相場分析2020年8月10日-8月14日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
月曜日アメリカISM製造業購買担当者景況指数53.654.2
火曜日API原油在庫310万バレル-400万バレル減859万バレル減
APIガソリン在庫175万バレル減
API留出油在庫382万バレル増
APIクッシング原油在庫163万バレル増
水曜日アメリカADP非農業部門雇用者数150.0万人16.7万人
アメリカISM非製造業景況指数55.058.1
EIA原油在庫310万バレル-400万バレル減737万バレル減
EIAガソリン在庫41万バレル増
EIA留出油在庫159万バレル増
EIAクッシング在庫53万バレル増
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数140.0万件118.6万件
EIA天然ガス在庫30B増33B増
金曜日アメリカ失業率10.5%10.2%
アメリカ非農業部門雇用者数160.0万人176.3万人
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数180基(前週) 176基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日はこの日発表のISM製造業指数が予想を上回ったことや、米中対立の焦点となっていたTikTokの使用禁止が、マイクロソフトによる米国事業の買収交渉の間は見送られることを背景に上昇した。火曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による経済落ち込みに対応する追加経済対策の議会内での与野党の協議が進むとの期待から買われたが、合意に対する悲観的な発言が報道され上げ幅を削った。水曜日は追加経済対策を巡る議会内部の対立が解消するとの期待から上昇した。木曜日は発表された新規失業保険申請数が予想の140.0万件に対して118.6万件と好調だったことを材料に買いが入った。米政権が経済対策のための大統領令を用意していると伝えられたことは支援材料となった。金曜日は米中対立の激化懸念から下落して始まったが、発表された雇用統計が予想以上に好調だったことから上昇した。その後一旦下げたが、大統領令の準備についてムニューシン米財務長官が言及したことで上昇して引けた。

[来週の見通し]

米議会の対立で実施の遅れている経済対策が最大の焦点となっている。仮に実施されない場合は27000ドルを割り込むような大きな下げが、実施された場合には30000ドルを目指した上げが起きるのではないかと考えている。また、中国製アプリを巡って米中の対立が高まっている。中国側は第1弾の履行に向けて話し合いを望んでいると報道されている。交渉の行方には注意したい。
*(8/9日追記) 経済対策実施のための大統領令に大統領が署名。失業給付金の週400ドルでの復活、低所得者向けの給与税徴収猶予、政府支援の賃貸住宅立退き猶予、政府融資の学生ローンの利払い免除など。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
アルーン下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
ROC下げ下げ上げ上げ上げ60上げ
EMA上げ上げ下げ下げ下げ100下げ1
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ80下げ5
SMA上げ上げ上げ下げ下げ100下げ2
今週未使用
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ80上げ
MACD下げ下げ下げ下げ上げ20上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI565049596364
ストキャステクス(%K, %D)31,3640,5755,7275,9889,9998,98

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要減退懸念から売られたが、株価やドルの上昇を材料に買いが入って上昇した。火曜日は株価の上昇を材料にした買いが入った。APIの原油統計は原油在庫859万バレル減、ガソリン在庫万175バレル減、留出油在庫382万バレル増、クッシング原油在庫163万バレル増だった。水曜日は株高を材料に買いが入って上昇した。この日発表されたEIA原油在庫統計が原油在737万バレル減、ガソリン在庫41万バレル増、留出油在庫159万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫53万バレル増となったが、相場への影響は小さく、日付が変わるころから需要減少懸念を材料にした売りが入って上げ幅を削った。木曜日は新規失業保険申請数が強気な結果となったことを受けて上昇したが、利益確定売りに押されて下落して取引を終了した。金曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要懸念や産油国からの原油供給が増える見通しを受けて下落した。終盤買い戻されて下げ幅を削った。この日、ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比4基減の176基となった。

[来週の見通し]

アメリカでは原油価格の上昇によって原油生産量の削減にブレーキが掛かっている。今週は前週と比べて横ばいとなったが、原油生産を増やす動きがどうなるかに注目したい。また、新型コロナウイルスの感染拡大による需要落ち込み、アメリカの原油在庫が大幅に増加するなどが、水曜日のEIAの週間統計に現れることがあれば、40ドルを大幅に割り込むような展開が予想される。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80下げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
今週未使用
ROC下げ上げ下げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ
RSI565254616056
ストキャステクス(%K, %D)49,4648,5559,7658,7272,6766,59
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はLNGの輸出が増加するとの見方や月内の気温が従来予報より上がり冷房用需要が高まるとの見方から大幅に上昇し2ドル台を回復した。火曜日も引き続き気温上昇による冷房用需要増を材料にした買いが入った。水曜日も月曜日と火曜日の流れを引き継いで上昇した。木曜日も冷房用需要が高まる予想から買われたが、EIAの週間統計で在庫が予想より増加したことを材料に売りが入った。金曜日は再び、冷房用需要が高まるとの予想やLNG輸出が増加していることを材料に買いが入って上昇して取引を終えた。

[来週の見通し]

気温の上昇と、LNG需要の増加が前週の相場を支えたが、8月の暑さもピークを超えているため、この後の冷房用需要にも限りがあると考えられる。今週の生産は横ばいだったが、天然ガスの生産増などで在庫が予想を大きく上回って大幅に増加することがあれば、来週の天然ガス相場が1.800ドル台まで下落する可能性があると考えている。木曜日にEIAが発表する週間統計の内容に注意したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
SMA上げ下げ上げ上げ上げ80上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
一目均衡表上げ下げ上げ上げ上げ80上げ4
アルーン下げ下げ下げ上げ上げ20上げ
今週未使用
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック下げ下げ下げ上げ上げ20上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40上げ
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ
RSI566869747279
ストキャステクス(%K, %D)75,6374,8983,9692,9088,7787,94

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による需要懸念やドル安を材料に買われたが、利益確定売りに押されて下落した。火曜日は新型コロナウイルスによる経済の落ち込みに対して米政府が追加の経済対策を行うとの期待や、ドル安・長期金利の低下を材料に大幅高となった。水曜日は経済対策によるインフレ懸念や長期金利の低下を材料にした買いが入ったが、日付が変わる頃からドル高となって上げ幅を削った。木曜日は新型コロナウイルスによる追加の経済対策への期待が高まって上昇した。一時、新規失業保険申請数が強気な内容となったことで売られたが終盤買い戻された。金曜日は、発表された雇用統計が予想より強気な内容となりドル高が進んだため金が売られたが、ドル高が一服すると買い戻された。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスの感染拡大や景気の先行き懸念によるドル安が続いたことで、高値の更新が続いていたが、金曜日はドルの反発によって大きく値段を下げた。議会対立によって実施の遅れているアメリカの経済対策が実施されれば、支援材料となる。一方で、ドル高の展開となった場合、節目となる2000ドルを割り込めば、大幅な値下がりがありうるので、対策発表後の値動きには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI858789949485
ストキャステクス(%K, %D)92,9592,9496,9995,9095,9688,77
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染拡大による懸念や、米中対立の激化を材料に変われた。火曜日はドル安・金高の展開となったことから、大幅上昇した。水曜日は金が上昇したことを材料に大幅高となった。木曜日も金の値上がりに追従して大幅高の展開となった。金曜日は雇用統計が強気な内容となったことで買われ一時1000ドルを超えたが、ドル高を材料に売りが入った。後半ドル安に転じたことで買い戻されたが大幅安となった。

[来週の見通し]

金曜日に白金も大きく上昇しており、一時1000ドルを超える場面があった。その後のドル高の展開で大きく下がっているが、今週も米国政府の経済対策を材料にした金や株の上昇が大きいものであれば、再び1000ドルへ向けた値動きとなるのではないかと考えられる。金が2000ドルを割り込むような場合は白金も大きな下げが予想される。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
先週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI677072798070
ストキャステクス(%K, %D)66,5658,5962,7070,8282,9479,62

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:西部を中心に雨。今後の雨量は広い範囲で平年並みから平年以上。
気温:平年を上回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は広い範囲で平年以下から平年以上。
気温:平年を上回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は中国向けの大豆の輸出増加期待から上昇して始した。この日発表された輸出検証高が47.2万トンと前週の45.7万トンとなったが影響は小さかった。火曜日は月曜日のクロッププログレスレポートで作柄が改善したことや、今後コーンベルトの一部が雨になることで作柄が更に改善するとの見方が懸念座利用となった。水曜日は降雨による作柄改善懸念から売りが入った。木曜日はUSDAが発表した輸出成約高が175.02万トンとなった他、12.6万トンの中国向け大口成約が発表されたが、豊作予想が強く売りが先行した。金曜日は中国向けの輸出が行われていることを材料に買われたが、大豆の豊作見通しから立会時間から売られて下落した。

[来週の見通し]

中国製アプリ等を巡る米中対立は続いているが、今週も中国への大豆の輸出が多く報告された。来週もこの動きが続けば支援材料となると考えられる。来週8月12日に、USDAは8月の需給報告を発表する。コーンベルトの好天によって大豆の作柄が改善しているため、生産高と期末在庫予想が焦点となる。予想に比べて大幅増の場合は急落が予想される。この他、USDAは8月10日に輸出検証高、8月13日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ下げ下げ下げ80下げ
AO上げ上げ上げ下げ下げ60下げ1
SMA上げ上げ下げ下げ下げ80下げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ20下げ3
EMA上げ上げ下げ下げ下げ80下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
今週未使用
ドンチャン上げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
アルーン下げ上げ下げ下げ下げ80下げ
実際上げ下げ下げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ下げ下げ下げ
RSI575549454940
ストキャステクス(%K, %D)28,3130,3725,716,46,65,6
コーン

[今週のまとめ]

月曜日はコーンベルトの好天見込みと豊作期待から売られたが終盤に買い戻されて上昇した。この日、USDAが発表した輸出検証高は55.1万トンと前週50.4万トンを上回った事は支援材料となった。火曜日は前日発表のクロッププログレスレポートで作柄は据え置かれたが、今後、コーンベルトに雨が降るという予報や今シーズンのコーンの豊作予想から売りが入った。水曜日はコーンが豊作となる見方から下落したが、終盤に買い戻された。木曜日はコーンベルトの豊作予想は懸念材料だが、USDAが発表した輸出成約高は270.1万トンと前週を大きく回り、上昇して取引を終了した。金曜日はコーンが大豊作となる見通しから下落した。

[来週の見通し]

来週8月12日に、USDAは8月の需給報告を発表する。コーンベルトの好天によってコーンは史上最大の豊作となる見方が出ている。週を通じて下げると考えられるが、発表される生産高と期末在庫予想に注意したい。この他、USDAは輸出検証高を8月10日、 輸出成約高は8月13日に、EIAのエタノール統計は8月12日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ40下げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ2
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
今週未使用
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際上げ下げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ
RSI333932272526
ストキャステクス(%K, %D)1,18,207,110,98,148,2

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。