目次
来週の経済指標カレンダー
重要な指標
・4月11日
USDA輸出検証高(大豆、コーン)
・4月12日
21時30分 アメリカコアCPI(ダウ、金)
29時30分 API原油在庫統計(原油)
・4月13日
21時30分 アメリカ消費者物価指数(ダウ、金)
23時30分 EIA原油在庫統計(原油)
・4月14日
21時30分 アメリカ小売売上高(大豆、コーン)
21時30分 アメリカ新規失業保険申請数(ダウ、金)
23時30分 EIA天然ガス在庫統計(天然ガス)
USDA輸出成約高(大豆、コーン)
・4月15日
イースター前の金曜日で欧米は休場
26時00分 ベーカー・ヒューズ採掘リグ稼働数(原油、天然ガス)
新型コロナウイルス感染状況情報
・全世界(リンク先 ジョンズ・ホプキンス大学)
・アメリカ国内(リンク先 ニューヨークタイムス)
今週の主な経済指標の結果
曜日 | 経済指標 | 予想 | 結果 |
月曜日 | USDA輸出検証高(大豆) | 62.8万トン(前週) | 73.7万トン |
USDA輸出検証高(コーン) | 160.6万トン(前週) | 152.8万トン | |
火曜日 | アメリカISM非製造業指数 | 58.4 | 58.3 |
API原油在庫 | 155万バレル減 | 110万バレル増 | |
APIガソリン在庫 | 50万バレル減 | ||
API留出油在庫 | 60万バレル増 | ||
水曜日 | EIA原油在庫 | 205万バレル減 | 242万バレル増 |
EIAガソリン在庫 | 204万バレル減 | ||
EIA留出油在庫 | 77万バレル増 | ||
EIAクッシング在庫 | 165万バレル増 | ||
EIA製油所稼働率 | 92.1%(前週) | 92.5% | |
木曜日 | 新規失業保険申請数 | 20.0万件 | 16.6万件 |
EIA天然ガス在庫 | 28Bcf減 | 33Bcf減 | |
USDA輸出成約高(大豆) | 135.4万トン(前週) | 109.9万トン | |
USDA輸出成約高(コーン) | 63.6万トン(前週) | 92.7万トン | |
金曜日 | べーカー・ヒューズ原油採掘リグ稼働数 | 533基(前週) | 546基 |
べーカー・ヒューズ天然ガス採掘リグ稼働数 | 138基(前週) | 141基 |
株式指数
ダウ
[今週の相場まとめ]
月曜日はアジア時間後半には買われたが、欧州時間序盤に売られた。欧州時間後半から買いに転じたが、NY時間に入るとロシア軍によるウクライナ人虐殺疑惑を材料に売られた。ハイテク株を中心に買いが入って上昇で引けた。火曜日は欧州時間前半まで横ばいとなったが、欧米による対ロシア追加制裁の見通しを材料にNY時間まで売られた。水曜日はアジア時間は横ばい、欧州時間前半から売りが入った。NY時間前半になると買い戻され、FOMC議事録が発表されると一時高下したが、議事録がタカ派な内容だったことから売り直されて下落で引けた。木曜日はアジア時間序盤に売りが入ると横ばいとなった。欧州時間になると買い戻されたが、利上げを警戒した売りが入ってNY時間前半に安値を付けた。NY時間後半には好調な経済指標を材料に買いに転じて上昇で引けた。金曜日はアジア時間は横ばいだった。欧州時間になると買われたが、欧州時間終盤になると米長期金利の上昇を材料に売られて安値を付けた。NY時間になるとディフェンシブ株を中心に買われて上昇しで引けた。
[来週の見通し]
新規失業保険申請数が半世紀ぶりの水準まで低下し早期利上げ観測が高まっていることが懸念材料。各連銀総裁による利上げ発言が相次いでおり、場合によっては緊急利上げもありうるので続報に注意したい。ロシアとウクライナ間の戦闘激化が懸念材料に、停戦交渉が支援材料となる可能性があるのでこちらにも注意。
[テクニカル分析]
・RSI:上げの余地あり
・ストキャスティクス:上げの余地あり
・ボリンジャーバンド:買い、レートは中央付近
・EMA:買い
・SMA:買い
・一目均衡表:買い
・AO:買い
・MACD:買い
来週は上昇トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | |
MACD | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 40 | 下げ | 5 |
ROC | 上げ | 上げ | 下げ | 上げ | 下げ | 40 | 下げ | |
パラボリック | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
ドンチャン | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 上げ | 40 | 上げ | |
EMA | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | 1 |
今週未使用 | ||||||||
SMA | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | 2 |
アルーン | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
一目均衡表 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | 3 |
AO | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | 4 |
実際 | 上げ | 下げ | 下げ | 上げ | 上げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 下げ | 下げ | ||||||
RSI | 72 | 69 | 58 | 51 | 46 | 51 | ||
ストキャス ティクス | 61,44 | 50,55 | 44,33 | 35,16 | 27,32 | 31,44 |
エネルギー
原油
[今週の相場まとめ]
月曜日は約40pipsの下窓が開いて始まった。アジア時間は横ばい。欧州時間になるとロシア軍によるウクライナ人虐殺疑惑でEUによるエネルギー関連の追加制裁が行われるとの見方が支援材料となり上昇した。NY時間になると一旦利食い売りが優勢となったが、後半買いに転じて引けた。火曜日はアジア時間序盤からサウジアラビアの販売価格引き上げや欧米によるロシアへの追加制裁見通しを材料に買われた。アジア時間後半からNY時間までは横ばいとなった。NY時間に入ると米長期金利の上昇やIEA諸国の戦略備蓄の放出が再認識されたことを材料にした利食い売りで下落した。取引終了時間まで買い戻されて下げ幅を削った。この日発表のAPIの週間在庫は原油在庫110万バレル増、ガソリン在庫50万バレル減、留出油在庫60万バレル増だったが大きな影響はなかった。水曜日はアジア時間は横ばいとなった。欧州時間に入ると買いが入って高値を付けたが、欧州時間後半からIEA加盟国が米国と協調して原油在庫を放出すると発表したこと、ロックダウンによる中国の需要懸念などを材料に売られてNY時間前半に安値を付けた。取引終了時間までやや買い戻されて引けた。この日発表されたEIAの週間統計は原油在庫が242万バレル増、ガソリン在庫204万バレル減、留出油在庫77万バレル増、オクラホマ州クッシング原油在庫165万バレル増となったが大きな影響はなかった。木曜日は約60pipsの上窓が開いて始まった。アジア時間は横ばいで、欧州時間になると売りが入った。買い戻されて欧州時間後半に高値を付けたが、欧州時間終盤から価格上昇によるアメリカの需要減や新型コロナウイルスによる中国の需要減の見方、戦略備蓄の放出などを材料に売られてNY時間前半に安値を付けた。取引終了時間までやや買い戻されて引けた。金曜日はアジア時間前半に安値を付けて横ばいとなった。欧州時間序盤は買われたが、その後横ばいとなった。NY時間になるとG7によるロシアへの追加制裁を材料に買われて高値を付けたが、新型コロナウイルスが増加している中国の原油需要が減少するとの見方を材料に取引終了時間まで売られて上げ幅を削った。ベーカー・ヒューズ社が発表した原油採掘用リグ稼働数は546基と前週から13基の増加だった。
[来週の見通し]
米国やIEA加盟国が原油在庫の放出に踏み切ったこと、統計的に米国の需要が後退していること、中国で新型コロナウイルスが拡大していることで需要が減少するとの見方などが懸念材料となっている。ロシア産の原油輸入への制裁が発表された場合には高騰する可能性があるので注意したい。来週は火曜日にAPIから週間在庫、水曜日にEIAから週間在庫が発表される。
[テクニカル分析]
・RSI:下げの余地あり
・ストキャスティクス:売りの過熱感
・ボリンジャーバンド:売り、レートは-σ付近
・AO:売り
・MACD:売り
・ROC:売り
・ドンチャン:売り
・SMA:売り
来週は下落トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
MACD | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 2 |
ROC | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 3 |
アルーン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 4 |
ドンチャン | 下げ | 下げ | 下げ | 上げ | 下げ | 60 | 下げ | |
EMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
今週未使用 | ||||||||
パラボリック | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 下げ | 40 | 下げ | |
SMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 5 |
AO | 上げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 80 | 下げ | 1 |
一目均衡表 | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 下げ | 40 | 下げ | |
実際 | 上げ | 下げ | 下げ | 下げ | 上げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 下げ | 下げ | 下げ | |||||
RSI | 47 | 57 | 55 | 43 | 42 | 34 | ||
ストキャス ティクス | 27,8 | 18,31 | 19,18 | 18,5 | 13,16 | 14,22 |
天然ガス
[今週のまとめ]
月曜日はアジア時間から欧州時間後半まで横ばいとなった。欧州時間後半になるとロシア軍によるウクライナ人虐殺疑惑でEUによるエネルギー追加制裁が行われるとの見方を材料にNY時間前半まで買われた。終盤利食い売りが入って上げ幅を削った。火曜日はアジア時間に前半に欧米によるロシアへの追加制裁見通しを材料に買われると横ばいとなった。欧州時間後半から制裁強化や生産減や気温低下、好調なLNG輸出を材料に買われ6ドルの大台を超えた。NY時間後半になると利食い売りが入って上げ幅を削った。水曜日はアジア時間からじり高の展開となった。欧州時間後半になると欧州の対ロシア加経済制裁が発表されたことを材料に買われた。NY時間になると原油の下落を材料に利食い売りが出て一時6ドルを割り込んだが、買い戻されて横ばいで引けた。木曜日は欧州時間後半まで横ばいとなった。欧州時間終盤に一時買われたが、売りに転じて安値を付けた。NY時間になるとこの日EIAが発表した天然ガス在庫が33Bcf減と各社予想の28Bcf減を上回る強気な結果だったことやLNGの旺盛な輸出需要を材料に買われて上昇した。 金曜日はアジア時間は横ばいで欧州時間に入ると買われて高値を付けたが、食い売りが強まりNY時間前半に安値を付けた。終盤買い戻されて下げ幅を削った。この日、ベーカー・ヒューズ社が発表した天然ガス採掘用リグ稼働数は141基と前週から3基の増加となった。
[来週の見通し]
ウクライナ情勢の悪化でロシア産を忌避する動きもあり、欧州向けなど米国のLNG輸出が好調なことが強力な支援材料となっている。来週木曜日にEIAから天然ガスの週間在庫が発表される。
[テクニカル分析]
・RSI:買いの過熱感
・ストキャスティクス:買いの過熱感
・ボリンジャーバンド:買い、レートは+2σ付近
・SMA:買い
・一目均衡表:買い
・AO:買い
・EMA:買い
・アルーン:買い
来週は上昇トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | |
SMA | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 1 |
一目均衡表 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 2 |
AO | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 3 |
EMA | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 4 |
ドンチャン | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | |
今週未使用 | ||||||||
パラボリック | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | |
MACD | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | |
ROC | 下げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | |
アルーン | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 5 |
実際 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | ||
RSI | 80 | 85 | 84 | 83 | 88 | 84 | ||
ストキャス ティクス | 87,90 | 87,92 | 90,89 | 86,76 | 87,95 | 85,83 |
貴金属
金
[今週の相場まとめ]
月曜日はアジア時間前半から売られて安値を付けて横ばいとなった。欧州時間になるとロシア軍によるウクライナ人虐殺疑惑でEUによるエネルギー追加制裁が行われるとの見方を材料に買い戻されたが、上げは続かず取引終了時間まで横ばいとなった。火曜日はアジア時間から欧州時間中盤まで横ばいとなった。欧州時間終盤から欧米によるロシアへの追加制裁を材料に買いに転じたが、NY時間になると米長期金利の上昇を材料に売られて安値を付けた。終盤やや買い戻されて下げ幅を削った。水曜日は一時売られる場面があったが、アジア時間はおおむね横ばいだった。欧州時間に入ると米長期金利の上昇を材料に売られて安値を付けたが、買い戻されて下げは続かなかった。欧州時間後半には欧州の対ロ追加経済制裁の発表を材料に買われて上昇した。NY時間にFOMC議事録が公開されると一時上昇したが、タカ派な内容だったことから売りに転じて安値を付けた。終盤、買い戻されて小幅上昇で引けた。木曜日はアジア時間から高下し安値を付けた。欧州時間になるとじり高となり上昇した。NY時間になると利食い売りが出たが、ウクライナでの戦闘の激化を材料に買われて高値を付けた。米長期金利が上昇したことから上げは続かず売られて上げ幅を削った。金曜日はアジア時間前半に買いが入ったが、後半になると売られて安値を付けた。欧州時間に入るとじり高となり上昇したが、米長期金利の上昇を受けて売られた。NY時間に入るとウクライナでの戦闘の激化でリスクヘッジの買いが入り上昇した。米長期金利上昇から上げは続かず売られたが、終盤に買いに転じるとほぼ高値引けした。
[来週の見通し]
ロシアとウクライナの戦争が激化しておりリスクヘッジ資産として買われている。一方、インフレの進行でFRBが利上げを進めるとの見方から長期金利が上昇していることが懸念材料となっている。
[テクニカル分析]
・RSI:下げの余地あり
・ストキャスティクス:下げの余地あり
・ボリンジャーバンド:横ばい、レートは+σ付近
・ROC:売り
・パラボリック:買い
・EMA:売り
・一目均衡表:買い
・アルーン:売り
来週は下落トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
ROC | 上げ | 下げ | 上げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 1 |
パラボリック | 下げ | 下げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | 2 |
ドンチャン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 上げ | |
SMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
MACD | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
今週未使用 | ||||||||
EMA | 下げ | 下げ | 上げ | 下げ | 下げ | 40 | 下げ | 3 |
AO | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
一目均衡表 | 上げ | 上げ | 上げ | 下げ | 下げ | 40 | 上げ | 4 |
アルーン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | 5 |
実際 | 上げ | 下げ | 上げ | 上げ | 上げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 上げ | |||||||
RSI | 44 | 53 | 49 | 45 | 53 | 53 | ||
ストキャス ティクス | 54,45 | 54,46 | 48,43 | 48,46 | 48,55 | 61,82 |
白金
[今週の相場まとめ]
月曜日はアジア時間は横ばいだった。欧州時間に入ると買われて高値を付けたが、白金の工業用需要が低迷するとの見方から売られて安値を付けた。NY時間に入ると買い戻されて横ばいで引けた。火曜日はアジア時間から欧州時間中盤まで横ばいとなった。欧州時間終盤に売られ、NY時間になると米長期金利の上昇を材料に売りが加速した。水曜日はアジア時間は売りで始まったが、原油の上昇を材料に上昇に転じた。欧州時間前半に高値を付けたが、株価や原油の下落を材料にNY時間前半にかけて売られた。FOMC議事録公表前後にやや高下したものの大きな影響はなく横ばいで引けた。木曜日はアジア時間から白金の需要減を材料に売られて欧州時間序盤に安値を付けた。買い転じた後、NY時間になると金の上昇を材料に再度買われて上昇で引けた。金曜日はアジア時間から欧州時間後半まで横ばいとなったNY時間になるとロシアによるパラジウムの輸出制限懸念を材料に強く買われたが、白金の需要減少見込みから売られて上げ幅を削った。
[来週の見通し]
欧州や中国での工業用需要の後退や米長期金利の上昇が懸念材料となっている。一方で、対ロ制裁に対する対抗上ロシアがパラジウム輸出規制を行うとの見方が支援材料。
[テクニカル分析]
・RSI:売りの過熱感
・ストキャスティクス:下げの余地あり
・ボリンジャーバンド:売り、レートは-σ付近
・ROC:売り
・一目均衡表:売り
・パラボリック:売り
・MACD:売り
・アルーン:売り
来週は下落トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
ROC | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 1 |
一目均衡表 | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 2 |
パラボリック | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 3 |
MACD | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 4 |
SMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
今週未使用 | ||||||||
ドンチャン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
EMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
AO | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | |
アルーン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 5 |
実際 | 下げ | 下げ | 下げ | 上げ | 上げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 下げ | 下げ | 下げ | |||||
RSI | 37 | 51 | 30 | 23 | 28 | 27 | ||
ストキャス ティクス | 36,33 | 32,34 | 27,15 | 18,5 | 14,23 | 27,53 |
穀物
来週天気予報
天気予報(アメリカ)
・コーンベルト東部:イリノイ州、インディアナ州、オハイオ州
天気:広い範囲で雨やみぞれ。今後の雨量は平年以上の見通し。
気温:平年以下の見込み。
・コーンベルト西部:アイオワ州、ネブラスカ州、ミネソタ州、ミズーリ州
天気:西側で雪やみぞれ。今後の雨量は平年以下から平年並みの見通し。
気温:平年以下の見込み。
天気予報(南米)
・ブラジル(コーン・大豆産地):北部や南部で雨、中部では雨なし。
・アルゼンチン(パンパ地域):西部で降雨。
大豆
[今週のまとめ]
月曜日は約50pipsの上窓が開いて始まった。前週発表の作付意向面積の増加で大豆相場が下落したことから大豆からコーンへの転作が起きるとの見方を材料にじり高の展開となり、NY時間前半に高値を付けた。一旦利食い売りが入ったが、ウクライナ南部へのロシア軍の攻撃でウクライナ産穀物やヒマワリの供給がより困難となるとの見方を材料に再度買われた。火曜日は約80pipsの上窓が開いて始まった。アジア時間後半から買われたが、欧州時間は横ばいで推移した。NY時間になると小麦相場や大豆かす相場の上昇を材料に買われて高値を付けたが、利食い売りが出て上げ幅を削った。水曜日は約30pipsの上窓が開いて始まった。アジア時間序盤に一旦下落したが、原油の上昇を材料に買いに転じた。欧州時間になると上海のロックダウンによって中国向けの需要が減るとの見方を材料にNY時間前半まで売られ下落で引けた。木曜日はアジア時間後半に売りが入ったが、買い戻されると欧州時間は横ばいとなった。NY時間になるとこの日ブラジルConabが発表した大豆予想生産量が引き下げられたことを材料に買われて上昇した。金曜日はアジア時間序盤に上昇すると横ばいと案った。欧州時間後半に売られたが、NY時間前半にかけて買いに転じた。需給報告前のポジション調整で売られた後、需給報告が発表されると一時下落したが、米国の大豆需要増加の見方を材料に買われて大幅上昇で引けた。
[来週の見通し]
ウクライナ産やロシア産の穀物、油脂用作物に供給不安が生じていることが、引き続き支援材料となっている。一方で中国で新型コロナウイルスが拡大していることが懸念材料。USDAは月曜日に輸出検証高、木曜日に輸出成約高を発表する。
[テクニカル分析]
・RSI:下げの余地あり
・ストキャスティクス:下げの余地あり
・ボリンジャーバンド:横ばい、レートは+σ付近
・一目均衡表:売り
・MACD:売り
・パラボリック:買い
・ドンチャン:買い
・EMA:買い
トレンド転換、来週は上昇トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 上げ | |
MACD | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | 2 |
パラボリック | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 上げ | 3 |
ドンチャン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 上げ | 4 |
ROC | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
アルーン | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
今週未使用 | ||||||||
一目均衡表 | 上げ | 上げ | 下げ | 下げ | 下げ | 60 | 下げ | 1 |
AO | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
SMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
EMA | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 上げ | 5 |
実際 | 上げ | 上げ | 下げ | 上げ | 上げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 下げ | 下げ | 上げ | |||||
RSI | 34 | 40 | 46 | 42 | 47 | 49 | ||
ストキャス ティクス | 13,0 | 6,15 | 16,33 | 25,26 | 37,51 | 54,84 |
コーン
[今週のまとめ]
月曜日は約50pipsの上窓が開いて始まった。アジア時間から欧州時間前半まで買われた後は横ばいとなった。NY時間後半になるとウクライナ南部へのロシア軍の攻撃でウクライナ産コーン輸出がより困難となるとの見方を材料に上昇した。火曜日は約100pipsの上窓が開いて始まった。アジア時間から欧州時間前半にかけては横ばいだった。欧州時間前半に買われた後は再度横ばいとなった。NY時間になるとウクライナ南部への攻撃を材料にした小麦相場の上昇を材料に買われて高値を付けた。利食い売りが出て上げ幅を削ったが、終盤買い戻された。水曜日はアジア序盤に売られたが、原油の上昇を材料に買われた。アジア時間後半になると売られて欧州時間終盤に安値を付けた。ウクライナ産コーンの供給懸念を材料に買いに転じてNY時間前半に高値を付けたが、利食い売りが出て上げ幅を削った。木曜日はアジア時間序盤に上昇すると横ばいとなった。欧州時間序盤に売られると再度横ばいとなった。欧州時間終盤にブラジルConabが発表したコーンの予想生産量が引き上げられたことが懸念材料となり売られたが、NY時間前半に大豆へつれ高となり上昇した。金曜日はアジア時間は横ばいで、欧州時間に入ると売られて安値を付けたが、買いに転じてNY時間前半まで上昇した。需給報告前のポジション調整で売られた後、需給報告が発表されると一時急落したが、ロシアによる侵攻でウクライナのコーン輸出がUSDAの予想より減少するとの見方を材料に買いに転じて上昇で引けた。
[来週の見通し]
ロシア産小麦やウクライナ産コーンの供給不安、ブラジル中部の乾燥が支援材料となっている。続報に注意したい。USDAは月曜日に輸出検証高、木曜日に輸出成約高を発表する。
[テクニカル分析]
・RSI:上げの余地あり
・ストキャスティクス:上げの余地あり
・ボリンジャーバンド:買い、レートは+2σ付近
・AO:買い
・一目均衡表:買い
・SMA:買い
・パラボリック:買い
・アルーン:買い
来週は上昇トレンド予想






[予想の振り返り]

テクニカル 指標予測 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 的中率 (%) | 次の日 | 順 位 |
総合 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | |
ROC | 下げ | 下げ | 上げ | 下げ | 上げ | 40 | 上げ | |
AO | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 1 |
一目均衡表 | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 2 |
EMA | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 3 |
MACD | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 下げ | 20 | 下げ | |
今週未使用 | ||||||||
SMA | 下げ | 下げ | 下げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | |
ドンチャン | 下げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | |
パラボリック | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 上げ | 80 | 上げ | 4 |
アルーン | 下げ | 下げ | 下げ | 上げ | 上げ | 60 | 上げ | 5 |
実際 | 上げ | 上げ | 下げ | 上げ | 上げ | |||
オシレータ | ||||||||
CCI | 下げ | |||||||
RSI | 46 | 47 | 59 | 50 | 55 | 54 | ||
ストキャス ティクス | 46,35 | 52,63 | 60,82 | 73,74 | 78,79 | 81,89 |
※このHPページで紹介している相場の動きの見方や見通しは一般的な考え方に基づくものであり、利益の増加や損失の減少を保証するものではありません。ご自身の判断にてお取引いただきますようお願いいたします。