相場分析2020年9月28日-10月2日

 

来週の経済指標カレンダー

重要な指標

新型コロナウイルス感染状況情報
今週の主な経済指標の結果
曜日    経済指標       予想      結果      
火曜日アメリカ中古住宅販売戸数600万件600万件
API原油在庫100万バレル-120万バレル増69万バレル増
APIガソリン在庫774万バレル減
API留出油在庫210万バレル減
APIクッシング原油在庫30万バレル増
水曜日EIA原油在庫100万バレル-120万バレル増163万バレル減
EIAガソリン在庫402万バレル減
EIA留出油在庫336万バレル減
EIAクッシング在庫0.4万バレル減
EIA製油所稼働率75.8%(前週)74.8%
木曜日アメリカ新規失業保険申請件数85.0万件86.0万件
アメリカ新築住宅販売戸数89.5万件101.1万件
EIA天然ガス在庫77B増66B増
金曜日コア耐久財受注1.2%増0.4%増
べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数179基(前週)183基

株式指数

ダウ

[今週の相場まとめ]

月曜日は欧州での新型コロナウイルスの感染再拡大が広がり再度ロックダウンが広がっていることで大幅下落したほか、複数の大手銀行がマネーロンダリングを放置していたと報道されたことなどを材料に売られた。火曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念材料となったが、この日発表の中古住宅販売件数やリッチモンド連銀製造業指数などの経済指標が市場予想より良好だったことを好感したほか、パウエルFRB議長、ムニューシン財務長官の議会証言で経済対策が必要であるとの発言が出たことを材料に買い戻された。水曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大を材料に3日連続で売りが入った他、パウエルFRB議長の議会証言でアメリカ経済の先行き不安が広がり大幅下落となった。木曜日はこの日のパウエルFRB議長の議会証言では金融緩和政策が継続されるとの発言が出たことを好感したほか、新規住宅販売件数が予想以上に好調だったこと、米民主党のベロシ下院議長が経済対策が必要との発言から追加経済対策への期待が高まったことを材料に買われたが、その後、売られて横ばいとなった。金曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大を材料に売りが入ったが、ムニューシン財務長官とベロシ下院議長が追加経済対策協議の再開で合意したことを受けて上昇した。

[来週の見通し]

来週は大きく動く可能性のある金曜日の雇用統計に注目。ただしどちらに振れるのかは難しく、ヘッドラインに注意したい。金曜日に米議会内での与野党対立で審議が停滞している新型コロナウイルスに対する追加経済対策の交渉再開が報道された。これが、成立すれば大幅に株価が上昇すると考えられるので続報に注意したい。一方で、欧州や米国内で新型コロナウイルスの感染再拡大が進んでいる。経済の先行き不安が高まることで売りが強まる可能性が高まるので注意したい。この他、再度全米各地でデモが広がっていることが懸念材料。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
AO上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
ROC下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
パラボリック下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
今週未使用
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
実際下げ上げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ
RSI413328303335
ストキャステクス(%K, %D)43,3737,2532,3421,317,1517,34

エネルギー

原油

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大によって原油需要が悪化するとの見方や内戦でこれまで止まっていたリビアの輸出が再開されるとの報道、株価の下落を材料に売られた。火曜日は欧州で再度新型コロナウイルスに対してロックダウンが始まったことを材料に売られた。この日発表のAPIの原油統計は原油在庫69万バレル増、ガソリン在庫774万バレル減、留出油在庫210万バレル減、クッシング原油在庫30万バレル増だった。水曜日はこの日発表されたEIA原油在庫統計は原油在163万バレル減、ガソリン在庫402万バレル減、留出油在庫336万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫0.4万バレル増となり、原油在庫の減少は支援材料となったが、新型コロナウイルスの感染拡大による原油需要見通しの悪化と株安を材料に売られて横ばいとなった。木曜日は株価の下落やドル高を材料に売られたが、株価が反発すると買い戻されて上昇した。金曜日は世界各地で新型コロナウイルスの感染が拡大していることで需要が悪化するとの見方と原油の供給は今後増加するとの見方を材料に売られたが、株高となると下げ幅を削った。ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘リグ稼働数は前週比4基増の183基となった。

[来週の見通し]

ハリケーンの通過のため減産していたメキシコ湾岸の生産は急速に戻った。EIAの統計では、アラスカ以外の48州の原油生産量は34万バレルの増加となった。加えて、今週発表のベーカー・ヒューズ社発表の稼働リグ数は4基の増加となり今後原油生産が回復されると考えられる。火曜日発表のAPIの週間統計、水曜日発表のEIAの週間統計で原油在庫の増加が見られるかどうかには注目したい。世界では、リビアでは来週より原油生産・輸出が再開される予定。実際に再開されたとのニュース、更なる生産回復に関するニュースには注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日  順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
ドンチャン上げ上げ下げ下げ下げ60下げ1
ROC上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
パラボリック上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
MACD上げ上げ上げ上げ上げ40上げ
今週未使用
SMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
AO下げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
EMA下げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
実際下げ上げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI上げ
RSI423742435354
ストキャステクス(%K, %D)81,8979,6473,6764,6066,7267,68
天然ガス

[今週のまとめ]

月曜日はメキシコ湾へのハリケーン「ベータ」の接近でLNG輸出が減少するとの見方から売られ、一時10%を超える大幅安となった。火曜日は天然ガス在庫が例年より積み上がっていることが注目されて売られて、2日連続の大幅安となった。水曜日は下げで始まったが、ハリケーンの通過で生産量が低下したこと、LNGやパイプラインによる輸出が非常に好調なことから買われて、一時10%を超える大幅高となった。木曜日は引き続き好調な輸出と生産量の減少を材料に買われた。EIAから発表された天然ガス在庫は前週比で66Bcf増となり、各社予想の76Bcfを大きく下回ったことも支援材料となった。金曜日は上昇で始まったが、今後2週間の天然ガス需要が従来予想より減少するとの見方や週末の利益確定売りが入って下落した。

[来週の見通し]

今週は前半に在庫の積み上がりが材料となったが、週の後半はメキシコ向けのパイプライン輸出やLNG輸出が記録的な量となったこと、生産量が落ち込んだことが相場を支援し乱高下した。今週もEIAが木曜日に発表する天然ガス統計で現在順調なLNGの輸出、ハリケーンの通過後の生産回復やリグ数の増加による生産増加、これまで需要を支えてきた冷房用需要は2週間で4.4Bcfの減少と10%以上減少したことによる需要減などに注意したい。在庫はここ5年間で最高水準まで積み上がっており、火曜日のように注目が集まれば強い売り材料になると考えられる。

[テクニカル分析]

下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合下げ下げ下げ下げ下げ80上げ
ROC下げ下げ下げ下げ下げ80上げ1
SMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ2
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ3
パラボリック下げ下げ下げ上げ上げ40上げ
アルーン下げ下げ下げ下げ下げ80下げ4
今週未使用
AO下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
一目均衡表下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80下げ
EMA下げ下げ下げ下げ下げ80下げ5
実際下げ下げ上げ下げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ
RSI252424413636
ストキャステクス(%K, %D)8,2010,1012,727,6545,6361,54

貴金属

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大でリスク回避のドル買いによる換金売りで大幅安となった。終盤安値拾いの買いで下げ幅を縮小した。火曜日も換金売りが強く下落した。水曜日も換金売りが継続し大幅安となった。木曜日は売りで始まったが、パウエルFRB議長の議会証言で金融緩和政策が継続されるとの発言があったことを好感して上昇した。金曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大や経済の先行き不安よる換金売りが強かったが、ムニューシン財務長官と、民主党のベロシ下院議長が追加経済対策の協議再開で合意したことを好感して買い戻された。終盤売りが強まり下落した。

[来週の見通し]

アメリカ政府当局による金融緩和や米議会で対立している経済対策法案の協議が再開されることへの期待感が支援材料となると考えらえる。ただ、新型コロナウイルスの感染再拡大を材料にドルが買われ金に換金売りが出て大きく値下がりする状況が続いている。新型コロナウイルスの感染再拡大がは欧米でなお進んでいるため、来週も換金売りが出やすいと思われる。大きく動く可能性のある金曜日の雇用統計には注意したい。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
EMA上げ下げ下げ下げ下げ60下げ4
ROC上げ下げ下げ下げ下げ60下げ5
MACD下げ下げ下げ下げ下げ80下げ1
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
今週未使用
ドンチャン上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
SMA上げ下げ下げ下げ下げ60下げ
一目均衡表上げ方向感なし方向感なし方向感なし方向感なし0方向感なし
AO下げ下げ上げ上げ下げ80下げ2
実際下げ下げ下げ上げ下げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ下げ
RSI423134293030
ストキャステクス(%K, %D)66,6551,3339,1919,613,1510,10
白金

[今週の相場まとめ]

月曜日は新型コロナウイルスの感染再拡大でリスク回避の換金売りや欧州での白金需要の低下の見方から大幅安となり900.0ドルの大台を割り込んだ。火曜日も換金売りが出て下落する展開となった。水曜日も引き続き換金売りが出て下落した。3営業日で100ドル近く下落する展開となった。木曜日は金融緩和政策が継続されるとの見通しから金が買われたことで上昇した。金曜日は前半の換金売りで下げたが、後半金と株の上昇を受けて買いが入った。

[来週の見通し]

金相場と欧州でのロックダウン再開を受けてリスク回避の換金売りが出ている。来週も続き大幅下落の可能性があるので、新型コロナウイルスの感染再拡大の情報には注意したい。また、米政府の追加経済対策が協議を再開しており、進展があれば支援材料となると考えられる。

[テクニカル分析]

来週は下落トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ROC上げ下げ下げ下げ下げ40下げ4
SMA上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
パラボリック上げ下げ下げ下げ下げ40下げ
ドンチャン下げ下げ下げ下げ下げ60下げ1
MACD下げ下げ下げ下げ下げ60下げ2
先週未使用
EMA上げ下げ下げ下げ下げ60下げ3
一目均衡表方向感なし方向感なし方向感なし方向感なし方向感なし0方向感なし
AO上げ上げ下げ下げ下げ20下げ
アルーン上げ下げ下げ下げ下げ40下げ5
実際下げ下げ下げ上げ上げ
オシレータ
CCI下げ下げ下げ下げ
RSI523841384138
ストキャステクス(%K, %D)11,1642,2327,911,09,1711,16

穀物

来週天気予報

天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を下回る見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:広い範囲で雨。今後の雨量は平年を下回る見込み。
気温:平年を下回る見込み。

大豆

[今週のまとめ]

月曜日は株安やドル高、金安を切っ掛けに利益確定売りが出て大幅下落した。この日、USDAから発表された輸出検証高が131.1万トン(前週162.5万トン)と好調だったことが大きく影響しなかった。火曜日はUSDAから中国向けの大口成約が発表されたことを材料に上昇したが、利益確定売りで横ばいとなった。水曜日はUSDAの発表した中国向けの大口成約が支援材料となったが利益確定売りが強く下落した。木曜日は利益確定売りや大豆の単収がUSDAの予想を超えるとの見方が広がって売りが入り、1000.0セントを割り込んだ。この日USDAが発表した輸出成約高が319.4万トンと非常に好調だったことが支援材料となった。一方、中国向けの大口成約発表はなかった。金曜日は中国向けの大口成約がこの日もなかったことや、生産者による換金売り警戒で売りが入った。

[来週の見通し]

大豆の収穫が始まっている。作柄についてはUSDAが月曜日に発表するクロッププログレスレポートで確認したい。一方で生産者による売り(ハーベストプレッシャー)へ警戒感が市場に広がっているとの報道もあり、豊作で値下がりしやすい状況だと考えられる。中国からの大口成約は木曜以降途絶えている。相場を上昇させていた材料だけに気になるところ。上昇トレンドからのトレンド転換には注意したい。USDAは9月28日に輸出検証高、10月1日に輸出成約高を発表する。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ5
ROC上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
パラボリック上げ上げ上げ下げ下げ40下げ3
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
MACD上げ上げ上げ上げ下げ40下げ4
AO上げ上げ上げ上げ上げ60上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ60上げ2
実際上げ下げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ
RSI827675696161
ストキャステクス(%K, %D)95,9586,6976,6562,5250,3337,26
コーン

[今週のまとめ]

月曜日はドル高と金安を切っ掛けに利益確定売りが入って下落した。この日、USDAが発表した輸出検証高は75.5万トンで影響は小さかった。火曜日は中国向けの大口成約が発表されたことが支援材料となったが、利食い売りが上げ幅を削り横ばいとなった。水曜日は利食い売りとコーンが史上2番目の豊作となるとの見方が材料となり売られた。木曜日はコーンベルトで好天により収穫作業が順調に進んでいるとの報道で売られて4営業日連続の下落となった。この日USDAが発表した輸出成約高は213.9万トンと非常に順調だったが大きな影響はなかった。金曜日はコーンの収穫進展による換金売り(ハーベストプレッシャー)が入ったが、終盤買い戻されて上昇で取引を終了した。

[来週の見通し]

今週USDAから発表されたコーンベルトの作柄は改善した。豊作予想がでている中でコーンの収穫が例年並みの速さで始まっている。収穫の進行で生産者による売り(ハーベストプレッシャー)が始まるとの見方が広がっている。最新の作柄や収穫率についてはUSDAによる月曜日のクロッププログレスレポートで確認しておきたい。この他、USDAは9月28日に輸出検証高、10月1日に輸出成約高を発表する。EIAのエタノール統計は9月30日に発表される予定。

[テクニカル分析]

来週は上昇トレンド予想

[予想の振り返り]

テクニカル指標予測一覧月   火   水   木   金   的中率(%) 次の日   順位 
総合上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
ROC上げ上げ上げ上げ下げ0下げ
ドンチャン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ1
SMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ2
パラボリック上げ上げ上げ上げ下げ0下げ
アルーン上げ上げ上げ上げ上げ20上げ3
今週未使用
EMA上げ上げ上げ上げ上げ20上げ4
MACD上げ上げ上げ下げ下げ20下げ
一目均衡表上げ上げ上げ上げ上げ20上げ
AO上げ上げ上げ上げ上げ20下げ5
実際下げ下げ下げ下げ上げ
オシレータ
CCI上げ上げ上げ上げ
RSI726361606058
ストキャステクス(%K, %D)95,9783,6270,5253,4435,1024,20

※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。