相場分析2020年8月24日-8月28日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日アメリカ建築許可件数132.0万件149.6万件
API原油在庫270万バレル減-380万バレル減426万バレル減
APIガソリン在庫499万バレル増
API留出油在庫96万バレル減
APIクッシング原油在庫59万バレル減
水曜日EIA原油在庫270万バレル減-380万バレル減163万バレル減
EIAガソリン在庫332万バレル減
EIA留出油在庫15万バレル増
EIAクッシング在庫60万バレル減
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数92.5万件110.6万件
EIA天然ガス在庫42B増43B増
金曜日アメリカ中古住宅販売538万件586万件
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数172基(前週)183基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は米商務省がファーウェイに対して一段の規制を発表したことや米議会の対立で追加経済対策の先行きが不透明となっていることを材料に下落した。火曜日はアメリカの景気先行き懸念を材料に売りが入ったが、S&P500の上昇やこの日発表の住宅着工件数が予想の125万戸を上回る150万戸だったことなどを材料に買い戻されて下げ幅を削った。水曜日は追加経済対策に向けて米議会の協議が再開されるとの報を材料に上昇したが、公開されたFOMC議事録が2020年後半の景気の先行き見通しの不透明さを示唆していたことや、イールド・カーブ・コントロールなど期待された追加緩和への言及がなかったことから売られて小幅続落した。木曜日はこの日発表のアメリカの新規失業保険申請数が100万件を超えるなど景気の先行き懸念から売られたが、ハイテク株を中心に買いが集まって小幅上昇で引けた。金曜日はこの日発表のアメリカ製造業PMIが予想の51.9を上回る53.6、アメリカ中古住宅販売戸数が予想の538万件を大幅に上回る586万件となるなど経済指標の好調さを材料に買いが入った。

[来週の見通し]

新型コロナウイルスによる経済対策はアメリカ議会で未だ協議中だが、実施決定となれば、株価は上昇すると考えられる。米中間の貿易協議が近日中に再開されると報道されており、第2弾へ向けての協議再開や香港・ウイグルを巡る発言など米中双方からの何らかのアクションがあれば、敏感に反応すると考えられるので、ヘッドラインに注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際下げ下げ下げ上げ上げ
オシレータ
CCI
RSI768076818080
ストキャステクス(%K, %D)85,8885,8180,7271,5962,5662,72

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は中国が米国産原油の購入のためにタンカーを仮予約したとの報道を材料に買いが入った。火曜日はOPECプラスの減産順守率が95-97%だったことを材料に買いが入ったが、引けにかけて売られた。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫426万バレル減、ガソリン在庫499万バレル増、留出油在庫96万バレル減、クッシング原油在庫59万バレル増だった。水曜日はOPECプラスのJMMCが開催されたが、減産枠ではなく未達成減産量の9月までの穴埋めを促して終了したため影響は大きくなかった。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在163万バレル減、ガソリン在庫332万バレル減、留出油在庫15万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫60万バレル減となり、原油在庫の減少が支援材料となったがほぼ横ばいで引けた。木曜日は新規失業保険申請数の増加で景気の先行き懸念が高まり下落した。その後、株価の上昇を受けて下げ幅を削った。金曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大による原油需要の先行き懸念やリビア内戦が停戦で輸出再開により原油供給が増加するとの見方かから売りが入った。ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比11基増の183基となった。

[来週の見通し]

今週行われたJMMCは減産枠には触れず、減産目標の未達成国に9月までの減産達成を促して終了した。実際に減産が行われれば、多少の上昇要因になると考えられるが、実施されるかは不透明。一方でアメリカでは価格低迷で閉鎖されていた施設のほとんどが来月までに生産を再開する見通しと報じられている他、ベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数が11基の増加となったため、火曜日発表のAPIの週間統計、水曜日発表のEIAの週間統計では原油生産が増加するかどうかに注意したい。21日に内戦中のリビアで新たな内戦停止の枠組みで停戦が発効した。内戦中は武装勢力の攻撃で原油輸出がほぼなくなるなど、産油国として低迷していたが、停戦後は原油が順調に輸出される(最大100万バレル程か)可能性があるので注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン上げ上げ下げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際上げ下げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI546359717062
ストキャステクス(%K, %D)72,6672,7968,6075,8677,8675,52
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日は従来予報より気温低下し、冷房用需要が伸び悩むとの見方から売られた。火曜日は最新の天気予報で8月下旬までの気温上昇で冷房用需要が高まるとの見方やLNGの輸出が好調との見方から買いが入った。水曜日は火曜日に引き続き、月内の冷房用需要が高まるとの見方や輸出拡大期待から上昇で引けた。木曜日はこの日EIAから発表された天然ガス在庫が前週比で43Bcf増となり、各社予想の42Bcfを上回たことと市場予想より冷房用需要が伸び悩んだことを材料に売られた。金曜日は来月以降気温が低下して冷房用需要が伸び悩むとの見方から下落したが、LNG輸出が拡大するとの見方から買われて大幅上昇となった。

[来週の見通し]

夏の暑さのピークは過ぎつつあるがカルフォルニアを中心とした気温上昇とLNGの輸出が相場の支援材料となっている。加えて、順調に伸びている天然ガスのLNG輸出用需要がしばらくは相場を支えると思われる。一方で、価格低下で閉鎖されていたシェールオイル生産施設の生産再開が9月までに行われる。天然ガスの生産量に増加が見られるかどうか、EIAが木曜日に発表する天然ガス統計で需給の情報を押さえておきたい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI777574817670
ストキャステクス(%K, %D)87,9483,7982,7475,7376,8283,93

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は米中対立の激化懸念や、アメリカ経済の先行き懸念を材料に大幅上昇した。火曜日は長期金利の低下やインフレ懸念でドル安が進んだことが支援材料となった。その後株価が上昇したことで上げ幅を削った。水曜日は利益確定売りが入った他、公表されたFOMCの議事録が市場の期待に反して追加緩和への懸念を示す内容だったことなどから大幅下落した。木曜日は上昇後、利食い売りや米中協議再開の方を材料に売りが入ったが、発表された新規失業保険申請数が100件を超えると上げ幅を拡大した。金曜日はドル高の進行で一時1週間ぶりの安値となったが、新型コロナウイルスの感染拡大や雇用状況からアメリカ経済の先行き懸念が高まり、買い戻されて下げ幅を大きく削った。

[来週の見通し]

為替市場がドル高に振れると利食い売りが出やすい状況になっている。一方で、アメリカの景気の先行き懸念が高まり緩和資金による買いも入りなりやすくなっているので高下に注意したい。加えて、新型コロナウイルス経済対策を巡る米議会での協議の行方や再開が予定されている米中の貿易協議の行方の他、木曜日に予定されているパウエルFRB議長の講演が追加緩和の可能性に振れるかどうかに注目したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
今週未使用
ROC下げ上げ下げ下げ下げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ下げ下げ60下げ5
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
実際上げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI
RSI505354464645
ストキャステクス(%K, %D)35,3846,5854,6551,3145,3937,41
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は利食い売りが入って下落したが、アメリカ経済の先行き懸念で金が買われると白金も上昇した。火曜日は為替がドル安となったことと金の上昇を材料に買われた。水曜日は利食い売りが出たことやFOMCの議事録公開で金が下落したことが懸念材料となり大幅下落した。木曜日はドル高の進行で売られたが、景気の先行き懸念から買い戻されて下げ幅を削った。金曜日はドル高の進行で一時900ドルを割り込んだが、ドル高の一服と景気の先行き懸念から買い戻されて上昇して取引を終了した。

[来週の見通し]

為替がドル高となることを切っ掛けとした利食い売りが出やすい状況となっている。一方で、安値での買い戻しやアメリカ経済の先行き懸念から金と同様にリスク回避資産として買いが入る可能性に注意したい。また、米中協議の進展具合が、今後の白金の工業用需要に影響する可能性があるので米中協議の行方に注目したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ下げ下げ60下げ2
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
先週未使用
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ下げ下げ上げ60上げ
ROC上げ上げ上げ下げ下げ60下げ5
実際上げ上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI505253545250
ストキャステクス(%K, %D)49,4450,4848,5342,2431,1420,22

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:南側で雨。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年並みから平年を上回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年以下から平年並みの見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日はアメリカ中西部で乾燥が進み大豆の作柄が悪化するとの懸念から上昇した。この日、USDAから発表された輸出検証高が78.5万トンと前週から横ばいだった。火曜日はプロファーマー社のクロップツアーが始まり、予想以上に作柄が良いとの発表が懸念材料となった。水曜日は引き続き、クロップツアーから好結果が入ったことを材料に下落したが、中国向けに19.2万トンの大口成約が発表されたことで輸出期待が高まり買い戻されて横ばいとなった。木曜日はクロップツアーによる作柄期待と中西部の降雨予報で作柄が改善するとの見方が相場の懸念材料となった。この日、USDAが発表した輸出成約高は270.0万トン(中国向け168.6万トン)と前週の340.9万トンを下回るものの好調だったことが支援材料となり下げ幅をやや削った。金曜日は大豆の豊作予想や中西部の雨で更に作柄が改善するとの見方から売られた。この日、USDAは中国向け40.0万トン、仕向け地不明の36.8万トンの大口成約を発表した。

[来週の見通し]

プロファーマー社のクロップツアーによると、アイオワ州の嵐の暴風による大豆の被害は予想より小さく今シーズンは豊作への期待が高まっている。USDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートでも作柄改善の裏付けが取れるかどうか注目したい。また、コーンベルトに降雨の予報があり、更に作柄が改善する可能性が指摘されているため天気予報に注意が必要。今週も中国からの大口成約が連続的に出ており、今後も相場を買い支える可能性が高いので注意したい。USDAは8月24日に輸出検証高、8月27日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
AO下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
SMA下げ上げ上げ上げ上げ60上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI435962665855
ストキャステクス(%K, %D)72,9292,9493,9392,8985,7276,67
コーン

[今週のまとめ]

月曜日は中西部の乾燥が作柄を悪化させるとの見方が支援材料となった。この日、USDAが発表した輸出検証高は103.6万トンと前週の128.8万トンを下回った。火曜日はプロファーマー社のクロップツアーで作柄が良好なことが示され売りが入った。水曜日は時間外で買いが入ったが、クロップツアーの2日目でもコーンの収量が過去3年の平均を上回ることが示されて上げ幅を削り横ばいとなった。木曜日は今後コーンベルトに雨が降り更に作柄が改善するとの見方から売りが入ったが、アイオワ州の作柄が嵐による暴風の被害で悪化しているとの発表で買い戻された。この日、USDAが発表した輸出成約高は78.4万トンと前週の93.0万トンを下回った。金曜日は木曜日の流れを引き継ぎ、全体の豊作観測とアイオワ州の作柄の落ち込みを材料にもみあいとなり大きな値動きはなかった。

[来週の見通し]

プロファーマー社のクロップツアーによるとアイオワ州の作柄は平年作への落ち込みが予想されている。他州の豊作が落ち込みの穴埋めをするとの見方もあるため、続報に注意したい。同ツアーでは今後降雨があるかどうかで作柄が変わるとの指摘があるが、現在中西部の降雨予報で作柄が改善する見通しとなっている。天気予報に注意したい。作柄についてはUSDAが発表するクロッププログレスレポートにも注目したい。来週、USDAの輸出検証高は8月24日、 輸出成約高は8月27日に、EIAのエタノール統計は8月23日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ上げ上げ上げ80上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
SMA下げ下げ上げ上げ上げ80上げ3
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
AO下げ下げ下げ下げ上げ40上げ
今週未使用
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ5
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
EMA下げ上げ上げ上げ上げ60下げ
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI486061585959
ストキャステクス(%K, %D)77,8390,9888,8173,8074,7185,82

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。