相場分析2020年7月6日-7月10日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日消費者信頼感指数91.898.1
API原油在庫70万~270万バレル減816万バレル減
APIガソリン在庫246万バレル減
API留出油在庫264万バレル増
APIクッシング原油在庫16万バレル増
水曜日ISM製造業購買担当者景況指数49.552.6
ADP非農業部門雇用者数300万人236万人
EIA原油在庫70万~270万バレル減719万バレル減
EIAガソリン在庫119万バレル増
EIA留出油在庫59万バレル減
EIAクッシング在庫26万バレル減
木曜日失業率12.3%11.1%
非農業部門雇用者数290万人476万人
アメリカ新規失業保険申請件数135.5万件142.7万件
EIA天然ガス在庫107B増120B増
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数188基(前週)185基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念から下窓で始まった。飛行停止になっていたボーイングの運航再開ための試験が始まったこと、この日発表の中古住宅販売指数が44.3%と市場予想の18.9%を大幅に上回る内容となったことが支援材料となって上昇した。火曜日はアメリカの消費者信頼感指数が予想の91.8を上回る98.1となり、景気回復への期待感が高まったことから買いが入ったが、契約キャンセルによるボーイング株の下落やファーウェイとZTEがアメリカ政府に安全保障上の脅威と認定されたこと、新型コロナウイルスの感染拡大懸念などを受けて下落した。水曜日はADPの雇用報告が予想を下回ったものの、前月から上昇改訂されたことや、ファイザー製薬のワクチン候補が初期治験で良好な結果となったとの報道から買いが入ったが、ウイグルをめぐる米中対立懸念から下落して引けた。木曜日は発表された雇用統計で非農業部門の雇用者数が統計開始以来となる480万人の大幅増となるなど予想外に好調だったことから買われた。金曜日は独立記念日前の休日で米国市場が休場となったことから値動きは小さく、新型コロナウイルスの感染拡大懸念で下落した。

[来週の見通し]

新規感染者増加がアメリカに広がっており、特にカルフォルニア州やテキサス州、フロリダ州で拡大している。これらの州では新型コロナウイルス対策の規制解除が中止され、再度規制が強化されることが発表された。また、香港の安全法制に対してアメリカが制裁法案を可決した、大統領署名で法案が成立した場合、中国側の報復が予想され、このことは強い懸念材料となると予想される。ヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
AO上げ上げ上げ下げ下げ60下げ2
EMA下げ下げ下げ上げ上げ40上げ4
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
今週未使用
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際上げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI2936405653
ストキャステクス(%K, %D)37,2137,3737,5248,5455,60

下落トレンド

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念から下窓が開いたが、この日発表の6月のユーロ圏の景況指数が75.7と5月の67.5から上昇したことで欧米株式市場が上昇したことから上昇した。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念と内戦で生産の停止していたリビアが生産を再開するとの見方から上値は重かったが、引けにかけて買い戻されて上昇した。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫816万バレル減、ガソリン在庫246万バレル減、留出油在庫264万バレル減、クッシング原油在庫16万バレル増だった。水曜日はサウジアラビアが協調減産の遵守に関して、アンゴラやナイジェリア対立し、供給増による価格戦争も辞さないとの構えと報道されたことで強く売られる場面も見られたが、この日発表されたEIA原油在庫統計が原油在719万バレル減、ガソリン在庫119万バレル増、留出油在庫59万バレル減、オクラホマ州クッシング原油在庫26万バレル減となり、原油在庫が大幅減となったことが支援材料となり上昇した。木曜日は発表された雇用統計の非農業部門の雇用者数の増加が予想以上に好調だったことから買いが入って上昇したが、新型コロナウイルスの感染拡大懸念から上げ幅を削った。この日、ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比3基減の185基となった。金曜日は独立記念日前の休日で米国市場が休場となったことから値動きは小さく、新型コロナウイルスの感染拡大懸念で下落した。

[来週の見通し]

米国内の新型コロナウイルスの感染拡大による燃料需要の減少懸念が強まっているが、今週発表のEIAの原油統計で原油在庫が減少したことが支援材料となっている。また、金融緩和による資金流入で上昇が続いている。一方、ベーカー・ヒューズ社発表の原油採掘用稼働リグの数は15週連続の減少となったが、3基減少した185基となり減産はほぼ終了したと思われる。今月開催されるJMMCでOPECプラスの8月の減産量についての話し合い行われる予定だが、会合に向けた心理戦が行われると考えられる。引き続きヘッドラインには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
今週未使用
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ下げ下げ下げ40下げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際上げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI4954526666
ストキャステクス(%K, %D)64,6455,5259,6258,6062,78

上昇トレンド

天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は従来より気温が上昇するとの予報から冷房用需要の増加が見込まれて買われた。火曜日も気温上昇による冷房用需要増加見通しから買われた。水曜日は米国内の新型コロナウイルスの感染拡大で需要が減少するとの見方から売られた。木曜日は気温が上昇するとの予報で冷房用需要の増加が見込まれること、発表されたEIAの天然ガス在庫が各社予想(74Bcf増)に対して在庫増が65Bcfと予想を下回ったことから買いが入った。金曜日は独立記念日前の休日で米国市場が休場となったことから値動きは小さかったが、この先の気温が従来予報より上昇し、冷房用需要の増加するとの期待から上昇した。

[来週の見通し]

今週は天然ガスの在庫量の増加幅が減少した。気温上昇による冷房用需要増加が支援材料だが、原油高でシェールオイル増産となり、原油生産の付随ガスの増加から天然ガス生産量も上昇に転じるとの見方がある。天然ガスの生産量は横ばいとなっており、生産増情報には注意したい。また、アジア・EU向けの輸出需要が落ち込んでいることが懸念材料となっている。木曜日の23時30分に発表されるEIA天然ガス在庫統計での在庫の動向に注目したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合下げ下げ上げ上げ上げ20上げ
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
MACD下げ下げ上げ上げ上げ40上げ5
ROC下げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
今週未使用
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
アルーン下げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
実際上げ上げ下げ上げ上げ
オシレータ
CCI
RSI3145484248
ストキャステクス(%K, %D)13,3738,8069,9282,7483,83

上昇トレンドへ

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大が支援材料となったが、株高とドル高を受けて下落した。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による景気悪化懸念が支援材料となって大幅上昇した。水曜日は利食い売りが強く出た他、株価の上昇が懸念材料となって下落した。木曜日は発表された雇用統計の非農業部門の雇用者数が統計開始以来の480万人の大幅増となるなど、予想以上の好調な結果となると売られたが、新型コロナウイルスの感染拡大懸念から強く買われて、上昇で取引を終了した。金曜日は独立記念日前の休日で米国市場が休場となったことから値動きは小さく、利食い売りが入って下落した。

[来週の見通し]

米国内で新型コロナウイルスの患者数が急増していることで、景気の先行き懸念が高まり金の需要が増大している。一方で、週末発表された雇用統計の好結果が週の前半に懸念材料となる可能性がある。金は来週も上昇すると考えられるが、買いでエントリーする場合は利食い売りや株価の急落に伴う換金売りには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI7875717273
ストキャステクス(%K, %D)81,8885,8889,9284,7381,79

上昇トレンドへ

白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は金や株価が堅調となったことを材料に上昇した。火曜日の前半は売りが強かったが、金が堅調となったことで上昇した。水曜日は上昇で始まったが、金と株価の下落を材料に売られた。木曜日は雇用統計発表前に上昇したが、発表された雇用統計が予想を上回る強気な内容だったことから売られた。その後金と株の上昇を受けて下げ幅を削った。金曜日は新型コロナウイルスの感染拡大懸念で株価が下落すると売られたが、株価が上昇すると白金も買い戻されて上昇した。

[来週の見通し]

白金相場は金と同様に新型コロナウイルスの感染拡大懸念によるリスク回避資産需要から上昇すると考えられるが、ダウが急落する場合には利食い売りや換金売りによる大きな値下がりに注意したい。一方、景気の回復期待によるダウの上昇が支援材料となると考えられる。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表上げ上げ下げ下げ下げ80下げ1
先週未使用
SMA下げ下げ下げ下げ下げ80上げ2
EMA下げ上げ上げ上げ上げ80下げ3
ROC下げ下げ下げ上げ上げ40下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
実際上げ上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI
RSI3739435652
ストキャステクス(%K, %D)43,4746,5057,7364,7066,55

下落トレンド

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を上回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を上回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は4半期の在庫報告、作付面積報告を翌日に控えポジション調整の動きが入って上昇した。この日発表された輸出検証高は32.4万トンと前週の25.5万トンを上回り支援材料となった。火曜日は四半期在庫と作付面積の発表で、予想外の作付面積の減少(予想8550万エーカー、結果8380万エーカー)となり急伸した。水曜日は火曜発表の作付面積が予想を下回ったことや、今後高温少雨となる天気予報を材料に強く買われた。木曜日は利食い売りが入って下落した。この日、USDAが発表した輸出成約高が108.3万トンと前週の90.4万トンを下回ったが反応は小さかった。金曜日は独立記念日前の休日で休場。

[来週の見通し]

コーンベルトの高温予報が続いており、週を通じて支援材料となる可能性がある。高温より乾燥が収穫に影響を与えるため、降水量予想に特に注意したい。新たな中国向け輸出が6月末以降途絶えていることが懸念材料となっている。香港への安全法案の適用による対中制裁法案の行方に注意したい。来週、USDAから発表される輸出成約情報や7月6日の輸出検証高、 7月9日の輸出成約高と10日の需給報告に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ75上げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ75上げ1
MACD下げ下げ上げ上げ75上げ2
AO上げ上げ上げ上げ75上げ3
SMA上げ上げ上げ上げ75上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ75下げ
今週未使用
ROC下げ下げ上げ上げ75上げ
EMA上げ上げ上げ上げ75上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ75上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ75上げ5
実際下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI52466169
ストキャステクス(%K, %D)39,2727,1741,8063,94

上昇トレンド

コーン

[今週のまとめ]

月曜日は4半期の在庫報告、作付面積報告を翌日に控えポジション調整の動きが入った。この日、USDAの発表した輸出検証高は123.4万トンと前週の129.5万トンをやや下回ったが影響は小さかった。火曜日は小幅な値動きで始まり、発表された作付面積が予想外の減少(予想9500万エーカー、結果9200万エーカー)から急伸した。水曜日は火曜日発表の作付面積の減少がこの日も支援材料となった。木曜日は高値警戒感から利食い売りが入って下落した。この日USDAが発表した輸出成約高は62.3万トンと前週の53.8万トンを上回ったが影響は小さかった。金曜日は独立記念日前の休日で休場。

[来週の見通し]

コーンベルトで高温が続くとの予報が支援材料となっている。天候と降水量の天気予報には注意したい。コーンの輸出が振るわないこと、新型コロナウイルスの感染拡大による燃料用需要の減退予想が懸念材料となっている。来週、USDAは輸出検証高を7月6日、 輸出成約高を7月9日に発表する。また、EIAのエタノール統計は7月8日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ上げ上げ25上げ
SMA下げ下げ上げ上げ25上げ3
ROC下げ上げ上げ上げ50上げ1
EMA下げ下げ上げ上げ25上げ4
MACD下げ下げ上げ上げ25上げ
ドンチャン下げ上げ上げ上げ50上げ2
今週未使用
一目均衡表下げ下げ上げ上げ25上げ
AO下げ下げ上げ上げ25上げ
アルーン下げ下げ上げ上げ25上げ
パラボリック下げ下げ上げ上げ25上げ5
実際上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI24506467
ストキャステクス(%K, %D)13,1330,6956,8581,90

上昇トレンド


※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。