相場分析2020年8月31日-9月4日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日アメリカ消費者信頼感指数93.084.8
アメリカ新築住宅販売戸数78.5万戸90.1万戸
API原油在庫370万バレル減-430万バレル減452万バレル減
APIガソリン在庫639万バレル減
API留出油在庫226万バレル増
APIクッシング原油在庫65万バレル減
水曜日アメリカコア耐久財受注2.0%増2.4%増
EIA原油在庫370万バレル減-430万バレル減468万バレル減
EIAガソリン在庫458万バレル減
EIA留出油在庫138万バレル増
EIAクッシング在庫27万バレル減
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数100.0万件100.6万件
Q2国内総生産32.5%減31.7%減
EIA天然ガス在庫45B増45B増
金曜日アメリカ個人消費支出1.5%増1.9%増
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数183基(前週)180基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日はワクチンの緊急認可の検討や治療法の緊急認可で新型コロナウイルスの対策が進み経済が正常化するとの期待から買われた。火曜日は米中間で高官の電話会議が行われ、米中対立への懸念が和らいだことで買いが入った。立会時間に入ると利益確定売りが入って下落して終了した。水曜日は新型コロナウイルスのワクチン開発が進んでいるとの報道や、翌日のFRBのパウエル議長の議長講演で金融緩和策が示されるとの期待から上昇した。木曜日は議長講演でインフレ目標2%越え容認の新方針が示されたことを受けて急伸した。その後利益確定売りが出て上げ幅を削った。金曜日は発表された経済指標が市場予想を上回り、先行きに楽観的な見方が広がり買いが入った。

[来週の見通し]

インフレ目標の2%越え容認とFRBの方針が修正されたことで、ゼロ金利政策が長期にわたって継続される可能性が高まった。資金が株式市場に流れ込みやすくなっており、来週の雇用統計の結果如何では30000ドルも視野に入ると考えられる。新型コロナウイルス経済対策がアメリカ議会で未だに協議中である点は既に織り込み済みだが、協議成立の場合の株価上昇には注意したい。また、米中間の貿易協議再開に関して米中双方からの何らかのコメントなど、ヘッドラインに注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
ドンチャン上げ下げ上げ下げ下げ40上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
今週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ上げ上げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ
RSI808276747673
ストキャステクス(%K, %D)62,7276,9981,7384,8080,8887,92

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日はメキシコ湾へのハリケーンの接近で原油生産が減少するとの見方から買いが入ったが、利益確定売りで横ばいとなった。火曜日もハリケーンの接近による原油生産の減少を材料に買いが入った。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫452万バレル減、ガソリン在庫639万バレル減、留出油在庫226万バレル増、クッシング原油在庫65万バレル減だった。水曜日も連続してハリケーンが接近することによる生産減少を材料に買いが入ったが、新型コロナウイルスの感染拡大による需要減少や利益確定売りが入って上げ幅を削った。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在468万バレル減、ガソリン在庫458万バレル減、留出油在庫138万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫27万バレル減となったが影響は小さかった。木曜日はハリケーンで止まっていた原油生産の早期回復が見込まれたことから売られた。金曜日は方向感に乏しい値動きで値幅も小さかった。ハリケーン通過後の原油生産の回復から売りが入ったが買い戻されて横ばいとなった。ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比3基減の180基となった。

[来週の見通し]

金曜日の雇用統計の結果次第で原油需要の先行きへの味方が変わり、高下する可能性が高いので発表内容に注意したい。今週発表のベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数は3基の減少となったが、前回のリグ数の増加による生産増加が見られる可能性がある。火曜日発表のAPIの週間統計、水曜日発表のEIAの週間統計で原油生産の増加が確認されるかどうかに注意したい。アメリカ国外では、大きく影響しないと思われるが、イラクが協調減産破りの埋め合わせのため、減産を8月に行っており減産遵守率が100%を超えていると報道されている。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
アルーン上げ下げ上げ上げ上げ20上げ
実際下げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI625861636359
ストキャステクス(%K, %D)75,5255,5868,9278,8481,6671,64
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はメキシコ湾へのハリケーン接近によるガス生産が減少するとの見方から買われたが、利益確定売りが入って上げ幅を削った。火曜日もハリケーンによる生産減の味方から買いが入ったが、気温低下による冷房用需要が減少するとの見方から下落した。水曜日は引き続きハリケーンによる生産減少は支援材料だったが、LNG輸出が落ち込むとの見方から売られた。木曜日はメキシコ向けの輸出拡大が支援材料となり大きく上昇した。この日EIAから発表された天然ガス在庫が前週比で45Bcf増となり、各社予想の45Bcfと一致した。金曜日はメキシコ湾上での生産減少を材料に買いが入ったが、利益確定売りが強く下落して取引を終了した。

[来週の見通し]

カリフォルニアを中心とした熱波による気温上昇による発電用需要の増加とLNGやパイプラインでの輸出需要の拡大が支援材料となっている。一方で、夏が終わり発電用需要はこれ以降低下することが考えられるので、低下に移行するタイミングは見極めたい。また、先週の原油採掘用リグ数の増加の影響が出てくると考えられるので、天然ガスの生産量に増加が見られるかどうか、EIAが木曜日に発表する天然ガス統計に注意したい。

[テクニカル分析]

上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ2
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ3
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ4
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ5
実際上げ下げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI747066657174
ストキャステクス(%K, %D)84,9187,9189,8380,6482,9781,81

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は株式市場の上昇とドル高を材料に売りが入った。火曜日は米中間で電話会談が行われ対立激化懸念が後退したことで売りが入った。立会時間後半には米国経済の先行き見通し懸念から買いが入り、上昇して取引を終了した。水曜日はFRBのパウエル議長の講演で金融緩和策が発表さるとの期待からドル安が進んだことやトランプ政権が中国による南シナ海の軍事拠点化に対して対中制裁を発表したことが支援材料となった。木曜日はFRB議長講演でインフレターゲットの2%越え容認など新方針が示されたことから急上昇したが、長期金利上昇により金相場は一転急降下し下落で取引を終了した。金曜日はドル安やFRBがゼロ金利政策を続けるとの見方を材料に買いが入った。

[来週の見通し]

引き続き緩和資金による買いが入りやすくなっている。利食い売りも出やすく一方的な値動きになる可能性があるので取引時は注意したい。来週は雇用統計を控えて水曜日や木曜日は様子見となると思われる。この他、新型コロナウイルス経済対策を巡る米議会での協議の行方や米中対立の行方には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40下げ
SMA上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
今週未使用
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ60上げ2
ROC下げ下げ上げ上げ下げ60上げ3
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
アルーン下げ下げ下げ上げ下げ40下げ5
実際下げ下げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI
RSI453936363642
ストキャステクス(%K, %D)37,4140,3941,4242,4537,2341,54
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日はドル安を材料に買われたが、金が下落したことから下落し取引を終了した。火曜日は米中間の対立懸念の後退から下落したが、後半アメリカの景気先行き見通し懸念から買いが入った。水曜日はドル高が材料となり売られたが、FRBによるゼロ金利政策の継続期待から買われた。木曜日はFRB議長講演の中でインフレターゲット2%越え容認の新方針が示されたことから買いが入ったが、利益確定売りやドル高となったことで下落して取引を終了した。金曜日は金高とドル安を材料に買いが入ったが、後半利益確定売りが上げ幅を削った。

[来週の見通し]

為替市場でのドルの値動きに反応した上昇や、利食い売りが大きく出やすい状況となっている。アメリカ経済の先行き懸念や米中対立懸念から金と同様に買いが入る可能性には注意したい。今週は状況が大きく動かなかったが、今後の米中協議の進展具合には引き続き注目したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
先週未使用
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ20下げ5
SMA上げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
AO上げ上げ上げ下げ下げ80下げ3
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ
RSI504642374033
ストキャステクス(%K, %D)29,2219,2227,3834,4135,2734,33

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を上回る見込み。
気温:平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は乾燥によるコーンベルトの大豆の作柄が悪化するとの見方から買いが入った。この日、USDAから発表された輸出検証高は115.0万トンと前週の92.4万トンを上回った。火曜日は中国向けの輸出期待から買いが入った。水曜日は中国向けの輸出期待とコーンベルトの作柄悪化の見方から上昇したが、利益確定売りが出て上げ幅を削った。木曜日は乾燥によってコーンベルトで大豆の作柄が悪化するとの見方から買いが入った。この日、USDAが発表した輸出成約高は192.4万トンと前週の270.0万トンを下回った。金曜日はアイオワ州で干ばつが進んでいると州の農務長官が発表したことを材料に買いが入り、5日連続の上昇となった。

[来週の見通し]

アイオワ州が干ばつ状態であることが発表された。乾燥による作柄悪化期待が来週も相場の支援材料となると考えられる。作柄についてはUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで確認したい。ただし、アイオワ州を含むコーンベルト東部を中心に降雨の予報があり、乾燥が改善する可能性があるので天気予報に注意したい。また、今週も洪水による食糧不足を背景したと思われる、中国からの大口成約が連続的に出ており、相場を買い支えている。USDAは8月31日に輸出検証高、9月3日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ5
実際上げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI382476768688
ストキャステクス(%K, %D)76,6769,6776,9386,9892,8695,100
コーン

[今週のまとめ]

月曜日はコーンベルトの作柄が悪化するとの見方から買いが入った。この日、USDAが発表した輸出検証高は89.2万トンと前週の107.5万トンを下回った。火曜日は中国向けの輸出増加や月曜日のクロッププログレスレポートでの作柄悪化を材料に買いが入った。水曜日は作柄悪化の見方から買いが入った。木曜日は今後コーンベルトの乾燥で作柄が悪化するとの見方から買いが入った。中国向けの輸出が好調なことも支援材料となった。この日、USDAが発表した輸出成約高は145.0万トンと前週の78.4万トンを上回った。金曜日はコーンベルトの作柄悪化期待と好調な輸出を材料に買いが入って、7日連続の上昇となった。

[来週の見通し]

コーンベルトの乾燥と主に中国向けの輸出の好調さがコーン相場を押し上げている。来週も相場の支援材料となると思われる。ただし、コーンベルト東部を中心に降雨予報となっており、十分な降雨があった場合に乾燥の改善で相場が動く可能性があるので天気予報には注意したい。作柄についてはUSDAが月曜日のクロッププログレスレポートで発表する。来週、USDAは輸出検証高を8月31日に輸出成約高を9月3日に発表する。EIAのエタノール統計は9月2日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ100上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ2
SMA上げ上げ上げ上げ上げ100上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ100上げ4
MACD上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
今週未使用
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ100上げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ100下げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ
RSI597679798688
ストキャステクス(%K, %D)78,8284,10093,9698,9796,9697,100

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。