相場分析2020年9月21日-9月25日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日アメリカ鉱工業生産1.0%増0.4%増
API原油在庫180万バレル減-130万バレル増952万バレル減
APIガソリン在庫376万バレル減
API留出油在庫112万バレル減
APIクッシング原油在庫79万バレル減
水曜日アメリカ小売売上高1.0%増0.6%増
EIA原油在庫180万バレル減-130万バレル増438万バレル減
EIAガソリン在庫38万バレル減
EIA留出油在庫346万バレル増
EIAクッシング在庫7万バレル減
EIA製油所稼働率71.8%(前週)75.8%
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数85.0万件86.0万件
アメリカ建築許可件数130.0万件126.2万件
EIA天然ガス在庫77B増89B増
金曜日べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数180基(前週)179基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの治験が再開されたことによるワクチン開発期待や大型企業買収発表を材料に買いが入った。火曜日はこの日発表のドイツや中国の経済指標が好調だったことで政界経済の回復期待が高まり買いが入った。水曜日はFOMCで金融政策の据え置きが発表されたことを材料に買いが入ったが、利益確定売りが出て横ばいで引けた。木曜日は下落で始まった。この日発表の経済指標が冴えない内容だったことやこれ以上の量的緩和は難しいとの見方が懸念材料となった。終盤買い戻されて下げ幅を削った。金曜日は売りが先行して始まった。加えて、アメリカ商務省がティックトックやウィーチャットなどの中国製アプリのダウンロードを禁止すると発表したことで米中対立の激化懸念が高まり下落した。

[来週の見通し]

米議会内での与野党対立で停滞している新型コロナウイルス経済対策案の行方が焦点になる。成立すれば大幅に株価が上昇すると考えられる。この他、金曜日にアメリカ商務省がティックトックやウィーチャットなどの中国製アプリのダウンロードを禁止すると発表した。これが新しい米中対立激化の火種になることで経済の先行き不安が高まることで株価が大幅に下落する可能性が出てきている。中国側の報復についての情報に注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ3
ROC下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
EMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
今週未使用
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
SMA下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際上げ上げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ
RSI424746441441
ストキャステクス(%K, %D)62,7276,9981,7384,8080,8887,92

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日はOPECの月報で原油需要が引き下げられたことを材料に下落したが、ハリケーン「サリー」の接近でメキシコ湾の原油生産が止まるとの懸念が高まり買い戻され横ばいとなった。火曜日はハリケーン「サリー」の接近による原油生産の減少を材料に買いが入った。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫952万バレル減、ガソリン在庫376万バレル増、留出油在庫112万バレル減、クッシング原油在庫79万バレル減だった。水曜日もハリケーンが接近することによる生産減少を材料に買いが入った。この日発表されたEIA原油在庫統計は原油在438万バレル減、ガソリン在庫38万バレル減、留出油在庫346万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫7万バレル増となり、原油在庫の減少が支援材料となった。木曜日はこの日行われたOPECプラスのJMMC(合同閣僚監視委員会)で減産非遵守国への減産履行を強く迫ったことを材料に買いが入った。金曜日はリビアの原油輸出再開見通しの報道が懸念材料となった。ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比1基減の179基となった。

[来週の見通し]

週末の熱帯低気圧ベータの動きには注目。現在、発達しながらメキシコ湾を西へ移動している。間もなくハリケーンとなる見込みでメキシコ湾岸の原油生産が影響を受けるかどうかには注意したい。今週発表のベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数は1基の減少となったが、リグ数の増減は大きくはないが逆に言えば生産が安定しているということで、今週急回復した原油生産には大きく影響しないと考えられる。火曜日発表のAPIの週間統計、水曜日発表のEIAの週間統計で原油ざいこの増加が見られるかどうかには注目したい。前週のJMMCではOPECプラスでは協調減産破りの埋め合わせだけが決定された。来週以降大きな動きはないと思われる。リビアの和平合意によりこれまで停止していた。原油生産・輸出が再開されるとの報道があり、実際に再開されるニュースには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ20上げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ20上げ5
SMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
ドンチャン下げ下げ下げ上げ上げ60上げ1
ROC下げ下げ下げ下げ上げ40上げ2
今週未使用
パラボリック下げ下げ下げ下げ上げ40上げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ20下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ上げ40上げ4
実際下げ上げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI241625374142
ストキャステクス(%K, %D)16,1614,1521,3139,7061,8481,89
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はメキシコ湾へのハリケーン「サリー」の接近でガス生産が減少していることやLNG輸出が好調なことから買われたが、利益確定売りが出て上げ幅を削った。火曜日もハリケーン「サリー」による生産減が支援材料になった。水曜日も引き続きハリケーン「サリー」による生産減少が支援材料だったが、この先の気温低下で冷房用需要が落ち込むとの見方から下落した。木曜日はEIAから発表された天然ガス在庫が前週比で89Bcf増となり、各社予想の76Bcfを大きく上回ったこと、冷房用需要が減少するとの見方が懸念材料となった。金曜日はハリケーン「サリー」の通過で生産が回復するとの見通しから売りが入ったが、LNGの輸出が好調なことを材料に上昇した。

[来週の見通し]

週末の熱帯低気圧ベータの動きには注目。現在、発達しながらメキシコ湾を西へ移動している。間もなくハリケーンとなる見込みでメキシコ湾岸の天然ガスの生産が影響を受けるかどうかには注意したい。EIAが木曜日に発表する天然ガス統計で現在順調なLNGの輸出がどうなるかに特に注目したい。仮に大きく輸出が落ち込むと天然在庫が10月末に向けて過剰に積み上がる可能性が高くなる。

[テクニカル分析]

下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ60上げ1
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
AO上げ上げ上げ下げ下げ40下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ下げ20下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
今週未使用
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
実際下げ上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ
RSI384247252025
ストキャステクス(%K, %D)6,05,1314,3016,512,08,20

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日はFRBが金融緩和政策を継続するとの見方や、追加経済対策について合意の可能性があるとムニューシン米財務長官が述べたことが支援材料となり上昇した。火曜日は利益確定売りが出て伸び悩んだが、ユーロ高ドル安を材料に買い戻されて、小幅下落だった。水曜日はFOMC後の政策期待から上昇して始まった。FOMCで金融緩和政策の2023年までの継続、インフレ率2%超えの容認など、概ね事前予想と一致したことから、失望売りや利食い売りが出て下落した。木曜日はFOMC後の材料出尽くしによる利益確定売りが優勢な展開で下落した。金曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大による経済の先行き不安やドル安を材料に上昇した。

[来週の見通し]

更なる金融緩和については難しいとの失望感が広がってはいるが、引き続き安全資産である金には買いが入りやすくなっている。特に、米中対立が再び高まりつつあることが材料になると考えられる。ただし、利食い売りも出やすくなっているので取引時は注意したい。この他、新型コロナウイルス流行に対して米議会で対立している経済対策法案成立の行方や米中対立やイラン制裁の続報には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
ドンチャン下げ下げ下げ上げ下げ20下げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ROC下げ下げ下げ上げ上げ40上げ3
MACD下げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
アルーン下げ下げ下げ上げ上げ40上げ5
今週未使用
SMA上げ上げ下げ下げ下げ40下げ
一目均衡表下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
AO下げ下げ下げ下げ下げ40下げ
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
実際上げ下げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI535750604142
ストキャステクス(%K, %D)43,3847,5856,7169,7868,5666,65
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は翌日からのFOMCで金融緩和政策が継続されるとの期待や金の上昇を材料に買われた。火曜日は金の下落を材料に売られる場面もあったが、買いの入りやすい展開で連日の上昇となった。水曜日はFOMCの様子見で大幅上昇となったが、日付が変わると売りが強まった。FOMC後に発表された政策は市場のほぼ予想通りの内容だったたが白金は上昇した。木曜日は当面の材料出尽くし感から利益確定売りが優勢となり7営業振りの下落となった。金曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大による経済の先行き懸念が高まったことや金の上昇を材料に買われた。

[来週の見通し]

アメリカ経済の先行き懸念や米中対立懸念から金相場と同様に上げが続いている。こちらも連日の上昇で利食い売りが大きく出やすい状況でとなっている。加えて、金より参加者が少なく大きな値動きとなる可能性があるので留意したい。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
EMA下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
一目均衡表下げ下げ下げ上げ上げ20上げ
AO下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
SMA下げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
パラボリック下げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
先週未使用
ドンチャン下げ上げ上げ上げ上げ60下げ4
アルーン下げ下げ上げ上げ上げ40上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
MACD下げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際上げ上げ上げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ
RSI525861655352
ストキャステクス(%K, %D)50,5067,9680,9493,9079,5464,48

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:降雨はなし。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を上回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:降雨はなし。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を上回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は利益確定売りが強かったが、立会時間に入るとこの日、USDAから発表された輸出検証高が128.3万トンと好調だったことで買い戻されて横ばいとなった。火曜日はコーンベルトで収穫に適した天気が続くとの予報が懸念材料となって下落した。水曜日は連日の大口成約で中国向けの輸出が旺盛なことが支援材料となった。木曜日は利益確定売りで下落する展開だったが、立会時間に入るとUSDAが発表した輸出成約高が245.7万トンと好調だったことで強く買われて大幅上昇した。金曜日は11営業日連続で中国向けの輸出が確認されるなど、輸出が順調なことを材料にこの日も大幅上昇した。

[来週の見通し]

大豆の収穫が間もなく始まる。乾燥や暴風で先月より悪化している作柄についてはUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで確認したいが、寒波による霜以外では最早大きく動かないと考えている。前週から引き続き、中国からの大口成約が連日出ており、相場を上昇させている。基本的に上昇トレンドと考えられるが、利食い売りには注意したい。USDAは9月21日に輸出検証高、9月24日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ60上げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ60上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ60上げ5
実際下げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ上げ上げ
RSI989891929292
ストキャステクス(%K, %D)96,9992,8486,7285,9688,9595,95
コーン

[今週のまとめ]

月曜日は値動きの小さい展開だった。この日、USDAが発表した輸出検証高は87.8万トンだったが影響は小さかった。火曜日はコーンベルトの好天で収穫が順調に進むとの見方を材料に売りが入って4営業日ぶりの下落となった。水曜日は大豆へ連れ高となる展開だった。木曜日は利益確定売りで下落する展開だったが、この日USDAが発表した輸出成約高が160.9万トンと順調で、輸出が好調なことが支援材料となった。金曜日も利益確定委売りで下落したが、好調な輸出を材料に買い戻されて、3営業日連続の上昇となった。

[来週の見通し]

コーンベルトの乾燥による作柄悪化は進んでいるが、依然として豊作予想がでている中、コーンの収穫が始まっている。需要面では主に中国向けの輸出が好調で大豆と同様コーン相場を押し上げている。来週も購入が続けば相場の支援材料となると思われる。すでに収穫が始まっており、大きく変化は起きないと思われるが、作柄についてUSDAによる月曜日のクロッププログレスレポートで確認しておきたい。この他、USDAは9月21日に輸出検証高、9月24日に輸出成約高を発表する。EIAのエタノール統計は9月23日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
ROC上げ上げ上げ上げ上げ80上げ1
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ80上げ2
SMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ3
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ80上げ4
EMA上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
今週未使用
MACD上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ80上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ80下げ5
実際上げ下げ上げ上げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI868477797972
ストキャステクス(%K, %D)78,8284,10093,9698,9796,9697,100

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。