ40下げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ0下げ
今週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ下げ20下げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
SMA上げ上げ上げ下げ下げ40下げ
ドンチャン上げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
実際下げ下げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI5946474539
ストキャステクス(%K, %D)49,3110,1536,2021,1112,5

下落トレンド。

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は韓国やイタリア、イランでの新型コロナウイルスの感染拡大が支援材料となり上昇し、2013年以来の高値1688.6ドルを付けたが、その後は利食い売りに押されて小幅上昇となった。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大が支援材料だったが、利益確定売りが優勢で約20ドル下落した。水曜日は前半に上昇した後、一時株高となったことから利益確定売りが優勢となった。株安に転じると買い戻されて上昇して小幅高となった。木曜日は新型コロナウイルスの感染拡大が支援材料となったが、換金売りが出て下落する場面が見られた。終盤に買い戻されて上昇して終了した。金曜日は一時上昇するものの、換金売りが優勢となり、約60ドルの大幅下落となり、1600ドルを割り込んだ。週では72.3ドルの下落だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスが世界中で感染拡大していることから、世界経済への影響が懸念されている。これまで金に資金が流入してきたが、金ですら換金売りのため大幅下落する状況となっている。状況が悪化する限りは金の売りを考えたい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60下げ4
ドンチャン上げ上げ上げ下げ上げ60下げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60下げ5
実際上げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI買い
RSI7592777676
ストキャステクス(%K, %D)94,9387,7675,5764,6059,61

上昇トレンド。

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金の堅調から買いが入ったが株安が懸念材料となって下落した。火曜日は安値拾いの買いが入ったが、新型コロナウイルスのパンデミック懸念から株安となったことで大幅下落した。水曜日は安値拾いの買いが入ったが、上値は重く金の軟調を材料に売りが入って下落した。木曜日は金の堅調が支援材料となったが大幅株安となったことで下落した。金曜日は新型コロナウイルスの影響による景気の落ち込みで工業用需要への懸念が出て、大幅安となった。週では111.1ドルの下落だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大で工業用需要の減少が懸念材料として浮上している。すでに中国では新車販売数が減少しており、この動きが広がれば、白金の相場が暴落する可能性があるので注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ100下げ1
ROC上げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
アルーン上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
一目均衡表上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
SMA上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
今週未使用
EMA上げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
AO上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ100下げ2
実際下げ下げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ
RSI5652343531
ストキャステクス(%K, %D)52,3330,1719,710,55,4

下落トレンド。

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:南部でみぞれ。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年並みから平年以下の見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:おおむね降雨なし。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。

天気予報(ブラジル)
・ブラジル産地北部:マトグロッソ州、マトグロッソ・ド・スル州、ゴイアス州
天気:散発的だがまとまった雨。今後も雨がちとなる見込み。
気温:平年以下から平年並みの見込み。
・ブラジル産地南部:リオグランデ・ド・スル州、パラナ州
天気:おおむね降雨なし。今後はあっても散発的な雨の見込み。
気温:平年以下から平年並みの見込み。

天気予報(アルゼンチン)
・アルゼンチン産地北部:サンタ・フェ州、コルドバ州
天気:おおむね降雨はなし。今後はあっても散発的な雨の見通し。
気温:平年並みから平年を上回る見込み。
・アルゼンチン産地南部:ブエノス・アイレス州、ラ・パンパ州
天気:おおむね降雨はなし。今後はあっても弱い雨の見通し。
気温:平年並みから平年を上回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの影響による需要減少懸念から下落した。この日、USDA発表の輸出検証高は59.4万トンと前週の100.5万トンを下回ったが、この影響は小さかった。火曜日は新型コロナウイルスの影響による需要減少懸念から売りが入ったが、買い戻されて上昇した。水曜日はアルゼンチンの大豆輸出が減少し需給が締まるとの見通しから上昇して引けた。木曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退懸念やUSDAが発表した輸出成約高が36.1万トンと前週の49.7万トンを下回ったことが懸念材料となった。金曜日は安値警戒感とポジション整理のための買いで上昇した。週では1.01セントの下落だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの流行拡大で世界中の大豆需要が減少するとの見方が懸念材料となっている。一方で、アルゼンチンで輸出登録が差し止められるなど、輸出の混乱が起きており、需給が締まるとの見方が支援材料となっており続報が待たれる。今週も中国向けなど輸出の動向に注意したい。USDAは輸出検証高を3月2日、輸出成約高を5日に発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ上げ0上げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ROC上げ下げ下げ下げ上げ0下げ
実際下げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI7067495059
ストキャステクス(%K, %D)68,4443,1328,2623,3046,80

下落トレンド。

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は新型コロナウイルスが中国外で感染拡大したことや、世界的な株安を受けて下落した。USDAが発表したコーンの輸出検証高は91.2万トンと前週の79.5万トンを上回ったが、売りに押された。火曜日は新型コロナウイルス拡大による需要減少懸念から下落した。水曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退が材料となったが、安値警戒感から下値は堅かった。木曜日はコーンの需要減少懸念の他、USDAが発表した輸出成約高が97.8.0万トンと前週の125.0万トンを大きく下回ったことが懸念材料となった。金曜日は月末のポジション調整の買いが優勢で上昇した。週では1.01セントの下落だった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの流行拡大によって、コーンの需要が世界的に減少するとの見方が、懸念材料となっている。 来週USDAは週例の輸出検証高を3月2日、輸出成約高を5日に発表する。引き続きコーンの輸出動向に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ100下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ100下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ100下げ2
EMA下げ下げ下げ下げ下げ100下げ3
SMA下げ下げ下げ下げ下げ100下げ4
一目均衡表
今週未使用
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ100下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ100下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ100下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ100下げ5
実際下げ上げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ下げ下げ
RSI4141343331
ストキャステクス(%K, %D)24,014,1811,1616,1319,28

下落トレンド。


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。