相場分析2020年4月27日-5月1日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日API原油在庫1400万バレル増1322万バレル増
APIガソリン在庫343万バレル増
API留出油在庫736万バレル増
APIクッシング原油在庫736万バレル増
アメリカ中古住宅販売戸数530万戸527万戸
水曜日EIA原油在庫1400万バレル増1502万バレル増
EIAガソリン在庫101万バレル増
EIA留出油在庫787万バレル増
EIAクッシング在庫477万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数442.7万件420.0万件
アメリカ新築住宅販売戸数15.4%減15.0%減
EIA天然ガス在庫39-45B増43B増
金曜日アメリカコア耐久財受注6.0%減0.1%増
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数438基(前週)378基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大の収束期待から買われたが、原油市場が需要減による貯蔵能力の限界懸念から急落したことを受けて石油関連株を中心に売りが入って急落した。火曜日は前日の原油安の流れを引き継ぎ売りが優勢だった。水曜日はアメリカ議会が中小企業の追加支援策を含む経済対策法案を可決したことを好感したほか、半導体企業が好調な業績を発表したこと大幅下落の後の割安感などから買いが入った。木曜日は原油価格が上昇に転じたことやアメリカで経済の再開の兆しが見られることで上昇したが、期待されていた新型コロナウイルスの治療薬の治験失敗の報道を受けて売られ上げ場を削った。この日発表された新規失業保険申請件数は442.7万件と改善が見られたが、なお高い水準だった。金曜日は米議会を通過した追加の経済対策法案がトランプ大統領の署名で成立したことを好感して買われた他、失敗が伝えられていた新型コロナウイルスの治療薬の大規模治験の結果が来月中頃発表されるとの報道を好感して、上昇して引けた。

[来週の見通し]

アメリカで経済の再開に向けた期待感や特効薬の開発期待が引き続き支援材料となると考えられる。発表が続く米企業の第1四半期の業績にも注意が必要だろう。世界ではなお感染者の増加が続いており、世界経済全体の減速懸念が引き続き懸念材料となる中で開かれるFOMCの結果に注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ下げ40下げ
パラボリック上げ上げ下げ下げ下げ0下げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
一目均衡表下げ下げ下げ上げ上げ80上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI6758576765
ストキャステクス(%K, %D)87,9484,7466,3153,5340,43

上昇トレンド

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は原油需要の落ち込みで、オクラホマ州クッシングの先物受け渡し場所の貯蔵能力を在庫が上回るとの懸念から、期近の5月限の価格が急落して一時史上初となるマイナス価格となり-40.32ドルの安値を付けた。乗り替わった6月限も下落した。火曜日は前日の大幅安の動きを引き継ぎ大幅下落した。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫1322万バレル増、ガソリン在庫343万バレル増、留出油在庫736万バレル増、クッシング原油在庫491万バレル増だった。水曜日は原油価格の下落に対しOPECプラスが追加の価格維持策に追い込まれるとの観測から買われた。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在庫1502万バレル増(予想1400万バレル増)、ガソリン在庫101万バレル増、留出油在庫787万バレル増、クッシング原油在庫477万バレル増だった。木曜日はOPECプラスの追加減産期待から上昇したが、新型コロナウイルスの治療薬の治験失敗の方が入ると上げ幅を削った。金曜日はクウェートが5月1日より実施されるOPECプラスの減産に先駆けて自主的に減産を始めるとの報から買われたが、燻る供給過剰懸念が上げ幅を削る展開となった。この日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は378基(前週比60基減)と今週も大幅減だった。

[来週の見通し]

アメリカでは今週も原油採掘用稼働リグの数が60基減となり、設備投資と将来の産油量の削減が進んでいるが、クッシングの原油在庫の増加は続いている。火曜日のAPI、水曜日のEIA双方の在庫統計の結果には注意したい。来週の金曜日からはOPECプラスの協調減産が始まり、一定の需給の引き締め効果が期待される。加えて追加の減産策が発表された場合、大きく上昇する可能性がある。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ2
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ3
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ4
ドンチャン下げ上げ下げ下げ上げ60上げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
今週未使用
MACD上げ下げ下げ下げ下げ0下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ
RSI4225434342
ストキャステクス(%K, %D)53,3947,3126,816,97,5

下落トレンド

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は原油相場が急落すると、シェールオイルの生産が減少し、天然ガスの生産も減少するとの見方から強い買いが入って急伸した。火曜日は月曜日の流れを引き継いで生産減期待からの上昇で始まったが、今後、従来の予想に比べて今後2週間が暖かくなり暖房用需要が減るとの見通しから売りが入って下落した。水曜日はシェールガスの生産が1か月ぶりの低水準となったことが支援材料となり上昇した。木曜日は今後の気温の上昇による暖房用需要減見通しから売りが入って下落した。発表されたEIAの天然ガス在庫は各社予想(39-45B増)に対して43B増となった。金曜日は今後の気温の上昇により暖房需要が減退するとの見方や新型コロナウイルスの感染防止のための閉鎖措置によって天然ガス需要が減少するとの見方から下落した。

[来週の見通し]

金曜日に発表の稼働中のリグ数が5週連続で大幅減となり300基台前半となり、天然ガスの生産量減少が予測されることが支援材料となると考えられる。一方で、新型コロナウイルスによる事業所や工場閉鎖で需要減が生じていることが懸念材料となると考えられるが、在庫量の増加ペースは前週より落ちている。日本時間4月30日23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計での在庫の増加量に注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表下げ上げ下げ上げ上げ0上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40下げ1
AO下げ下げ上げ上げ上げ40上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ20下げ5
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
今週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
EMA下げ上げ上げ上げ上げ20上げ
SMA下げ上げ上げ上げ上げ20下げ
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ20上げ
実際上げ下げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI5460576260
ストキャステクス(%K, %D)40,6064,9272,6580,8570,62

上昇トレンド

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は株安が支援材料となったが新型コロナウイルス感染の収束期待から上値は重く、原油急落による株安で換金売りが出て上げ幅を削った。火曜日は昨日の原油安を材料に売りが入り下落した。水曜日は新型コロナウイルス対策として追加経済対策法案が米議会で可決されたこと、トランプ・アメリカ大統領からイランがアメリカ艦船の妨害を行った場合は反撃する指示を出したとのツイートが出たことが支援材料となった。木曜日は発表された米経済指標の悪化や原油価格の上昇が支援材料となった。新型コロナウイルスの治療薬の治験失敗の方が入ると換金売りが出て上げ幅を削った。金曜日は株高を材料とした売りや利食い売りが入って下落した。

[来週の見通し]

新型コロナウイルス治療薬の開発期待と閉鎖解除による経済活動再開への期待が高まっていることは懸念材料で換金売りにも注意したい。一方でウイルスの感染拡大で多くの企業が苦境にたたされていることが支援材料となると考えられる。来週も不安定な値動きが続くと考えられる。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
パラボリック上げ下げ下げ下げ上げ40上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際上げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI6073697072
ストキャステクス(%K, %D)70,5160,5149,4354,6864,81

上昇トレンド

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金の堅調と新型コロナウイルスの収束期待が支援材料となって買われたが、原油安から株安に転じたことが懸念材料となり下落した。火曜日はアジア・欧州の軟調を受けた売りが入った。水曜日は原油高や金の堅調が支援材料となって上昇した。木曜日は金や原油が堅調となったことで買いが入ったが、新型コロナウイルの最初の治験の失敗が報じられると上げ幅を削った。金曜日は金が利食い売りのため下落すると連れ安となったが、金が堅調となったことで下げ幅を削った。

[来週の見通し]

世界経済の減速懸念が引き続き懸念材料となっている。加えて、新型コロナウイルスの感染拡大対策として鉱山の閉鎖が続いている南アフリカで5月1日に封鎖が解除される可能性があることも懸念材料。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
一目均衡表下げ下げ下げ下げ上げ40上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ下げ40下げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI7073595964
ストキャステクス(%K, %D)63,5760,5348,3343,4442,49

上昇トレンド

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:北部で雨やみぞれ。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:北部で雨やみぞれ。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は先週に続いて、精肉工場が閉鎖されて家畜向け飼料需要が減少するとの見方が懸念材料となり下落した。この日、USDAが発表した輸出検証高は53.9万トンと前週の44.2万トンを上回ったが影響は小さかった。火曜日は下落で始まったが安値警戒感から買いが入って上昇した。水曜日は新型コロナウイルスのワクチン開発期待から買いが入った他、中国向け19.8万トンの成約が発表されたことが支援材料となった。木曜日は中国が農産物を大量に購入するとの報道が支援材料となったが、飼料向需要の減退懸念から上げ幅を削った。金曜日はアメリカに続きブラジルでも従業員の感染から工場が閉鎖され、飼料用需要の減退観測から売りが入った。メキシコ向け12万トンの大口の輸出成約があったことはある程度下値を支えた。

[来週の見通し]

アメリカに続きメキシコでも加工業者が操業を中止する見方から、飼料用大豆の需要懸念が生じている。中国向け需要期待が支援材料と考えられる。USDAは輸出検証高を4月27日、 輸出成約高を4月30日に発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
今週未使用
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際下げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI1716193036
ストキャステクス(%K, %D)2,01,112,3727,4345,50

下落トレンド

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は原油価格の下落からエタノール需要の減少懸念と食肉工場の閉鎖による飼料向け需要懸念から売られた。この日発表の輸出検証高68.3万トンと前週の117.6.1万トンから減少したことも懸念材料となった。火曜日は前日の原油急落からエタノール向け需要懸念が再燃し下落したが安値警戒感から下値は堅かった。水曜日はエタノール需要の減少が懸念材料となったが、欧州株の上昇を受けて大豆も上昇した。木曜日は中国向け農産物の輸出拡大期待から上昇した。輸出成約高が67.0万トンと前週の97.6万トンを下回ったことから上げ幅を削った。金曜日は天候回復による早期のコーンの作付け作業の再開とエタノール向け需要の減退懸念から下落したが、メキシコ向けの58.9万トンの輸出成約が発表されると買い戻されて終盤下げ幅を削った。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大による原油価格の低迷でエタノール向け需要懸念があることや、食肉工場の閉鎖による家畜向け飼料需要の低迷見通しが引き続き懸念材料。一方でアメリカ産コーンの輸出が引き続き好調となっていることが、支援材料となる。来週USDAは週例の輸出検証高を4月27日、輸出成約高を4月30日に発表、EIAのエタノール統計は29日に発表される。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60上げ2
パラボリック下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
ROC下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
今週未使用
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
実際下げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI2320193336
ストキャステクス(%K, %D)12,2510,017,2635,5044,56

下落トレンド


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。