相場分析2020年7月27日-7月31日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日API原油在庫190-210万バレル減754万バレル増
APIガソリン在庫202万バレル減
API留出油在庫136万バレル減
APIクッシング原油在庫72万バレル増
水曜日アメリカ中後住宅販売戸数478万戸472万戸
EIA原油在庫190-210万バレル減489万バレル増
EIAガソリン在庫180万バレル減
EIA留出油在庫107万バレル増
EIAクッシング在庫137万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数130.0万件141.6万件
EIA天然ガス在庫36B増37B増
金曜日アメリカ新築住宅販売戸数70.0万戸77.6万戸
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数180基(前週)181基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルス感染拡大懸念で売りが入ったが、新型コロナウイルスワクチンの開発期待やハイテク株の上昇から買い戻されて横ばいとなった。火曜日はアメリカ政府、EUの追加経済対策への期待感から上昇したが、高値警戒感からの売りが上げ幅を削った。水曜日はアメリカ政府がヒューストンの中国領事館の閉鎖を指示したことで、米中対立が激化する懸念から売られたが、欧州の追加景気刺激策への期待から上昇した。木曜日は中国領事館の閉鎖に対する中国側の報復による対立激化懸念や、新規失業保険申請数が130.0万件の予想に対して141.6万件となったこと、景気先行指数が2.1%の予想に対して2.0%と弱気な内容だったことで下落した。金曜日は中国側が報復として成都のアメリカ総領事館の閉鎖を指示したことで、米中対立の激化懸念や景気の先行き見通しが懸念から売りが入った。

[来週の見通し]

アメリカ国内の新型コロナウイルスの新規感染者は未だ多くの州で増加しており、感染者数は累計400万人を超えた。再規制によって景気の先行き懸念が高まっているが、追加の景気対策法案が発表される可能性がある。加えて、アメリカ政府によるヒューストンの中国領事館閉鎖命令以降、米中対立が激化している。金曜日には成都のアメリカ領事館の閉鎖が中国の命令で閉鎖されたが、アメリカが中国領事館の閉鎖を追加する可能性もある。一方で、中国の長江流域では今も雨が降り続いており、洪水被害が拡大している。サプライチェーンに影響が出ているのでこちらの続報にも注意したい。また、金融緩和による資金が流れ込んでいることで、連日値動きが大きくなっているのでヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40下げ4
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI
RSI666467686352
ストキャステクス(%K, %D)76,7172,7174,8080,9080,7067,40

上昇トレンド

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念から下落したが、新型コロナウイルス用ワクチンが良好な結果となったことやEUの追加経済対策期待から買い戻されて横ばいとなった。火曜日は欧米政府の追加経済対策期待やワクチンの開発期待、ドル安が支援材料となって上昇した。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫754万バレル増、ガソリン在庫202万バレル減、留出油在庫136万バレル減、クッシング原油在庫72万バレル増で、原油在庫増が上げ幅を削った。水曜日は景気対策期待から上昇した。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在489万バレル増、ガソリン在庫180万バレル減、留出油在庫107万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫137万バレル増だった。原油在庫の増加の影響は小さかった。木曜日はアメリカ政府による中国領事館の閉鎖指示で米中対立の激化懸念が高まり、下落した。金曜日は米中対立と新型コロナウイルスの感染拡大による需要低下、株安が懸念材料となって売られた。この日、ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比1基増の181基となった。

[来週の見通し]

今週木曜日のEIA統計で、原油生産量の増加と原油在庫の増加が確認されたが、それでもなお、原油需要の持ち直しの期待感や金融緩和資金による買い支えが続いている。下落の切っ掛けを掴みたい。ベーカー・ヒューズ社発表の原油採掘用稼働リグの数は1基増加した181基となり3月14日以来の増加となった。今後も生産増加が続くかどうか、木曜23時半のEIAの原油在庫統計の原油生産量の動向に注意したい。なお、テキサス州沿岸の油田・ガス田地帯に接近していた熱帯暴風Hannaは南に逸れる見込み。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
今週未使用
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
パラボリック上げ上げ下げ下げ下げ60下げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI575662615454
ストキャステクス(%K, %D)82,7678,7977,7781,8676,6572,66

上昇トレンド

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はガスの増産見通しと在庫水準が高いことを材料に売られた。火曜日はアメリカ国内の気温が上昇して冷房用需要が高まっていることが支援材料となった。水曜日は引き続き、冷房用需要増が支援材料となった。木曜日は売りられたが、冷房用需要の高まるとの見方から買い戻された。この日EIAが発表した天然ガス在庫は市場予想の36Bcfとほぼ一致する37Bcf増となった他、天然ガス生産量の増加が確認されたが、影響は小さかった。金曜日は下落で始まったが、気温の上昇で冷房用需要が高まるとの見方と、パイプラインによるガス輸出が増加していることを材料に後半買いが入った。

[来週の見通し]

気温上昇で冷房用需要が天然ガス需要を牽引している。東海岸や西海岸ではまだ高温が続くと考えられるが、夏も終わりに近づいており天気予報に注意したい。つづく原油高に伴って、今週シェールオイルの増産が確認された他、天然ガスの生産量も増加しているので注意したい。一方でパイプライン輸出がやや持ち直しているが依然として輸出は低迷している。木曜日の23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計で在庫増加量、生産量、輸出量の3つの数字の動きに注目したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ20上げ4
一目均衡表下げ下げ下げ上げ上げ60上げ1
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
ドンチャン上げ下げ下げ上げ上げ40上げ2
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
今週未使用
ROC下げ下げ下げ下げ上げ40下げ3
EMA上げ下げ下げ下げ下げ0上げ
MACD上げ下げ下げ下げ下げ0上げ
AO上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ
RSI514148475247
ストキャステクス(%K, %D)20,79,1113,2221,3043,7665,88

上昇トレンドへ転換

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念や緩和資金の流入で買いが優勢な展開だった。欧米政府による追加の景気支援策や追加緩和への期待感、ドル安の進行で大きく上昇した。水曜日はアメリカ政府による中国領事館の閉鎖指示で米中間の対立が高まるとの見方やドル安が支援材料となり、この日も大きく上昇した。木曜日は領事館の閉鎖による米中対立の激化懸念や経済指標が冴えない内容でで景気の先行き懸念が高まったことから上昇した。金曜日は、中国の報復で成都の総領事館が閉鎖されることとなり、今後の米中対立の激化が低迷する世界経済への更なる打撃となるとの懸念から上昇した。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスが引き続き米国内で増加し、今後の景気の先行き懸念が高まっている中で、米中間の対立が激化している。リスク回避資産としての金の需要の増大と金融緩和資金が流入で来週も金相場は上昇しやすいと考えられるが、上昇が続いて高値警戒感も高まっており、利食い売りの集中により一気の下落には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ80上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ
RSI676779828585
ストキャステクス(%K, %D)75,8277,9690,9696,9995,8994,94

上昇トレンド

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金融緩和と新型コロナウイルスの感染拡大懸念による金の上昇に追随して約15ドル上昇した。火曜日はドル安と金高を材料に買いが入り30ドル以上上昇した。水曜日は欧州の追加経済対策期待からドル安が進んだことを材料に約50ドルの大幅上昇となった。木曜日も米中対立の激化懸念やドル安から上昇した金に追随して上昇した。金曜日は上昇で始まったが、高値警戒感から売りが入り横ばいとなった。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大に加えて米中間の対立の激化懸念から上昇すると考えられるが、白金の工業用需要への懸念もあり上値は重いと考えられる。高値が続いており利食い売りが出やすくなっているので、株価や金の動きも注意したい。金融緩和の資金が流れ込み続けているため、値幅が大きくなっていることには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
ROC上げ上げ上げ上げ下げ100下げ
先週未使用
アルーン上げ下げ上げ上げ上げ80上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ-上げ上げ上げ上げ
RSI595968798075
ストキャステクス(%K, %D)56,6260,7575,8787,9792,9191,93

上昇トレンド

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:東側を中心に雨。今後の雨量は平年以並みから平年以上までまちまち。
気温:北側では平年を上回り、南側は平年並みの見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年以下から平年並みまでまちまち。
気温:北側では平年を上回り、南側は平年並みの見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日はコーンベルトで大豆の生育に適した天候が続くとの予報が懸念材料となって下落で始まった。この日発表された輸出検証高が45.2万トンと前週の48.3万トン下回ったが、中国向けに13.2万トンの大口成約が発表され輸出拡大期待から上昇した。火曜日は前日のクロッププログレスレポートの大豆の作柄改善を材料に売られた。この日、USDAは中国向けの12.6万トンの大口制約を発表し、下げ幅を削った。水曜日はアメリカ政府が中国領事館の閉鎖を指示したことで米中対立で大豆の輸出懸念が高まり急落したが、USDAが中国向けの71.5万トン、仕向け地不明の21.1万トンの大口成約を発表すると買い戻されて上昇した。木曜日はコーンベルトの天候改善による豊作懸念から下落したが、USDAが発表した輸出成約高が236.5万トンと前週の108.5万トンを大きく上回ったこと、中国向けの13.2万トンの大口成約が支援材料となり上昇した。金曜日は米中対立による大豆の輸出の先行き懸念で下落したが、後半に買い戻されて横ばいで引けた。

[来週の見通し]

コーンベルトの大半では天候が改善し、順調に生育が進み、豊作が予想されることが懸念材料となっている。今後の降水量予報には特に注意したい。今週も連日中国向けの大口成約が確認されて大豆が買われたが、米中双方の領事館の閉鎖など米中対立が高まる中で、中国の輸入が来週も続くかどうかは不透明となっているので注意したい。来週、USDAは7月27日に輸出検証高、7月30日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ40上げ
実際上げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI667060545854
ストキャステクス(%K, %D)65,8280,9283,7483,8285,9990,88

上昇トレンド

コーン

[今週のまとめ]

月曜日はコーンベルトの天候が改善し、コーンの生育に適した天候が続くとの予報が懸念材料となって下落した。USDAが発表した輸出検証高が114.9万トンと前週の91.7万トンを上回ったことで下げ幅を削った。火曜日はコーンベルトの天候の改善やクロッププログレスレポートで作柄が市場の予想外に良かったことから売られた。水曜日は上昇して取引を終えた。木曜日はコーンベルトでコーンの生育に適した天候が続くとの予報が懸念材料となったが、USDAが発表した輸出成約高が254.7万トンと前週の163.6万トンを大きく上回ったことが支援材料となって上昇した。金曜日は前日の上昇の流れを引き継いで始まった。コーンベルトでコーンの生育に適した天候が続くとの予報が懸念材料となって横ばいで引けた。

[来週の見通し]

コーンベルトでは天候が改善し、今後コーンの生育が順調に進むとの見方が懸念材料となっている。最新の2週間予報では気温が平年並みとなる地位が増える他、西部の一部で平年より雨が少ないが、概ね平年並みか平年より降水量が多い見込み。今後の降水量の予報には注意したい。需給面では、今週も中国向けの輸出が順調で下値を支えていたが、米中対立の激化で輸出に不透明感が生じている。また、米国内の新型コロナウイルスの感染拡大でエタノール用需要が減退するとの懸念材料続く。来週、USDAは輸出検証高を7月27日、 輸出成約高を7月30日に、EIAのエタノール統計は7月29日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
今週未使用
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ下げ60下げ5
実際下げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI604937323733
ストキャステクス(%K, %D)20,3122,1315,210,1612,2024,38

下落トレンド


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。