相場分析2020年4月13日-4月17日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日API原油在庫930万バレル増1193万バレル増
APIガソリン在庫944万バレル増
API留出油在庫17万バレル減
APIクッシング原油在庫680万バレル増
水曜日EIA原油在庫930万バレル増1517万バレル増
EIAガソリン在庫1049万バレル増
EIA留出油在庫47万バレル減
EIAクッシング在庫642万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数525.0万件660.6万件
アメリカ生産者物価指数-0.4%-0.2%
EIA天然ガス在庫21-24B増38B増
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数562基(前週)504基
金曜日アメリカコアCPI0.1%-0.1%
アメリカ消費者物価指数-0.3%-0.4%

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの拡大がイタリアやスペインでブレーキが掛かり、アメリカ・ニューヨーク州でも死者数が前日割れしたことを好感に買いが入った。火曜日のアジア時間は前日の流れを引き継ぎ上昇したが、欧州時間に入ると利食い売りが入り下落したことに加えて、ニューヨーク州の死者数が一転過去最多となったことから楽観論が後退して急落し上げ幅を削ったが、プラス圏を維持した。水曜日はニューヨーク州の死者数は過去最多を2日連続で更新したものの新規の患者増加が減少したことを好感したほか、アメリカ大統領選挙の民主党候補指名争いから大企業に批判的なサンダーズ上院議員が撤退したこと、原油相場の上昇を好感した買いが入った。木曜日は新規失業保険申請数が引き続き600万件を超えたが、材料としては無視され、FRBの大規模な資金供給策を好感して買いが入った。その後、原油相場が急落したことからダウにも売りが入ったが、買い戻されてこの日もプラス圏を維持した。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

アメリカでは先週の時点で26万人だった新型コロナウイルスの感染者数が60万人を超えた。欧州では死者の増大が続いている。両地域での感染の拡大はピークアウトと報じられたこともあったが、欧州では翌日から再増加しており、予断を許さない状態となっている。世界レベルでは南米、アフリカなどでも感染者の増加が続いている。企業活動が制限されており、新規失業保険申請件数は高止まりしている。来週は、景気対策の実施が支援材料となると考えられるのでヘッドラインに注意を払いたい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ0上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ0下げ
EMA下げ下げ下げ下げ0上げ
AO下げ下げ下げ下げ0下げ
ドンチャン下げ上げ上げ上げ75上げ5
SMA下げ下げ下げ上げ25上げ
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ100上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ100上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ100上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ100上げ4
実際上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI53556264
ストキャステクス(%K, %D)65,6377,9676,7086,94

上昇トレンド

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は予定されていたOPECプラスの緊急会合が9日以降に延期されたことを受けて下落で始まった。今回の協調減産が1500万バレル規模となることが期待されたことや、カナダやノルウェーが参加すること、アメリカが減産すればOPECプラス各国は減産に同意すると報じられたことが支援材料となって買いが入って上昇した。火曜日はOPECプラスの緊急会合がまとまる可能性が出てきたことは支援材料だったが、最終的な減産幅がOPECプラス外のアメリカやカナダ次第で交渉が難航するとの見方が懸念材料となった。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫1193万バレル増、ガソリン在庫944万バレル増、留出油在庫17万バレル減、クッシング原油在庫680万バレル増だった。水曜日はOPECプラスの協調減産会合にアメリカ、カナダ、イギリス、ノルウェーなどが参加し、1000万バレル規模の減産が期待されるとアルジェリアのエネルギー相が述べたとの報道や、アメリカ国内でも州や石油会社が減産を提案していることから、大幅な減産が実現するとの期待から急伸した。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在庫1517万バレル増(予想930万バレル増)、ガソリン在庫1049万バレル増、留出油在庫47万バレル減、クッシング原油在庫641万バレル増だった。木曜日はOPECプラス会合の様子見で始まった。OPECプラスの会合ではサウジアラビア400万バレル、ロシア200万バレル等で1000万バレル減産と発表された。新型コロナウイルス大流行で見込まれる3000万バレルの需要減に対して不十分との失望売りが入り急落した。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は504(前週比-58基)と今週も大幅減だった。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの流行拡大により世界需要は日量1億バレルから約3割の原油需要の落ち込みが予想されている。9日木曜日にOPECプラスで協議が行われ、サウジアラビア400万バレル、ロシア200万バレルを軸に日量1000万バレルの減産が確認されたが、アメリカや欧州の産油国の減産参加が前提でありまだ発効はしていない。引き続き10日金曜日に行われたG20の会合では減産を巡ってメキシコとサウジアラビアが対立、調停案がアメリカから出されたが会合終了までに交渉はまとまらず、いまだ減産自体がどうなるかは不透明なままとなっている。続報には特に注意したい。アメリカでは原油採掘用稼働リグの数が58基減と今週も50基を超える大幅な減少となり、設備投資と将来の産油量の削減が進んでいる。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ50下げ
MACD上げ上げ上げ上げ50上げ1
パラボリック上げ上げ上げ上げ50上げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ50下げ3
AO下げ下げ下げ下げ50下げ4
ドンチャン下げ下げ下げ下げ50下げ
今週未使用
EMA下げ下げ下げ下げ50下げ
アルーン上げ上げ上げ上げ50上げ
ROC上げ上げ上げ上げ50上げ
SMA下げ下げ下げ下げ50下げ5
実際上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI50485452
ストキャステクス(%K, %D)53,3978,7173,5063,69

下落トレンド

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は来週以降の天気予想の気温低下で、従来より暖房用需要が高まるとの見方から上昇した。火曜日は月曜日の流れを引き継ぎ需要増加の見込みから大幅上昇して、一時1.900ドル台を回復した。水曜日は新型コロナウイルスの感染拡大によるオフィス・工場の閉鎖から需要が減少するとの懸念から大幅下落した。木曜日は、発表されたEIAの天然ガス在庫は各社予想(21-24B増)に対して38B増となったこと、新型コロナウイルスの感染拡大による中長期の需要減退が懸念材料となって下落した。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

金曜日に発表されたリグ数は3週連続で大幅減となり150基ほど減少した。生産量減少につながる採掘リグ数の減少が続いていることは支援材料。現在、難航しているOPECプラスとOPECプラス外の産油国との交渉がまとまり、大幅減産が決定された場合、天然ガス価格も上昇することとが予想されるので続報に注意したい。日本時間4月16日23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計での在庫の増加量に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ上げ上げ0上げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ50下げ2
EMA下げ下げ上げ上げ0上げ
AO下げ下げ下げ下げ50上げ3
SMA下げ下げ下げ上げ25上げ
ROC上げ上げ上げ上げ50上げ4
今週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ50上げ5
ドンチャン下げ下げ上げ上げ100上げ1
MACD下げ上げ上げ上げ25上げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ0上げ
実際上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI39516758
ストキャステクス(%K, %D)36,6158,9786,9888,69

上昇トレンド

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はドル安で上昇が始まり、ニューヨーク時間に入ると新型コロナウイルスの感染拡大にブレーキが掛かったとの楽観的な見方で株価が急伸したこと、欧州やアメリカで金融緩和による資金供給が続くとの見方から大幅上昇した。火曜日は前日の大幅上昇後で利食い売りと買いが交錯する展開となり、利食い売りが優勢となって下落した。水曜日も新型コロナウイルス感染拡大の収束期待から上昇すると利食い売りが入って上値が重かった。一方で、ユーロ圏財務相会合が中断されたことでユーロ高ドル安が一服し下落する場面でも下値が堅く、相場は横ばいとなった。木曜日は新規失業保険申請数が660.6万件と引き続き高水準となり景気の先行き懸念が高まったこと、FRBが資金供給策を発表したことが支援材料となって大幅上昇した。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた世界経済影の低迷懸念が高まっている。各国の実施した金融緩和によって市場に資金が供給されており、安全資産である金は堅調に推移すると予測する。ただし、株価の急落等による換金売りには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ50上げ
AO上げ上げ上げ上げ50上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ50上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ50上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ50上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ50上げ
今週未使用
一目均衡表未定上げ上げ上げ25上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ50上げ
SMA上げ上げ上げ上げ50上げ
EMA上げ上げ上げ上げ50上げ5
実際上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI65687476
ストキャステクス(%K, %D)78,8085,9283,7580,73

上昇トレンド

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日の前半は株高を支援材料に、後半は株高と金が堅調となったが支援材料となって上昇した。火曜日は利食いによる下落で始まった。株高を材料に買い戻されたが、新型コロナウイルスによるニューヨーク州の死者数が過去最多となったことで株が急落したことが懸念材料となり下落した。水曜日は金の堅調と、新型コロナウイルスの感染拡大にブレーキが掛かる期待から上昇したが、ドル高となったことから上値が重くなった。ユーロ圏財務相会談の前にドル安となると買われたが、会談が中断されドル高となると白金は売られて下落で取引を終了した。木曜日は金が堅調となったことから買いが入った。その後一時軟化したが、金の堅調とドル安となったことから買いが入って上昇した。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

世界的規模では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、世界経済の減速懸念が高まっている。サプライチェーンの切断と需要減から自動車工場の閉鎖も相次いでいることが白金需要への懸念材料となっている。引き続き換金売りには注意が必要だが、金に連動して堅調となると予想される。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ50下げ
ドンチャン下げ下げ上げ上げ50上げ2
EMA下げ下げ下げ下げ50下げ3
一目均衡表下げ下げ下げ下げ50下げ4
SMA下げ下げ下げ下げ50上げ5
AO下げ下げ下げ下げ50下げ
今週未使用
パラボリック上げ上げ上げ上げ50上げ
MACD上げ上げ上げ上げ50上げ
ROC上げ上げ上げ下げ25上げ
アルーン上げ下げ上げ上げ75上げ1
実際上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI
RSI60637281
ストキャステクス(%K, %D)80,7882,8476,6668,52

上昇トレンド

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲でみぞれ、南部でみぞれ。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲でみぞれ。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要懸念が弱材料となったが、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州で発生した干ばつで2019/2020年の生産量が400万トン下方修正されたことが支援材料となって買い戻された。この日、USDA発表の輸出検証高は29.8万トンと前週の41.3万トンを下回ったが影響は小さかった。火曜日は中国向けの大豆需要懸念から売りが入ったが、新型コロナウイルスの感染拡大がピークアウトしたとの期待が支援材料となって買い戻された。その後、ニューヨーク州の死者が過去最多となると楽観論が後退して売りが入り上げ幅を全て削った。水曜日は中国が大豆の国家備蓄を放出したとの報道から中国の大豆購入期待が高まって上昇したが、需給報告前の利食い売りが入って急落した。木曜日にUSDAから発表された需給報告では大豆の輸出量予測が5000万ブッシェル引き下げられたが、織り込み済みで市場は大きく反応しなかった。一方、発表された輸出成約高は87.6万トンと前週の107.1万トンから減少したものの強気の内容と受け取られたこと、コーン高や株高を支援材料に上昇した。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの流行拡大対策に行われていた南米アルゼンチン、ブラジルの輸出遅延は解消する見込み。南米ではアルゼンチンとブラジルの一部で乾燥から生産量が引き下げられたことやアメリカ産大豆の輸出は好調が続いていることは引き続き支援材料となる。来週、USDAは輸出検証高を4月13日、 輸出成約高を4月16日に発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ50下げ
AO下げ下げ下げ下げ50下げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ50下げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ50下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ50下げ4
ROC下げ下げ下げ下げ50下げ
今週未使用
SMA下げ下げ下げ下げ50下げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ50下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ50下げ
MACD上げ下げ下げ下げ50下げ5
実際上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI63636355
ストキャステクス(%K, %D)28,715,1412,1514,13

下落トレンド

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は原油価格の下落からエタノール需要が低迷するとの観測が懸念材料となった。この日発表の輸出検証高は127.1万トンと前週の127.0万トンから引き続き高い水準だったが影響は小さかった。後半買い戻されてほぼ横ばいとなった。火曜日はアジアと欧米の株式市場が好調だったことから買いが入って上昇したが、ニューヨーク州の死者が過去最多となったことで新型コロナウイルスによる需要懸念が再燃して下落して上げ幅を削った。水曜日は新型コロナウイルスの感染がピークアウトしつつあるとの見方が支援材料となったが、発表されたEIAのエタノール統計が、2週連続で生産量2割減となったが、在庫の増加が続いていること懸念材料となって急落した。木曜日にUSDAが発表した需給報告ではコーンのエタノール向け需要が3.75億ブッシェル引き下げられたことで下落したが、輸出成約高が245.3万トンと前週の109.5万トンを大幅に上回ったことから買い戻されて上昇して取引を終了した。金曜日はグッド・フライデーで休場。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大による燃料用エタノール向け需要懸念があるが、アメリカ産コーンの輸出は好調が続いている。協議中の原油の減産が発効し、原油高に振れた場合には、エタノール向け需要を期待した上げがあるので続報に注意したい。来週USDAは週例の輸出検証高を4月13日、輸出成約高を4月16日に発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ50下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ50下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ50下げ2
パラボリック下げ下げ下げ下げ50下げ3
SMA下げ下げ下げ下げ50下げ4
AO下げ下げ下げ下げ50下げ
今週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ50下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ50下げ
ROC下げ下げ下げ下げ50下げ
EMA下げ下げ下げ下げ50下げ50
実際下げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI27344531
ストキャステクス(%K, %D)6,97,814,2417,20

下落トレンド


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。