相場分析2020年5月4日-5月8日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日API原油在庫1100万バレル増997万バレル増
APIガソリン在庫110万バレル減
API留出油在庫546万バレル増
APIクッシング原油在庫248万バレル増
アメリカ消費者信頼感指数87.986.9
水曜日アメリカ第1四半期国内総生産-4.0%-4.8%
EIA原油在庫1100万バレル増899万バレル増
EIAガソリン在庫366万バレル減
EIA留出油在庫509万バレル増
EIAクッシング在庫363万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数350.0万件383.9万件
EIA天然ガス在庫69-71B増70B増
金曜日アメリカISM製造業購買担当者景況指数36.941.5
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数378基(前週)325基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日はアメリカで今後段階的に都市封鎖を解除し、経済活動を再開させるとの方針を好感して値上がりした。火曜日は欧州とアメリカで都市封鎖が解除されるとの期待が支援材料となったが、新型コロナウイルスの流行による景気の悪化懸念が高まったことから売りが入って、横ばいで取引を終了した。水曜日は新型コロナウイルスの治療薬としてレムデジビルが早期承認される見通しとなったことから強い買いが入った。その後FOMCの様子見で下落したが、金利据え置きが発表されると買い戻されて上昇した。木曜日は都市封鎖解除期待から値上がりで始まったが、発表された新規失業保険申請数が383.0万件と改善しつつも依然として高水準にとどまり、個人消費も-7.5%と過去最大の落ち込みとなったことから景気の先行き懸念が高まって下落した。金曜日はこの日発表されたISM製造業景況指数が41.5と2009年4月以来の低水準となった他、新型コロナウイルスに対する過去の対応を巡って米中対立が高まるとの懸念から売りが入って下落した。

[来週の見通し]

アメリカでの都市封鎖の解除が進むことによる経済の再開に向けた期待感や治療薬レムデジビルの緊急使用がFDRに承認されたことが支援材料となる。一方で、発表が続く米企業の第1四半期の業績や、過去の新型コロナウイルスの対応を巡って関税の引き上げなどを伴う新しい米中間の対立が生じていることが懸念材料となると考えられるので続報に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60下げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
アルーン下げ下げ上げ上げ上げ20上げ
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際上げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI7063636155
ストキャステクス(%K, %D)48,5557,7868,7281,9278,70

上昇トレンド

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は世界中の原油備蓄施設の85%が埋まるなど、原油需要の落ち込み懸念が材料となり大幅下落した。OPECプラスの一部による前倒し減産が報道されたが材料視されなかった。火曜日はフランスやスペインなど欧州で都市封鎖が解除されることで原油需要が高まるとの期待から上昇した。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫997万バレル増、ガソリン在庫110万バレル減、留出油在庫546万バレル増、クッシング原油在庫248万バレル増だった。水曜日は都市封鎖による需要回復期待、新型コロナウイルスの治療薬レムデジビルの早期承認期待、この日発表されたEIA原油在庫統計が原油在庫899万バレル増(予想1100万バレル増)、ガソリン在庫366万バレル減、留出油在庫509万バレル増、クッシング原油在庫363万バレル増とガソリン在庫が減少したことによる需要回復期待から買いが入った。木曜日はアメリカの一部の州で経済活動が再開し、原油需要の持ち直し期待が高まったこと、ノルウェーが減産を発表したことなどを好感して上昇した。金曜日は欧米での都市封鎖解除による需要回復期待やこの日ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数が325基(前週比53基減)と今週も大幅減だったことが支援材料となって上昇した。

[来週の見通し]

原油採掘用稼働リグの数が53基減となり、7週連続で設備投資と将来の産油量の削減が進んでいることは、5月1日からのOPECプラスの協調減産開始と合わせて支援材料となる。ただし、クッシングの原油在庫の増加は今週も続いており、在庫の上限は残り1000万バレル程となっているため、火曜日のAPI、水曜日のEIA双方の在庫統計で発表されるクッシングの原油在庫の結果には特に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
ドンチャン上げ下げ下げ上げ上げ40上げ3
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
今週未使用
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
パラボリック下げ下げ下げ下げ上げ40上げ2
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI
RSI3836383945
ストキャステクス(%K, %D)59,6961,5563,6367,7777,94

上昇トレンド

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は原油相場の下落から今後シェールオイルの生産量が減少し、それに伴ってガス生産量も低下するとの見方が支援材料となり上昇した。火曜日はガス生産量の低下で需給が締まるとの期待から上昇した。水曜日は新型コロナウイルスによって天然ガスの需要が減少するとの懸念から下落した。木曜日は需要懸念から下落して始まったが買い戻されて上昇した。発表されたEIAの天然ガス在庫は各社予想(69-71B増)に対して70B増となった。金曜日は新型コロナウイルス対策の都市封鎖によって国内需要、輸出需要共に減少するとの懸念から下落した。

[来週の見通し]

今週、金曜日に発表された稼働中の原油と天然ガスを合わせたリグ数が6週連続の大幅減となり408基台となり、天然ガスの生産量減少が予測される。また、新型コロナウイルスによる需要減や輸出減が懸念材料となっていたが、今月以降の欧州やアメリカの都市封鎖解除による需要の回復期待が支援材料と考えられる。一方で、5月1日からOPECプラスによる協調減産が始まったことで原油価格が上昇すると、生産増に転じるとの懸念が生じて相場の重しとなると考えられる。日本時間5月7日23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計での在庫の増加量に注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
ROC下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
パラボリック上げ下げ上げ上げ上げ40上げ
実際上げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI5253515357
ストキャステクス(%K, %D)61,3755,6866,9479,7687,90

上昇トレンド

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はアジア市場の株高を受けた下落で始まり、アメリカで都市封鎖の緩和方針が発表され、経済活動の回復期待から株高となると利食い売りが出て下落した。火曜日は欧州やオセアニアで都市封鎖が解除されるとの見通しから売りが先行した。その後、新型コロナウイルスによる経済悪化懸念から買い戻されて下げ幅を削った。水曜日はアメリカでの都市封鎖解除による経済の回復期待と治療薬レムデジビルの早期承認期待から売られたが、FOMCで金利が据え置かれ金融緩和が続くとの見方からドル安となると上昇した。木曜日はドル安となったことから買いが入ったが、ECBが金利据え置きを発表すると、月末の手じまい売りが出て大幅下落した。金曜日は米中間対立の再度の激化懸念から株安となったことを材料に買われて上昇した。

[来週の見通し]

欧州とアメリカの都市閉鎖解除による経済活動再開への期待が高まっていることが懸念材料となる。一方で、新型コロナウイルスの過去の対応を巡って関税の引き上げを含む新たな米中対立が生じていることから、来週も不安定な値動きが続くと考えられる。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
ROC上げ上げ下げ上げ下げ0上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
アルーン下げ下げ下げ下げ上げ60上げ1
今週未使用
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ下げ下げ20下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ下げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI
RSI6565645851
ストキャステクス(%K, %D)75,7774,6367,6264,6654,35

上昇トレンド

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日はアジア株の上昇を受けて買いが入ったが、金が軟調となると売りの勢いが強くなり売られたが、アメリカの都市封鎖解除による経済の回復期待から買い戻されて小幅下落で終了した。火曜日は金が軟調となったことで売りが入ったが、都市封鎖解除による景気回復・需要回復期待から上昇した。水曜日は都市封鎖解除とレムデジビルの早期承認期待による株高を材料に買われたが、金が軟調となったことから売りが入って横ばいとなった。木曜日は金の堅調を材料に買いが入ったが、金が軟調となると下げに転じ、小幅安となった。金曜日は金の下落と中国での新型コロナウイルスの第2波懸念から売りが入った。終盤は値動きが小さくマイナス圏で取引を終了した。

[来週の見通し]

世界経済の減速による需要減懸念があるが、欧州でロックダウンが解除されることと中国の景気回復期待が支援材料となると考えられる。加えて、南アフリカでの新型コロナウイルス対策による鉱山封鎖は継続される見通し。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ5
一目均衡表上げ上げ上げ下げ下げ60下げ3
アルーン下げ下げ下げ下げ上げ60上げ4
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
今週未使用
ROC上げ上げ下げ下げ下げ80下げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ80下げ2
実際下げ上げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI
RSI5965616155
ストキャステクス(%K, %D)47,4949,4851,5558,7266,72

下落トレンド

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:北部と東部の一部で雨。今後の雨量は平年並みから平年以下の見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:北部で雨。今後の雨量は平年並みから平年以下の見込み。
気温:平年並みから平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日はアジア株の上昇を受けた買いで始まったが、アメリカとブラジルの食肉工場閉鎖による需要懸念から売られた。この日、USDAが発表した輸出検証高は55.5万トンと前週の55.1万トンを上回ったが影響は小さかった。火曜日はブラジルでの食肉工場の閉鎖による需要懸念とアメリカの順調な作付けを材料に売りが入った。水曜日はトランプ・アメリカ大統領が精肉工場の営業継続命令を出したことで、飼料用需要懸念が払拭された他、メキシコ向けの10.8万トンの大型成約が発表されたことで上昇した。木曜日は中国が大豆を大量に購入したと伝えられた他、USDAが発表した輸出成約高が119.3万トンと前週の34.5万トンを大幅に上回ったことで買いが入って大幅上昇した。金曜日は新型コロナウイルスを巡る新たな米中対立から中国向け輸出の減少懸念から売りが先行した。

[来週の見通し]

飼料用大豆の需要懸念が生じていたが、トランプ・アメリカ大統領が営業継続を指示したため、アメリカ国内の需要減の見方は弱まった。ただし、ブラジルにおけるいくつかの精肉工場の閉鎖は行われている。また、これまで中国向け需要期待が支援材料と考えられていたが、過去の新型コロナウイルス対応を巡る新たな米中対立が生じており、懸念材料となると考えられる。USDAは輸出検証高を5月4日、 輸出成約高を5月7日に発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60上げ2
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
パラボリック下げ下げ下げ上げ上げ60上げ
今週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
MACD下げ下げ下げ上げ上げ60上げ
ROC下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
実際下げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ上げ上げ
RSI3432304045
ストキャステクス(%K, %D)43,3543,4339,2851,7269,78

下落トレンド

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は原油価格の低迷によるエタノール需要の減少懸念。食肉工場の閉鎖による飼料向け需要懸念から売られた。この日発表の輸出検証高107.8万トンと前週の69.81万トンを上回ったが影響は小さかった。火曜日はブラジルの食肉工場が閉鎖されたことによる飼料用需要懸念とアメリカでの順調な作付けが報じられ、売られた。水曜日はトランプ・アメリカ大統領による精肉工場の営業継続命令で飼料用需要の懸念が払拭されたことや、欧州での都市封鎖の解除期待から上昇した。木曜日はUSDAが発表した輸出成約高が169.5万トンと前週の67.0万トンを大幅に上回ったことから上昇した。金曜日は新型コロナウイルスを巡って米中の対立が高まり報復関税もありうるとの懸念から下落したが、輸出が好調であることが下値を支え、小幅下落となった。

[来週の見通し]

世界的な需要減少に伴う原油価格の低迷で、エタノール向け需要懸念は引き続き弱材料となる。アメリカ産コーンの輸出が好調となっていることは支援材料となるが、過去の新型コロナウイルス対応を巡るアメリカとコーンの大口輸出先である中国との対立の行方に注意したい。USDAは週例の輸出検証高を5月4日、輸出成約高を5月7日に発表、EIAのエタノール統計は6日に発表される。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
MACD下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
ROC下げ下げ下げ下げ上げ40下げ
パラボリック上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
今週未使用
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60上げ5
実際下げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ
RSI3631253840
ストキャステクス(%K, %D)50,4538,1321,424,5544,74

下落トレンド


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。